2022-11-26
▼砲身は穴が開いていないので、このままではLEDの配線が通せません。
▼穴を貫通させる事は難しいので、配線を通す溝を掘ることにします。
先ず、かまぼこ板に彫刻刀で半丸を彫り、砲身を固定します。
0.2mmスジボリカーバイト、モデリングソー、Pカッターの順で溝を掘ります。
▼チップLEDを取り付け、溝に配線を埋めます。
▼砲塔側は3mm真鍮パイプが圧入できる穴を開けます。
▼ポリパテで溝を埋めます。
▼砲身に差した3mm真鍮パイプを4mm(内径3mm)の真鍮パイプに通します。
3mm真鍮パイプは事前に表面を軽くヤスリかけして挿入しやすくしておきます。
4mm真鍮パイプは主砲ユニットに接着固定します。
これで砲身が前後に動くようになります。
▼砲身を動かすのに邪魔な部位を切除します。
▼次に砲身を左右に旋回させる仕掛けを組込みます。
手元にあった一番小さなサーボモータの出力軸を砲身旋回用の軸Aに直接差します。
脱着できるようにサーボホーンを軸Aに固定して、サーボを差し込むようにしました。
▼今回は砲身上下させる機構を組込むことが難しいので諦め、リコイル機構を組込みます。
手持ちのラックギヤを歯の部分を残してスライスしプラパイプに接着します。
ラックギヤの接着面にはPP用プライマーを塗り、プラパイプは表面を削って平らな面を出しておきます。
砲身に差した3mm真鍮パイプにラックギヤを接着したプラパイプを圧入します。
▼サーボモータ側にはランナーを曲げ加工したものを接着して、ラックギヤを取付けたパイプを上下で抱くようにします。
砲身の左右旋回はサーボのトルクが小さいのであまり無理が出来ませんが、そこそこ動きます。
次はライトを点灯させる加工をします。
▼砲撃動作テスト
可動化の作業は興味深く拝見していますが、こういうちょっとした工夫も作業を確実に進めるのには大事なんですね。
コメントありがとうございます。
丸棒に真っすぐ溝を掘るには、固定する治具が無いと無理です。
かまぼこ板は柔らかいので、彫刻刀でテーパー上の溝を掘るには丁度良い素材でした。
話は変わりますが、25、26日に名古屋上空をT-4ブルーインパルスが飛行しました。
26日はあっという間に通り過ぎましたが、25日の練習飛行では自宅の上空で「さくら」の円を描くのを見る事が出来ました。