熱戦が続いている高校野球で、ノーヒットノーラン目前に、投手を交代させたということで、
監督に対して批判がでているそうな。
点差があったのだからとか、ノーヒットノーランをさせてあげたら、一生の思い出になるのに
とか、外野は言いたいことを言える。
今回の試合では、最初から2アウトで交代の話だったそうな。
2010年11月にひじを手術しているというし、ここで、無理させたら、投手生命が絶たれることになるかもしれない。まだ高校生なのだから、無理させる度合いがあるだろう。
以前、足を骨折してテーピングしたまま、体操の練習をしているオリンピック参加選手の映像を見たことがある。
骨折しているなら、普通なら練習を休んだらと、思う。
足を使わない上半身とか、軽い筋トレをするとかの方法があるのではないかと、思ってしまう。
スポーツとか身体を動かすことって、休養と練習の度合いが難しい。
休養をすればいいという場合もあるだろうし、元に戻ったら倍いじょうかけて、以前の状態に持っていかなかればならないということもある。
どれだけ休む必要があるかは、他人にはわからない。
本人だって、自覚できないこともあろう。
適度に使うのが最善とはわかっていても、その適度の度合いの判断は難しい。
以前、水島真司の野球漫画を見た時、一試合を楽に投げようと思うなら2試合分の投球の練習をしなければというようなセリフがあった。
その時、目からうろこの落ちる思いがしたことを思い出した。
伸びきった弓は、たやすく切れるという言葉も何かで聞いたことがある。
そのかねあいを間違ってはいけない。
監督であったら、将来のある高校球児の未来も見据えての判断を要求される。
第三者の、惑わす発言は、控えて欲しいと思う。