ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

電池切れ

2014-05-03 20:50:18 | 日記

「死は電池切れのように突然やってくる」

という言葉にショックを受けた。

そうなのだ。

ある日、ある時に、突然終わりはやってくる。

それはまさに、電池切れのように。

近しい人を亡くしたが、死に目に会えなかった。

ある日、突然に逝ってしまった。

 

しばらく、家族の誰かがまた逝ってしまうかもしれないと思って、しばらく、過敏になったことが

あった。

最近では、少し落ち着いたものの、自分の死は、一年後か、半年後か、明日なのか、知る由もなく、時折、思いついては、身辺整理じみたことをすることもある。

 

長さではない命の豊かさ

日野原重明

朝日文庫


 

電車に乗ると、周りの人のことが、こちらの意思に関係なく、気にかかる。

観察をしようとは思わなくても、つい観察じみたことを、していることもある。

電車に乗り合わせた、様々な人たち。

毎日のように、何百に近い人に接している。

言葉を交わすこともなく、ほんの一瞬、あるいは、小一時間、隣り合わせだったっりする。

 

お互いに意識をしないまま、時には、迷惑な思いをさせられ、時には、ほのぼのとした気分に

させられ、一時を共に過ごす。

 

たまに、顔を見合わせたり、一言声をかけたり、かけられることもある。

人は、孤独には、慣れないものらしい。

 

電車で楽しむ心理学の本

渋谷昌三

知的生き方文庫


 

タイトルに惹かれて、表紙の絵に戸惑いがあったが、読んでみた。

感想としては、面白かった。

アニメにすると、「もののけ姫」みたいな、ちょっとした、物語になるのではないかと思う。

 

水の伝説

たつみや章

講談社文庫


熱狂の日

2014-05-03 07:04:00 | 合唱

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014 

http://www.lfj.jp/lfj_2014/

の前夜祭がありました。

毎年、前夜祭はあったようですが、参加したのは、今回が初めてでした。

 

「みんなで第九・歓喜の歌」を歌おう。の言葉に誘われて、サイトから、楽譜をダウンロードして持参しました。

集合は、19時。

 

一駅隣の駅を18時20分頃の電車で出発しました。

有楽町駅から、国際フォーラムの会場へ。

 

駅前には、国際フォーラムと関係ない人々がたくさんいました。

たいていがグループで、固まって何やら、話していたり、信号を待っていたり。

国際フォーラムに向かう人も少しいました。

 

国際フォーラムの会場に着くと、目当ての所以外も大変な人出でした。

集合場所までいくと、すでに人垣ができていました。

譜面台や椅子が並んでいる周りに、持参の譜面台と、思い思いの楽器を持参した人々。

催しを知って、見学に来た人。

人だかりに誘われて立ち寄った人。

見る見るうちに人垣が3重4重と超えていきました。

 

先日、今日のイベントのことを知らせた楽友も、来てくれました。

待つこと、30分ほど。

いよいよ開幕となりました。

 

主となる演奏者が集合。

今日の指揮をしてくださる、指揮者が登場。

今日の流れやら注意事項やらの説明があり、いよいよ、公開練習が開始されました。

2回ほど繰り返して、さて本番です。

 

この場に集った「歓喜の歌」大好きアーティストが、思い思いの楽器を一堂に奏でます。

なんとなく、ばらついた感じで終わりました。

 

「もう一回しましょう」の言葉に、すぐ、演奏に入りました。

「今来た人もいるので、もう一回」となり、再度「歓喜の歌」を演奏。

先ほどより、まとまってきていました。

 

「最後にもう一回」ということになりました。

合唱に入るところから演奏しました。

一回ごとに、まとまっていくのがわかりました。

これで、終わり。

 

思い思いの演奏を終えて、楽器をしまう者、譜面台を片付ける者。

ほとんどの人は、まだ立ち去りがたく、同じところにとどまっていました。

 

帰路についた人は、ほんの一部。

 

熱狂の日が、開幕した実感が、湧いてきました。