免許をとって、半年ほどして、軽自動車を買った。
それから、30数年、通勤にも使っていたが、軽い人身事故をきっかけに、ペーパードライバー
に徹した。
その後、何度か、更新を繰り返し、ついでに眼鏡を新調だけしてきた。
そろそろ、免許証を返そうかと時折考える。
今年、更新時期になったので、もう一度だけ、更新して、次々回の時、返そうかと
思う。
時折、高齢者の事故がニュースになる。
失礼ながら、80歳を超えたら、運転は、控えたほうがいいと思う。
人によっては、70歳超えたら、止めたほうがいいかもしれない。
その判断は、本人任せ。
視力が極端に落ちてしまったとか、体のどこかに、支障が出ると、控えようという気になるものの
ような気がしていたが、そうは、考えない人も時折いるようだ。
最近では、無免許の消防士とか、公用の運転士、救急車の運転士がいたという。
便利な車も凶器になるということを意識しない人が多いことに気がめいる。
人身事故を起こした時、運転することが怖くなって、運転ができなくなったものの、本人確認の必要性から、免許の更新をしているが、今は、運転する気持ちはまるで起きない。
事故を起こさなかったら、今でも、乗っていたのかなとは思う。
けれども、走る凶器だということだけは、持ち続けているし、更新時の講習も、肝に銘じてみるようにしているのだが、そうは、思わない人もいるよう。
以前、知能を持っていて、話すことのできる車のドラマがあった。
運転手は眠っていても、安全に走行する、車だった。
そんな車が日常の車になる日は近い将来なるのだろうか。
その日が来るまでにいったいどのくらいの犠牲者がでるのだろう。
道を歩くとき、他人の運転は信用していないが、ふっと、緊張が途切れるときに限って、事故が
起きるだろうから、運がいいことを願うしかないか。