停電の夜

昨日の夜、「計画停電」の夜。

いまかいまかと思っていたら、６時半ころ“いきなり”ドンっと消えました。

電気のない生活。

あたりまえのことが・・・・・できない。

まずは外の様子を見る。

クルマのヘッドライトだけで、街中シ～ンと。

ただ月明かりがいつも以上に澄み切った、なんか青白い外の世界。いつもの夜の風景から家庭の明かりがないので月と星がきれいに輝いています。

部屋にもどり、なにもすることがないので、イスにちょこんとすわります。

耳が研ぎ澄まされる。

ただ時間がたつのを待ちます。

ＬＥＤの懐中電灯を点けます。

ただ点けているのもつまらないので、あたりかまわず“ひかり”をあてます。

ふと天井にあてると、部屋全体が“青白い”世界に・・・・。白い天井にＬＥＤのヒカリが反射して、ちょっと「幻想的」な世界に・・・・へぇ～。

携帯ラジオのスイッチをいれます。唯一「音」のでるものです。

屋外も室内もシ～ンとしていますから、ヘッドホンからの音がこの時唯一の音。

「ネコ」が部屋に飛び込んできました。興味しんしんで窓から外の世界を見ています。家中の灯が消えた、いきなりの静寂のせかいですから、いつもより興奮している様子。アチコチ走り回ります。

このような体験を何日も続けるのはうんざりですけど、たまにはこのような経験もいいのかな。

何かといそがしい普段の生活。たまには人間の感性を研ぎ澄まされるような、ゆっくりとした生活。
「時間」という枠を実感する生活。
なんでも自由に消費できる生活から離れてみての生活。

正直３０分もすると飽きてきます。
いかに「時間」というものの使い方がヘタか実感します。

まだまだ当分このような「停電」が続くようです。
次回はもっとうまくこの時間を使ってみたいと思います。

なんで“パンク!!”

震災の惨状が刻々と伝わってくる中、今度は「放射能」だって。

まだ限定的なものだが、ひとつ対処を誤れば国家の一大事になりかねない。（いまのところパニックになることはないが）

そんな世相の中・・・・・・・・「パンク？」

えぇ～なんで「パンク」

気づかないうちにクルマのタイヤがパンクしていた。

『くぎ』がささってやんの。

タイヤ自体もかなり走りこんで溝がなくなる寸前。

クルマ屋に持ち込んでも「タイヤ交換したほうがいいよ」なんて言われそうなので・・・・・、



使っていない「スタッドレスタイヤ」をひっぱりだして、「放射能？」のふりそそぐ中交換しました。

乗り心地はイマイチですけど、“つぎ”もあることだからつなぎでのりつぶそうと考えた次第。

なんでこんな時に「パンク!!」

ない・ない・ない

パンがない。

昼飯がない。

コメがない。

ガソリンがない。

電池がない。

も～う「パニック心理」でわれもわれも・・・・と殺到するのがすきな「日本人」

自分なりにさまざまな情報を収集して理解して行動すれば何てことないのだけれど、なんであわてんのかね。

むかしの“米騒動”“トイレットペーパー騒動”からなんも勉強していない、教訓にもなっていない。

「にほんじん」だからね。

「商業マスコミ」も煽るんじゃないよ。

このような“時”だからこそ、ここはひとつ落ち着いて行動し、冷静に行方を見つめるときではないか。

自分なりに“いまなにをするか”“なにをしなければならないか”“なにができるか”

パニックになってもいけないし、群集心理に巻き込まれても“なに”も残らないのだから・・・・。

きっと“あと”になってから、なんでこんなことをしたのだろうと思い返すかもしれないし、

「にほんじん」だからきっと“熱”がさめたら“知らん顔”になることが目にみえている。

“いま”を冷静に見つめなおそう。

春のかんきつ -春峰-

今度のは新種です。

『春峰』（しゅんぽう）

清見オレンジと水晶文旦の交配種

文旦のさわやかな香りと清見が持つ「こく」のバランスがとってもよくでています。後味もいいし。

まだあまり出回っていないようですが、もしかしたらブレイクするかも。

さまざまな“情報”

最近のことば

震災・津波・余震・安否不明・援助・原発・放射能・・・・・・・・。

計画停電・電車ストップ・ガソリン不足・乾電池・食物不安・・・・・・。

群集心理・パニック心理・マスコミ報道錯そう・・・・・。

現状の不安・先々の不安・・・・・・・。

自分なりに“情報”を見極めて、いまはガマン・がんばるしかない。

「禍を転じて福となす。」

地震 すごかったな!!

