待ち合わせは名駅金時計前
居酒屋メニューを前に話は盛り上がる
二日目の飲み会は大学時代の同じ下宿仲間。先月も会ったのだが、そのとき農学部の後輩が「明後日から入院手術の予定」と聞いて、その後の経過を確かめるべく、集まった。松本でお世話になったお寺の庵主さんが、先日の訪問の折、「結局あなた達のつなぎをしてくれているのは、近藤さんだね」と後輩のことをしみじみ語っていた。そのとおりである。
その後輩に入院のことを聞いたら、検査をいろいろしたが肝臓がんの初期段階で、放っておいても10年は生きられる。あなたの肝臓は弱っているので、手術は難しい。といわれそれならこのまま行こうかと決断したそうだ。そんな彼の状態もあって、この会は昼間にやることが殆んどだが、彼はゆっくりとした足取りで杖をついて参加する。もちろん酒も飲む。
もう一人の同年の親友K君は絶好調で、岐阜に住んでおりほとんど毎日山歩きをしている。家事万端をこなし、時には隣町に出かけて碁会所に顔を出したり、小学校で碁を教えたりしている。聞くところによれば奥さんはのびのびと整体というかカイロプラクティスの腕を磨いているそうだ。
昼間から酒をかっくらって他愛もない話をしているが、これがなんともリラックスできる。地下街の居酒屋で3時間近くの時間があっという間に過ぎた。次はいつ会えるのだろうか。