ヒノキ
数年前にこの場所にはきっと木曽5木が有るだろうと思い立ち全部を探し出したことがありました。きっかけは木曽川庭園という事も然る事ながら、裏入り口から入るとヒノキの次にサワラが有りその直ぐ傍にアスナロが有ったのです。で、「え~~??もしかしたら残るコウヤマキとクロベも有るのでは」と・・・コウヤマキはすぐに見つかったのですがクロベがなかなか見つからなくって、2か所目の入り口に有るのを1本だけ見つけました。
ご存じ気孔のYの字です・「ワイはヒノキやで~~」と覚えると忘れないと言う気孔です。Yの字になっています
サワラ
こちらはサワラです。実の付き方がヒノキは葉の上なのに対してサワラは葉の下につきます。
気孔もHの字に見えます。「H触らないで」と覚えると覚えやすいです。「サワラな神に祟りなし」って何の意味も無いのですが触らないと同定は出来ません
アスナロ
分かりやすいのがアスナロですね。鱗片状の葉が大きくて見分けやすいです
気孔もチューリップの形の様に見えませんか?こちらも他のものと比べて明らかに違いますので同定しやすいです
クロベ
アスナロの鱗片状の物より小さくなっています。確実に違うのは葉裏の気孔です
アップで写すとよく分かりますが形は似ているのですが大きさがまるで違います
気孔
気孔はアスナロの様に白くなっていません
コウヤマキ
ここにはこの1本しかないのです。これが枯れたら木曽5木は見ることが出来ないので何とか後2~3本は植栽しておいてほしいものです
ツガ
他に針葉樹はこのツガも有ります
モミ
モミも有ります。カツラの大きな木も数本有りこの時期とてもいい香りが谷を包んでいます