知人宅へは19時半ごろ、到着。
パソコンの電源は入っていたので、さっそく、とりかかる。
メーラーのアイコンがないとのこと。
スタートメニュウには、ある。
ショートカットの作成を試みるが、ダメ。
コントロールパネルのメールアイコンからと思ったが、この方法もダメ。
ネットで検索すると、「WINDOWS」が壊れている可能性があるとか。
「WINDOWS」の復元を試みる。
再起動、メールとIEのショートカットを作成。
起動確認。
システムの復元ポイントも作成。
20時頃には終了。
帰り支度をすると、「夕飯を一緒に」と誘われ、近所の店へ。
ボリュームたっぷりのピザと、枝豆、レモンサワーなどをいただき帰宅。
テレビをつけると、「松山千春」の半生のドラマをやっていた。
人生経験のまだ幼い少年と、よき理解者。
二人の会話に、理解者のもうすぐ、逝ってしまう予感をさせる言動。
嫌な展開と思いながらも、「松山千春」の独り立ちが気になって、チャンネルを
変えられない。
一輪挿しの赤いバラの花びらがはらっと落ちた。
「(あぁ、逝ったな)」と思った。
突然の訃報に、我を失いそうになる千春青年。
理解者の生前の言葉を思い出し、リサイタルを決行。
静かに曲を演奏していく。
リサイタルの締めくくりに、ほぼ満員の客に、拙い言葉で語り始める。
そして、思い出の「旅立ち」を熱唱。
お客様も、手にしたろうそくを振り、途切れがちの千春青年の
歌を唱和する。
もらい泣きが、止めどもなくあふれてきた。
今でも、思い出すと目頭が。
人は人と関わって、人生を送る。
よい影響を授けられれば嬉しい。
死んで、少しは惜しまれる人になりたいと、思う。
人生は復元できないよと思う。
再生はないだろうと思っている。
でも再生できないから、人の人生に終わりがあるから、輝くこと。
笑って逝きたいという先人にならって、心静かに逝けたらいいなと思う。