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戦後75年の記憶、(過去ログ)、欲しがりません勝つまでは

2020-07-24 12:00:03 | 学問

後ひと月弱で、75回目の、終戦の日がやって来る。
70年の区切りとして、5年前に、幼かった、昭和の戦争の語り部の記憶を、まとめてシリーズでアップ
した。
忘れてはならない、あの忌まわしい記憶を、後世に伝えるべく、またここで、アップして置きたい。

昭和の戦争の語り部の一人としての使命だと思っている。

 

3時のおやつと言うものをもらったことが無かった。
そんなものがあると知ったのも、戦後、しばらく経ってのことで有った。
家が貧乏だったことも有ったが、戦争の遂行に明け暮れしている世の中全体に、そんな余裕が無かったのだろう。

表題は、軍部が戦争遂行のために、国民に強要したスローガンの一つである。
家でも、学校でも、こうしたスローガンを叩き込まれた。

他にもいくつか有ったが、忘れてしまった。

贅沢は、敵だ。
鬼畜米英。
貯蓄に励もう。

こんなスローガンも有ったと思う。

国民は、なけなしの生活費を削って、郵便貯金に励まされた。
貯金した金は、膨大なインフレ政策によって、只同然になり、その過程で、戦争遂行のための戦費と化して行ったのである。