ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

復元

2012-07-11 09:25:45 | 日記

知人宅へは19時半ごろ、到着。

パソコンの電源は入っていたので、さっそく、とりかかる。

メーラーのアイコンがないとのこと。

スタートメニュウには、ある。

ショートカットの作成を試みるが、ダメ。

コントロールパネルのメールアイコンからと思ったが、この方法もダメ。

ネットで検索すると、「WINDOWS」が壊れている可能性があるとか。

「WINDOWS」の復元を試みる。

再起動、メールとIEのショートカットを作成。

起動確認。

システムの復元ポイントも作成。

20時頃には終了。

帰り支度をすると、「夕飯を一緒に」と誘われ、近所の店へ。

ボリュームたっぷりのピザと、枝豆、レモンサワーなどをいただき帰宅。

テレビをつけると、「松山千春」の半生のドラマをやっていた。

人生経験のまだ幼い少年と、よき理解者。

二人の会話に、理解者のもうすぐ、逝ってしまう予感をさせる言動。

嫌な展開と思いながらも、「松山千春」の独り立ちが気になって、チャンネルを

変えられない。

一輪挿しの赤いバラの花びらがはらっと落ちた。

「(あぁ、逝ったな)」と思った。

突然の訃報に、我を失いそうになる千春青年。

理解者の生前の言葉を思い出し、リサイタルを決行。

静かに曲を演奏していく。

リサイタルの締めくくりに、ほぼ満員の客に、拙い言葉で語り始める。

そして、思い出の「旅立ち」を熱唱。

お客様も、手にしたろうそくを振り、途切れがちの千春青年の

歌を唱和する。

もらい泣きが、止めどもなくあふれてきた。

今でも、思い出すと目頭が。

 

人は人と関わって、人生を送る。

よい影響を授けられれば嬉しい。

死んで、少しは惜しまれる人になりたいと、思う。

人生は復元できないよと思う。

再生はないだろうと思っている。

でも再生できないから、人の人生に終わりがあるから、輝くこと。

笑って逝きたいという先人にならって、心静かに逝けたらいいなと思う。