ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

胸声、頭声。

2014-05-15 12:39:34 | 合唱

練習が終わって、楽友と部屋を出るときに、楽友が頭声のような声を発しました。

 

まだ、少し不完全気味の頭声。

 

頭の後ろに手をあてて、こっちのほうから出す感じで、とアドバイスしました。

そのあとは、何回か、ほぼ頭声で出ていました。

 

「それそれ、その声で歌えばいい」と、言葉を添えました。

 

体験的に理解してくれたようでした。

頭声の出し方は、いろいろな方法があります。

ヴォイストレーナーによっても、頭の後ろへとか、頭頂から声を出すとか、手を後ろへ振るとか、

頭声を感覚で理解しないと、思う通りの声にはなりません。

赤ちゃんの泣き声、猫の泣き声、をまねるという方法もありますが、悲鳴に似た声を出すというのが一番なじみやすいように思います。

 

しかしながら、練習場や室内では出しにくいもの。

階段でのミニトレはその点、最適でした。

 

高い声を出せるか否かの判断に、悲鳴が出せるかを使うことがあります。

悲鳴が出れば、結構高い「g」「a・h」なども楽に出ると判断できます。

 

悲鳴の出し方を、咽喉部で、息の流れとして、こつをつかめば、8割以上取得できたものと言えると思います。

 

喉をいたわりながら、加齢にまけないで、合唱を楽しめるように、頭声、胸声を、身に着けることをお勧めします。

テナーやソプラノばかりのことではありません。

もちろんあるとさんも、そしてベースさんも、声の出し方は、共通です。