オーディションを受けることになった。
練習に参加していて、オーディションというのは、初めて。
入団時に、「練習参加の日数が3分の2に満たない場合は、オーディションを受けていただきます」
との、説明があったので、3か月近くあとからの参加だったので、覚悟はしていた。
2月から始まり18日間の日程を終え、出席が10日未満の人の発表があった。
ちなみに、自分は6日出席。
10人以上、該当者がいて、オーデションを必ず受けてくださいという言葉と、必ず合格してください。
との言葉に、更に、荷が重くなった。
いよいよ、オーディションが始まる。
どういうふうにするのか、雰囲気も何も未知。
暗譜でとの指示も、さらに気を重くする。
大まかな暗譜にとどまっていたので、気持ちを引き締めて暗譜作業を始めた。
某団で、配布された、対訳付のA43枚両面を集約コピー。
コンパクトなものに。
通勤時間に、録音を聴きながら、歌詞をなぞっていく。
単語や意味なども合わせて、見直す。
昨夜は、某合唱団の演奏のyoutubeを見た。
ちょうど、暗譜での演奏だった。
1時間3分ほど。
間にsoloやsoliが入るので、正味は50分にも満たない。
オペラの場合などは、3時間に及ぶものもある。
暗譜できない分量じゃない。と、自分を励ます。
歌いこんでいないために、なかなか覚えられない。
ちょうど、迎えるオーディションで、ようやくエンジンがかかりそう。
一発合格を目指す。