今週は曇りがちな天気が多い予測です。
友人宅のある岐阜県のとある田舎の話ですが、今年は道端に白い花をつけるタンポポを多く見かけます。シロバナタンポポと呼ばれているらしいのですが、西日本では別段珍しくない在来種のようですが、暖かい地方を好むのが性質だとか・・・。東日本ではめったに自生しないそうです。
暖かい地方を好むって? 愛知県ならともかく、岐阜県の山間部です。真冬はマイナス5度位は軽く冷え込む地域です。しかも道端ですからね。霜も降るし環境的には決して温暖とは言えません。ただ今年は最低気温と最高気温の差が激しい。 今日は最低気温がマイナス1度まで冷え込んだかと思えば、次の日は最高気温が20度近くまで上がったりとか、兎に角寒暖差が激しい。そんな過酷な環境で、本来暖かい地方に自生するはずのシロバナタンポポがあちらこちらに咲いているとは・・・。
うーん・・・タンポポが環境に適応したのか、それともタンポポの単なる狂い咲きなのか?
悲しいのは田舎を行き交う小学生も中学生も道端の花などには見向きもしないって事です。「そんな事を知ってもテストに出ないよ」って答えが返って来そうです。
それ以前に中途半端に都会化が進んだ田舎では、変に声をかけようものなら変質者扱いされます。それも現実です。 大声で喚こうが(小学生・中学生)だれも注意すらしない。
世も末です。ほんと・・・。 折角豊かな自然に恵まれていてもね。 ま、なるようにしかなりませんわな。