個人ヴォイトレがあった。
夕方の6時半から当初予定の7時半を一時間オーバーのスケジュールで、後半の人は、持ち時間2分というせわしさだった。
人が受けている時も勉強になると思い、10人くらいの人のヴォイトレ時間も参加して、先生からの
ご注意やアドバイス、などを聞かせてもらった。
いつもなら、きれいに発声している人たちが、先生の前に行くと、喉がしまったり、声が震えたり。
一度言葉で歌い、次に、「お」でとか「あ」でとか、でもう一度発声する。
「口を縦にして」とか「大きく開けて」とか、「腹筋を使って」とか「横隔膜を下げて」とかの
アドバイスを受けて繰り返していく。
リラックスしてきたかのように、声が変わっていくのがわかる。
オペラ歌手なら、どのような姿勢でも同じように発声している。
姿勢は直立のままで変わらないのに、心理的な状況や、曲によって、発声が変わってしまう。
心理状態が声にも影響するのは、当たり前のこと。
つくづく、無意識で条件に左右されずに、発声できるようになることが、大事なのだと思う。
練習を積むしかないのだけれど、試行錯誤で積んでいくしかない。
今回のようなヴォイトレは貴重な時間。
次回からは、「一人15分くらいかけて行いましょう」ということになった。