花見

 花見と云えば人出の多い公園等の桜の木の下で飲み食いすることを意味することが多い。そういう意味では郷秋<Gauche>は花見をすることは余りない。が、今日は珍しく、人でいっぱいの目黒川沿いの桜を愛でてきた。ご存知の方も多いかと思うが、公園ではないので木の下でゴザならぬブルーシートを敷いての花見はほとんど無く、そぞろ歩きが中心の目黒川の花見である。

 それにしても凄い人出であった。中目黒の駅に着いたところから自分の意のままには歩けぬ有様。川沿いの道も人で埋め尽くされているのだが、幸いなことに川面の上に張り出した桜にレンズを向ければファインダーの中に人影は見当たらず。あんな人混みの中で撮ったとは思えないような写真が出来上がるから不思議である。
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