障害者の就労するチャンスを拡大
「アート村」を運営するパソナハートフルは、11月8日、知的障害のある「アーティスト社員」による、アート村作品展「Pure Passion Power」を、日本空港ビルデングの協力を得て開催することを発表した。
同社のコンセプトは、「才能に障害はない」。アーティストの育成を1992年にスタートし、就労が難しい障害者の“アート”(芸術活動)による就労機会の拡大を目指してきた。
また、2004年からは、絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」の採用も始めた。現在、「アーティスト社員」は20名在籍しており、各々個性あふれる作品の創作活動に勤しんでいる。
多くの人々が集まる空港で無料開催
「Pure Passion Power」は、11月12日(火)~11月26日(火)各日10:00~17:00、羽田空港第2ターミナル5階の「展望デッキ(星屑のステージ)横通路」にて、観覧料無料で実施。
作品展は、「東京2020オリンピック・パラリンピック」がテーマ。来年の五輪開催に向け、情熱的なアスリートの姿や会場で熱心に応援する観客等の姿を描いたアクリル絵画や油絵作品、27点を展示する。
パソナグループは、「東京2020オリンピック・パラリンピック」のオフィシャルサポーターだ。今回の展示場所となる羽田空港は、1日約23万人の人々が訪れ、多くの観光客が往来する空港。
同社は、この場所で、障害者アーティストたちの描く競技に関する作品を展示することにより、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の機運をより一層高めていきたい考えである。
2019年11月15日 東京ウォーカー(全国版)
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