いや～それにしても“揺れたな”

さいしょ「あっ地震だ」ぐらいであったが・・・・・、

いつもならすぐに揺れがおさまるところが、だんだんと長く、しかも“横揺れ”が大きくなってくるんだもの。

数秒で終わるだろうとたかがくぐっていたら、長～くユラユラときたもんだから・・・・・こりゃすげ～ぞ。

・・・・・・・・・・・・・・。

あの阪神のときもそうだったけれど、時間が経つにつれだんだんと情報が入ってきて、いま自分はすごい歴史の１ページを目の当たりにしているんだな・・・・・と実感。

それはテレビの生中継の映像がリアルで、惨状をそのまま映しており、何がおきているかを映像を通して見せつけているから。

なんでもない港の光景が、数分後には津波がその光景を変えてゆき、家をのみ込み、クルマをおもちゃのようにし、田畑を津波が突き進む。はては逃げるクルマを津波が巻き込む光景まで・・・・・生中継の恐さ。

これは映画でもフィクションでもない、目の前でおこっている「真実」そのものだから、声をなくし、ただ見続けるしかない。

こんな大惨事を・・・・・しかも生の映像で、リアルタイムで見せつけられることになるとは。

現地での惨状・窮状・恐怖は間接的にしかわからず、想像のものとしか感じられない。
だから軽い気持ちでブログの話題にするのをためらわざるをえない。

地震の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

“花粉”キツイなぁ

昨日は恵比寿から竹橋までけっこう歩いたけど、この時期の外歩きは“キツイなぁ”

花粉がぷんぷん飛んでやがんの・・・・・・。

クスリである程度抑えているけど、何回か「くしゃみ連発」きたもの。鼻水も自然にタラ～っと。

去年はラクだったような気がして、「今年は例年以上」という報道も「なんてことない、いつも通り」なんてたかをくくっていたもんだから。

やっぱりことしはキツイなぁ。

“芸術は爆発だ”岡本太郎展に行く

竹橋の東京国立近代美術館にて

生誕１００年　岡本太郎展に行ってきました。

あの有名な「芸術派爆発だ」の通り、エネルギッシュな作風満載でモニュメントと絵画をそろえた展示会です。

ヨーロッパに旅立ち、ピカソに出会い、感動します。
しかしそこから「模倣」ではなく、あえてピカソへの「挑戦」「対決」に至る経緯が始まりで、ついには「現代」「社会」と対峙する「抽象画」の独特の画風が生まれているそうです。

初期の作品から順に展示され、あの「明日の神話」まで一品一品に多種多様のメッセージがこめられ発せられています。



それを見る者は「その人なりの読解力」が試されます。
岡本太郎の作品にこめられてメッセージは、すなおには読み解くことはできないであろうが、それを見る者は少しでも読み取ろうと何度もトライする。

しかし「はねかえされる」

でも「何とかわかろうとする」

でも「はねかえされる」

「岡本太郎」のメッセージはそれをカンタンにはさせない。

現代と立ち向かい

社会と立ち向かい

生命と立ち向かい

ここでは見る者と立ち向かう

おもしろい展示会であった。

アスパラdeナポリ

今日はＯＦＦ日。

猫とお留守番です。

「なに食べるかな・・・・・」

朝めしの残り物のアスパラとウインナーがあります・・・・・「ひさびさナポリでも。」




お手軽ナポリですから、あとは「たまねぎ」と「オリーブオイル」「バター」「黒こしょう」で準備ＯＫ。

パスタが茹で上がればチョチョイのちょいと出来上がり。



でも“こだわりポイント”が・・・・・「黒こしょう」をたっぷりとふりかけて、「バター」でコクとウマミをプラス。



つまり“ピリッ”と味をひきしめながら“コクッ”と味に厚みとふくらみをだして・・・・・“お手軽”お店屋さんのナポリに変身!!

上品な味わいでおいしくペロリといただきました。

おみごと!!

うちの庭には・・・・・。

すずめのファミリーが１０羽くらい。

ひよどりのつがいが２羽。

メジロのつがいが２羽。

毎日やってきます。

梅の木にみかんを刺しておくと、「ごちそうだぁ!」ということで今朝はひよどりがやってきました。

ひととおり食べ終わると・・・・・。

あらあら「おみごと!!」

きれいに果実は食べたのはもちろん、『タネ』がみごとに残されていて、その食べ方の「お行儀」の良いこと。

感心してしまいました。