「だったん人の踊り」って?
という声が、団員のなかから聞こえた。
2008年に交響楽団の定演で「イーゴリ公」より「ポーロヴェツ人の踊り」の演奏があり、合唱をやって
欲しいとかのお誘いがあったとかで、参加することになり、練習に誘われたことを思い出した。
ロシア語ではラフマニノフの「晩祷」をやっていたことも、あり人数が合唱団の人数が足りなかったらしい。
なので、この曲は、思い出に曲でもある。
この時に協力しようと、入団したのがきっかけとなり、まだ、その時の団に所属している。
その時誘ってくれた人は、仕事の関係や、個人的な理由で、退団してしまった。
その思い出の曲を、「知らなーい」という人に今度聞いてもらおうかと、2008年のオケ合わせの練習時の
録音をICレコーダーに落とした。
「ポーロヴェツ人の踊り」の合唱部分を取り出そうと、久しぶりに聞いてみた。
確か、この演奏の話の前に、合唱指導者から「イーゴリ公」のチケットが安く手に入るとかの話があって、
チケットを購入。事前に、ネットで調べたり、映画をみたりしていた。
その後、偶然なのか、その指導者が演奏会の件を知っていたからなのか、「韃靼人の踊り」という言葉しか知らずにいたのに、急に近付いたことに何か不思議な気がしたのを思い出した。