武漢コロナワクチンの6回目接種を受けた。
武漢コロナに対する国のワクチン支援はアト1回有るか無し、今後はコロナに罹っても幾ばくかの負担が必要となるだろうことから複雑な気持ちで接種を受けた。
首相官邸HPによると、令和5年5月23日時点での総接種回数は387,031,097回となっている。約4億回に及ぶ接種に如何ほどの公費を要したかを示す資料は見つけられないが、ワクチンの調達・輸送、接種の事務経費・人件費、・・・などを含めると、膨大な額に達しただろうと思う。
厚労省の試算では、武漢コロナのワクチン接種が予防接種法上の「任意接種」となった場合の個人負担額は9,600円とされているが、全額公費負担の臨時接種では、大規模接種場の開設・所要人員の確保・広報・維持、接種券の配布経費、・・・等を考えれば1回当りの経費は3万円を下回ることは無い様に思えるので、3万円×4億回=12兆円と計算される。
ワクチン接種が始まったころには、「副反応で大勢が死ぬ」や「接種後5年以内に全員が死ぬ」・・・等の流言飛語が飛び交っていたが、今に至るも重篤な副反応は極めて少ない様に思える。それ以上に、現在ではコロナを発症して一旦重度の症状に陥った人の後遺症の方が問題視されているので、発症したもののワクチンを打っていたために軽症で済んで後遺症からも逃れ得た人の方も多いのではないだろうか。
自分は、武漢コロナに感染したかもしれないもののワクチンのおかげで発症することも無くここまでこれたことは政府の支援・庇護の賜と感謝しているが、SNSの場では今もってワクチンの功罪に関して物申す人も多いようである。
韓国の科学者が福島の処理水調査団を派遣し、所要の施設を検証したことが報じられた。しかしながら、調査団員には、「科学的根拠と処理水放出容認は別」とする科学者も含まれているそうである。
福島の処理水が韓国沿岸を汚染する経緯は、処理水は黒潮によって北米西海岸に達した後、北赤道海流によってアジア海域に運ばれ、再び黒潮によって九州南方に達し対馬海流で韓国沿岸に達するというものであるらしい。韓国でノーベル賞受賞者が現れないのは、処理水対応に観られるように問題を科学的に考察して定説・通説を覆すことが受け入れられないという国状・民情に帰することが大きいように思える。
ワクチン接種に疑問を呈する人が正しいのか、科学に無知であるがワクチン対症を信じる自分が正しいのか、韓国の処理水対応とともに考えさせられる。