ゴエモンのつぶやき

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障害者:共に生きる地域を 熊本市内で関連イベント /熊本

2011年02月07日 01時40分01秒 | 障害者の自立
 障害者を巡るイベントが5日、熊本市内で相次いで開かれた。障害がある人もない人も共に生きていく地域のあり方について、参加者たちは改めて考えを深めた。

 ◇「教育、雇用環境整えて」 松野明美さんら講演

 「くまもと障害者労働センター」(熊本市長嶺南、倉田哲也代表)の25周年記念講演会は5日、同市大江の熊本学園大学であった。
 センターは85年、地域での障害者の労働環境の整備を目的に開所した。当初はせっけんの袋詰め作業から始めたが、現在は約15人でサーターアンダギーなどの食品加工や販売、学校の人権講演会などを行っている。
 この日は、内閣府障がい者制度改革推進会議室長の東俊裕さん(58)と、ダウン症児の母親で熊本市議の松野明美さん(42)が語り合った。
 東さんは、障害児教育のあり方について「社会が細分化する中、一般の子供たちが学ぶためにも、一般の学校に障害児が通う『教育のユニバーサル化』が必要だ」と強調した。
 松野さんは、教育を受けた後の障害者の労働環境について「市などの行政がもっと力を入れて雇用すべきだ」と話した。
 ◇特別支援学校生ら、駅伝にチャレンジ 275人、声援受け力走  「熊本中央ライオンズクラブ杯障がい者駅伝大会」(毎日新聞社など後援)は5日、熊本市平山町の県民総合運動公園で開かれた。県内の特別支援学校や授産施設などからオープン参加7を含む計55チーム、275人が参加し、沿道の声援の中、たすきをつないだ。
 知的障害者の競技力向上や社会参加を目的に10年前から開かれている。選手たちは、補助競技場をスタート・ゴールに、公園内のコース計10キロを5人で走り抜いた。上位成績は次のとおり。(1)ひのくに高養A36分5秒(2)熊本菊陽学園A39分15秒(3)愛育学園A39分37秒

毎日新聞 2011年2月6日 地方版


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