「節電」という言葉は、毎日目にするようになった。
使用電力量も、日曜日は、表示されなくなったが、平日は、一日の使用料が1時間単位で、わかるようになっている。
夏の節電が、始動し、毎日の、話題にも上っている。
案の上、「行き過ぎた節電」の話題も目にする。
節電と称して、冷房を止め、室内の明かりも落としている職場があるとか。
「節電を言い訳に経費を浮かしている」とも取れなくもないらしい。
労働安全衛生法の事務所衛生基準規則というのがあって、屋内でエアコン等がある場合は、17度以下あるいは28度以上の室温にした場合、違反だそうな。
改善を求めても解消されない場合、社員が健康を害した場合の責任は会社側に発生するとのこと。
結構細かい規定が、されているものだ。
会社に限らず、物事を極端にとらえる人は、少なからずいる。
ダイエットとか、身体に悪いこととか。
盲目的に信用して、極端に走る人もいるし、拡大解釈して、極度になる人もいる。
そこそこにということを、考えないのは、なぜなのだろうか。
白黒つけたがるという、気質も、影響しているのだろうか。
物事は、目先だけにとらわれずに、一歩、後ろへ下がってみるということも、取り入れると
いいのではないか。
そういえば、「今朝のテレビで、物事を斜めに見る癖をつけると良い」とキャスターが言っていた。
一歩下がったり、斜めに見たり、第3者の立場で、物事を判断するというのも、必要では。