唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
GPSの精度上がっている
GPS衛星の測位精度が上がっているような気がする。
クルマに積まれたGPS機器、つまりカーナビゲーションシステムはGPS衛星からのデータだけではなく、車載機が独自に検出したクルマの動きをデータ化しGPSからのデータとつき合わせ必要に応じて補完してより正確な位置を割り出しているが、GPSからのデータをそのまま利用している機器の場合にはGPSから送られてくるデータの精度が直接反映されることになる。
GPS衛星はカーナビゲーションシステムに代表されるように民生利用にも供されているが、もともとアメリカが打ち上げた軍事衛星であるためにアメリカの都合に合わせてその精度を高めたり低めたりすることがあるらしい(地球上の特定の地域に対してそのコントロールが可能)。例としては1991年の湾岸戦争の際に、敵方に利用されることを嫌い、制度を下げたとされている。
昨日、郷秋<Gauche>は目黒川沿いの桜見物に出かけたのだが、その際に愛用のD300にGPSユニットを装着していった(ニコンのDSLR用GPSユニットについてはこちらを参照ください)。これまでの経験から、常に5~10メートルの誤差があるはずなのに、昨日撮影した写真のデータを見ると実に正確で、誤差は1~3メートル、つまり通常の半分から1/3程度に少なくなっているように思えるのである。
昨日撮影した写真の多くは目黒川にかかる幾つかの橋の上から撮影しているのだが、地図上に示された撮影位置は実に正確で、橋の上流側なのか下流側なのかも、記憶と照合する限り実に正確に表示されている。少なくとも橋の上で撮ったはずなのにそれ以外の場所が撮影位置として表示されているケースは無かった。
では何故GPSの測距データの精度が上がったのか。理由として考えられるのは、北朝鮮によるミサイル発射である。これに関連する情報収集のためにGPSの測距データ精度が高められたのではないかと郷秋<Gauche>は推測するのである。打ち上げられたミサイルの動きそのものは純粋な軍事用レーダが追尾するが、例えばそれを迎撃する地対空ミサイル発射位置の特定はGPSを利用しているのではないだろうか。
迎撃ミサイルの命中精度を高めるためにはより正確な発射位置情報が必要となるはずである。だからGPSの測位精度が高められたのではないかとは、郷秋<Gauche>の深読み過ぎかもしれないが、ここで肝に銘じたいのは、我々日本人が日常生活の中で実に便利に利用しているGPS衛星も、実はアメリカ軍が運用する軍事衛星であり、日常生活及び安全保障上の重要な情報が常にアメリカからもたらされていると云う事実である。これでいいのか、日本!
今日の一枚は、昨日撮影した目黒川の川面にかかる桜。
撮影位置はこちら。実に正確である。
クルマに積まれたGPS機器、つまりカーナビゲーションシステムはGPS衛星からのデータだけではなく、車載機が独自に検出したクルマの動きをデータ化しGPSからのデータとつき合わせ必要に応じて補完してより正確な位置を割り出しているが、GPSからのデータをそのまま利用している機器の場合にはGPSから送られてくるデータの精度が直接反映されることになる。
GPS衛星はカーナビゲーションシステムに代表されるように民生利用にも供されているが、もともとアメリカが打ち上げた軍事衛星であるためにアメリカの都合に合わせてその精度を高めたり低めたりすることがあるらしい(地球上の特定の地域に対してそのコントロールが可能)。例としては1991年の湾岸戦争の際に、敵方に利用されることを嫌い、制度を下げたとされている。
昨日、郷秋<Gauche>は目黒川沿いの桜見物に出かけたのだが、その際に愛用のD300にGPSユニットを装着していった(ニコンのDSLR用GPSユニットについてはこちらを参照ください)。これまでの経験から、常に5~10メートルの誤差があるはずなのに、昨日撮影した写真のデータを見ると実に正確で、誤差は1~3メートル、つまり通常の半分から1/3程度に少なくなっているように思えるのである。
昨日撮影した写真の多くは目黒川にかかる幾つかの橋の上から撮影しているのだが、地図上に示された撮影位置は実に正確で、橋の上流側なのか下流側なのかも、記憶と照合する限り実に正確に表示されている。少なくとも橋の上で撮ったはずなのにそれ以外の場所が撮影位置として表示されているケースは無かった。
では何故GPSの測距データの精度が上がったのか。理由として考えられるのは、北朝鮮によるミサイル発射である。これに関連する情報収集のためにGPSの測距データ精度が高められたのではないかと郷秋<Gauche>は推測するのである。打ち上げられたミサイルの動きそのものは純粋な軍事用レーダが追尾するが、例えばそれを迎撃する地対空ミサイル発射位置の特定はGPSを利用しているのではないだろうか。
迎撃ミサイルの命中精度を高めるためにはより正確な発射位置情報が必要となるはずである。だからGPSの測位精度が高められたのではないかとは、郷秋<Gauche>の深読み過ぎかもしれないが、ここで肝に銘じたいのは、我々日本人が日常生活の中で実に便利に利用しているGPS衛星も、実はアメリカ軍が運用する軍事衛星であり、日常生活及び安全保障上の重要な情報が常にアメリカからもたらされていると云う事実である。これでいいのか、日本!
![]() |
![]() |
今日の一枚は、昨日撮影した目黒川の川面にかかる桜。
![]() |
![]() |
撮影位置はこちら。実に正確である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )