「檀家ゼロ、運営はNPO、葬式・法事はしない」
そにょうな寺が存在していた。
4年ほど前まで、墓を保有していた。
年に1回、元旦に、集まりがあり、寺に出向き檀徒会費を収めた。
4月8日にも、集まりがあった。
夏ごろにも何やら会合があり、「○○修理への寄付」「○○費」「××費」とかで現金が消える。
はじめの頃は、きちんと支払っていたが、2,000円の会費が払えなくなった。
半額の1,000円を持参したが、住職が追いかけてきて「足りません」と。
事情を話して勘弁してもらった。
その後、墓を手放そうと決めた。
墓地の購入、70万
墓に140万
更地への費用50万
無駄な出費をしたと、悔いた。
最近では、自然葬なども増えてきているそうな。
葬式も直葬というのもあり、こちらも体験した。
派手で豪華だと、「いい葬式だった」と評される気がする。
今までに、仏式、神式、自宅で、公民館で、集会場でと様々な式で沢山の知人や親せきを送った。
最近、増えている新しい形。
個人的には、思惑の違いはあっても、傾向としては進んでいくのかもしれない。
既成にとらわれない庶民が増えていけば、既成にとらわれない寺の存在が求められるのかも。
生き残りをかけて、寺の脱皮が増えるのだろうか。
葬式をしない寺
大阪・應典院の挑戦
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