中絶胎児が1700体放置されていたことが発覚したそうな。
1960年から1970年代に、学生の解剖実習用にと集められたらしい。
開学当初は、成人の遺体が少なく、胎児でもいいと、集められたとか。
最近献体を思い立ち、大学に申込をした。承諾書を提出するようにとの書類が届いている。
以前は臓器移植を考え、臓器提供のカードを免許証と一緒に保管している。
臓器提供に、年齢制限があるのか、は知らないのだが、高齢に近付いてきたこともあり、健康な若い臓器というわけにはいかなくなったので、献体にしようと思い立っての、申し出だった。
臓器提供者は、駄目ですとか、近親者の同意書を必ずつけるようにとある。
親、兄妹がいなかったら、親戚の同意を提出せよとあった。
申し出る大学も一覧には20大学くらい並んでいるものの、今年の募集は終わっているとか、
今は、受け付けていないとか、で、間に合っているところも多い。
医学部のほかに歯学もあったが、歯学は、多少不足気味らしい。
大学が個々に管理、個々での対応とかで、登録は一元化にはなっていない。
足りないところ、余っているところの差は大きいようだ。
1700体はみすみす放置され、腐敗や乾燥で研究などに使えない胎児が多数あったとか。
大学個々での対応のほかに、共有の道が開かれるといいのにと思う。