2006-0904-yms113
世の中の嫌なことなど知らないで
荒れたわが家に嬉しい初雪 悠山人
○紫式部集、詠む。
○返し。直球ど真ん中に、どうなのよ、と投げられて、わざとぎりぎりのファウルで打ち返した、としか思えないのだか・・・。平王ク歌番号124。
¶ふれば=「(雪が)降れば」と「(時が)経れば」とを掛ける。
□紫113:ふればかく うさのみまさる よをしらで
あれたるにはに つもるはつゆき
□悠113:よのなかの いやなことなど しらないで
あれたわがやに うれしいはつゆき