今日のテレビでやっていましたが、23日からの3連休、紅葉の京都は大混雑だったようですね。
行かなくてよかった。消耗するし、人を撮りに行くようなものですから。
ただ、今日の雨で紅葉もかなり散ってしまったのではないでしょうか。
これからの季節は、散り紅葉を撮りに行くのも良いかも。
散り紅葉(もみじ)。味わいのある言葉ですね。
紅葉を踏みしめ、晩秋から初冬にかけての、しみじみとした情緒を味わうのは良いものです。
散り紅葉(2011年12月4日 真如堂)
京都はしっとりとした散り紅葉の似会う古刹が多いです。
撮影に行く準備の意味もあって、良さそうなところをピックアップしてみました。(コメントも付けましたが、あくまで個人的な経験や印象です。ご容赦を…)
京の散り紅葉おすすめスポット(★は過去に撮影して確認済み)
・嵯峨野 常寂光寺 ★嵯峨野では定番のスポット。人波が途切れることがないが、境内が広いので撮りやすいかも。
・嵯峨野 鹿王院 じっくり紅葉を鑑賞できる穴場とのこと。
・嵯峨野 宝筐院 ★昔は穴場と言われたところ。今は人気スポット。写真撮影については、マナ―に注意。
・嵯峨野 厭離庵 ★独特の真っ赤な色合いの紅葉。あまりの素晴らしさに立ちつくす。境内は狭く、かなり暗い。
・奥嵯峨 祇王寺 ★超有名な名所。朝は日が差し込むが、午後になると山の陰になり暗くなる印象。立木が多すぎ、紅葉の色も薄めで、意外にこれというカットが撮りにくい。
・北嵯峨 直指庵 竹林の中にある小さな庵の寺。
・西京区 金蔵寺 紅葉の隠れスポット。アクセスは良くない。
・左京区 安楽寺 哲学の道近く。お寺の公開日は制限されているものの、見ものは門前の石段なのでいつでも撮影可能。
・左京区 蓮華寺 市街地から北へ遠く離れ、人が少なそう。
・左京区 真如堂 ★参道が美しいが、早朝でなければ人も多い。本堂裏手が結構絵になる。
・右京区 西明寺 槇尾の名所。高雄・栂尾と並ぶ「三尾」の一つ。
・長岡京市 光明寺 山門や、入り口近くの女人坂が撮影ポイントとのこと。
・山科 毘沙門堂 勅使門参道が見もの。
この中で、ぜひ再訪したいのが嵯峨野の厭離庵。入り口がどこにあるのか良く分からないほどの穴場(今では知られているかも…)で、暗いため、以前に行った時はうまく撮れませんでした。なんとか高感度に強いカメラを手にして、もう一度撮り直したいと思っているのですが。
また、リストアップした中では、北嵯峨の直指庵など行ってみたい気がします。 写真を撮るだけでなく、静かなたたずまいのなかで自分を見つめたり、色々なことを考えるのに良さそうです。