私も時折はゴルフに興じるが、このところ急激にスコアーが悪くなり、あんまり面白くなくなってきた。第一ボールのの行方が落ちるところまで見通せない。例えばバンカー方向に行ったのはわかるが、縁で止まったのか、落ちて入ったのかが傍まで行かぬと見えてない。
そういえば釣りを止めたのもテグスで仕掛けが作れなくなったからである。目が衰えてきたせいだ。視力はあらゆることの基本だ。ただこちらの気候はゴルフには最適で爽やか微風の中でプレーするにはもってこいだ。
しかし腕の衰えは目を覆うばかりで、飛ばない、寄らない、入らない、の3拍子に加え、見えないので、すぐ100を叩いてしまう。飛ばないのは年だからやむを得ないとしても、アプローチが下手で年寄りの特技、寄せがうまくない、そしてパターが入らない。ここらへんのグリーンは目がきついのだが、これの効き具合がスピードによって微妙に違って来て難しい。
あれやこれやで、欲求不満の中でのプレーだったが、加えて前の4人組のプレーの遅さに苛ついた。男女2名ずつの組だったが、プレーの途中でコーチを始めるし、グリーンもまた遅い。毎ホール待たされ、ハーフ2時間半を越した。
体を動かすのはいつも楽しいが、今回ばかりは珍しく楽しくなかった。