桜満開

 花の写真のモデルは一般的に開花し始めが良いのですが、特に梅や桜は満開だともう遅く、五分咲から七分咲で蕾が残っているくらいの状態が一番良いようです。特に接写の時には満開では散り始めている花が混じるので美しくない。でも、遠景を捉えようとするとこれはもう満開に限りますね。ただ、真っ白に咲き誇った梅や薄ピンクの桜は「白トビ」(白い部分が明る過ぎの状態)し易く、露出補正が必要になります。

 さて、横浜北部・東京多摩地区南部の染井吉野(そめいよしの)は今日あたりが満開のようです。風に吹かれて花片がひらりひらりと舞う様は儚くも実に心和みます。

 そんな訳で今日の一枚は、満開の桜の中を走り抜ける小田急線最新の4000型。郷秋<Gauche>は乗り物全般が大好きですが、特に「鉄」と云う訳ではありませんので、電車の写真を撮ることはめったにありません。だから今日の一枚は「電車のある風景写真」です。ロケーションは抜群、小田急のカレンダーになったこともあるほどで、沿線では指折り数える場所だとは思うのですが、技術が付いて行きませんね。時間も悪かったかも(^^;。

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