『悪魔の花嫁』と言うタイトルの漫画が、あった。
悪魔がいわく。
「人間ってやりにくい。本当に怖いものは見えぬ」という台詞があった。
うん十年もたっているが、妙に忘れない言葉の一つになっている。
正確な言い回しは、忘れてしまったが、本当に怖いものには、無頓着でいて、大したことでは
ないことを怖がるというような意味だったと思う。
目の錯覚は誰でも知っているだろうけれど、見たものしか信じないという人は、確かにいる。
だまされやすい人と言うのも、存在している。
以前、テレビで「だまされやすい人は、○○の人に多い」なんて、実際に、信じやすい人との比較をしている番組があった。
えてして、人は、騙されやすい。
知って欲しいことには、気がつかないで、どうでもいいようなことに、心配したり翻弄されたりする。
危険と隣り合わせの時は、死に至ることもあるのに。
気付かない人の多いのには、驚かされる。
「無知は罪」と言った人もいるが、気づかずにだまされて、どん底に落とされた、『あんたの「罪」』なんて言われたら、救われない。
「レジオネラ菌」という名前を久しぶりに目にした。
そして、法定の100倍を超える高利の登録していない者が、逮捕されたとか。
人をだますことに痛みを感じない者にとって、相手がどんなに打ちのめされるかは、気にしない。
自分たちが金を儲けることしか、考えてない。
そういう、輩に、関わってしまったら、防御のすべはない。
100倍を超える利子は、払う必要はないはずだが、それに気付かせない、手法にたけている輩に、カモにされたら、自分ではどうしようもない。
引っかからないことを祈るのみ。