付録:宮古諸島で出合った動植物
たくさんの写真を撮って、まだ正体が判明していないものも多くあって、ここでの紹介はそんなたくさんの写真の一部だけ。
1、植物
オキナワウラボシ(沖縄裏星):下草
ウラボシ科の多年生シダ 琉球列島、小笠原諸島、熱帯亜熱帯に分布 方言名:不詳
サキシマハマボウ(先島黄槿):公園
アオイ科の常緑高木 原産分布は沖永良部以南、熱帯アジア 方言名:ヤマユーナ
アオガンピ(青雁皮):盆栽・添景・防潮風
ジンチョウゲ科の常緑低木 沖縄、台湾、他に分布 方言名:イシクルチャ、バウキ
ハマダイゲキ(浜大戟):海岸野草
トウダイグサ科の多年草 原産分布は不詳 方言名:不詳
ハスノハギリ(蓮の葉桐):景観、防潮風
ハスノハギリ科の常緑高木 奄美以南、東南アジア、他に分布 方言名:トゥカナチ
ハテルマギリ(波照間桐):景観、防潮風
アカネ科の常緑中木 熱帯アジア原産で宮古諸島、八重山諸島に分布 方言名:イバガサ
クロバナツルアズキ(黒花蔓小豆):野草
マメ科の多年草 北アメリカ原産の帰化植物 方言名:なし
クロヨナ(くろよな):公園・街路
マメ科の常緑高木 原産分布は奄美以南、沖縄、台湾、他 方言名:ウカバ
ミズガンピ(水雁皮):盆栽・海浜緑化
ミソハギ科の常緑低木 奄美大島以南の琉球列島、他に分布 方言名:ハマシタン
コバノツルアズキ(小葉の蔓小豆):野草・蔓植物
マメ科の蔓性多年草 原産分布は不詳 方言名:不詳
ソナレムグラ(磯馴葎):海岸の野草
アカネ科の多年草 関東以南、南西諸島、台湾、朝鮮に分布 方言名:不詳
イボタクサギ(水蝋臭木):添景・防潮・防砂
クマツヅラ科の常緑低木 九州南部以南、南西諸島、他に分布 方言名:マンカホーギ
シロバナノアサガオ(白花野朝顔):野草・蔓植物
ヒルガオ科の多年草 紀伊半島以南、南西諸島、他に分布 方言名:ヤマカンダ
ハイキンゴジカ(這金午時花):グランドカバー
アオイ科の匍匐性低木 本州、九州、琉球列島に分布 方言名:チャンカニー
ハマゴウ(蔓荊):フェンス
クマツヅラ科の蔓性低木 原産分布は本州以南、南西諸島、他 方言名:ホーガーギー
ホウライカガミ(蓬莱鏡):フェンス・養蝶草
キョウチクトウ科の多年生蔓植物 沖縄、台湾、他に分布 方言名:ビンカジラー
ミツバコマツナギ(三つ葉駒繋ぎ):海岸野草
マメ科の多年草 原産分布は不詳 方言名:不詳
ナンゴククサスギカズラ(南国草杉蔓):海岸の岩の上に生息
ユリ科の蔓性多年草 九州以南に分布 方言名:ティンムン、バママツ
テンノウメ(天梅):盆栽
バラ科の常緑低木 屋久島以南、南西諸島、台湾などに分布方 言名:インポーギー
ツルモウリンカ(蔓茉莉花):フェンス
ガガイモ科の蔓性多年草 九州以南、南西諸島に分布 方言名:ウシヌハナフガサー
2、動物
ミヤコウマ(宮古馬):ウマ目の野生、または家畜 体高110~120センチ
ウマ科の哺乳類 ウマの原産はアジア・ヨーロッパ 方言名:ンマ
シマキンパラ(縞金腹) 全長11センチ
スズメ目カエデチョウ科の留鳥 飼い鳥が野生化した帰化鳥 方言名:不詳
マミジロツメナガセキレイ(眉白爪長鶺鴒) 全長16センチ
スズメ目セキレイ科の旅鳥、または冬鳥 方言名:不詳
ムナグロ(胸黒) 全長24センチ
チドリ目チドリ科の旅鳥、または冬鳥 方言名:ターチヂュヤー、ハルチヂュヤー
サキシマキノボリトカゲ(先島木登り蜥蜴) 全長15センチ
アガマ科 宮古諸島、八重山諸島に分布 方言名:ヤマションカネー
ヤシガニ(椰子蟹) 甲長10~15センチほどの大きなヤドカリ
オカヤドカリ科の甲殻類 与論島以南~インド太平洋に広く分布 方言名:アンマク
ウラナミシジミ(裏波蜆):鱗翅目の昆虫 前翅長15ミリ内外
シジミチョウ科 関東以南、沖縄、オーストラリア、他に分布 方言名:ハベル
オウゴマダラ(黄金斑):鱗翅目の昆虫 前翅長75ミリ内外
マダラチョウ科 分布:南西諸島、台湾、東南アジア 方言名:ハベル
スジグロカバマダラ(筋黒蒲斑):鱗翅目の昆虫 前翅長40ミリ内外
マダラチョウ科 分布は先島諸島、東南アジアなど 方言名:ハベル
リュウキュウアサギマダラ(琉球浅黄斑):鱗翅目の昆虫 前翅長45~50ミリ
マダラチョウ科 奄美大島以南、沖縄、先島、東南アジアなどに分布 方言名:ハベル
記:2017.3.11 ガジ丸 →ガジ丸の日常目次