キク科 ヨモギ
ベニマシコが冬に口の周りをヨモギの毛だらけにして実を啄んでいました。後でヨモギの種を確認したらとっても小さな芥子粒の様な種でした。種が出来ると言う事は花が咲くのですからいつかは写したいと思っていました。これがその花です。草餅はご存知でしょうけれど、花は見られたことないのでは?
アップするとこんな感じです。半透明の突き出ているのが花柱です。エンジ色の丸い感じの物が両性花です。花粉は両性花で作られて風で運ばれる風媒花です。
両性花の雄蕊から花粉が出ている所です。今回も薬木広場を歩いていたら足元から花粉が出るんです。見るとヨモギが花開いていました。タイミングバッチリでした。
こちらが花柱に花粉が上手くついたところです。ルーペが無いと見えない世界です。
こちらは花粉です。テーブルの上にそっと持ってきて置いただけでこれだけ零れ落ちました。風媒花ですから数が勝負ですね。これで又小鳥たちが啄んでくれて未消化の種をあちこちに撒いてくれることでしょう・・・