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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

世界史

2012-07-16 08:12:15 | 日記

高校生の頃、教科書に、「世界史」「日本史」とあった。

「現国」「漢文」「古典」とあるように、不思議に思ったことはなかった。

年表にも、世界の情勢、そのころの日本のできごと。

そういう分け方を当たり前のことと思っていた。

タイトルに惹かれて、読んだ。

自国の歴史と世界の歴史をわけて教育しているのは、珍しいそうな。

 

「日本史」は「世界史」の一部という認識にならない状況を錯覚させるという。

なんら、異論はない。すぐ納得。

合わせながら、学べば、分けて考える必要はない。

日本史だけでも、一年の期間では、現代あたりまでしか、学べないという事情もあるのか。

鎖国政策を長いこと取り、島国として、隔絶してきた日本の国。

「バンセイ一国」なんていうことも、日本史と世界史は、別物のように、思う一助になっているのかも。

もうすぐ、終戦記念日。

世界史では、どういう風に伝えているのか。

他の国々では、どう教えているのか。

教科書問題の盛んだったんは、過去のこと。

それも、世界史という区分ではなく、日本史として限定していた。

切り分けを好むということもあるのかもしれないが、やり方に関することは、問題にすら上らない。

今後は、その弊害のほうが大きいかもしれない。

 

世界史は日本史をどう記してきたか

河合敦 監修

青春出版社