つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

奈良・采女祭

2017年10月05日 | 行事・歳時記

中秋の名月の10月4日、天候に恵まれて各地の観月の宴はにぎわったことでしょう。

 

どこへ行こうか迷った末、先日の「ならまち」散歩に続いて再び奈良へ。猿沢池で催された「采女祭(うねめまつり)」を見てきました。

神秘的で色鮮やかな天平の王朝絵巻。

初めてでしたが、なかなか良かったですね。

 

少々疲れたのと、祭についての勉強に時間をとられたので、とりあえず1 枚だけアップします。

 

采女祭の管弦の儀。

 

残りの写真は次回に。

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撮影カメラ・レンズ

  EOS 6D Mark II

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM


2017天神祭ギャルみこし Part 2(動画)

2017年07月28日 | 行事・歳時記

遅ればせながら、天神祭の「ギャルみこし」(7/23 )動画です。

その場の雰囲気を味わって頂きたいので、見せ場については、映画の“長回し”のように延々と撮影。結局6分余りの長尺動画になってしまいました。

なにわの“元気”を象徴する夏の風物詩。これからも長く続いてほしいと思います。

 

 

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撮影カメラ・レンズ

   ソニーRX100

   キヤノン EOS6D   EF70-300mm F4-5.6L IS USM (一部静止画のみ)


2017天神祭ギャルみこし Part 1

2017年07月24日 | 行事・歳時記

梅田の「ゆかた祭り」(7/22、7/23 )をパスして、天神祭の「ギャルみこし」(7/23 )を見てきました。

天神祭(7/24 宵宮、7/25 本宮)に先立ち、大阪天満宮から天神橋六丁目まで、日本一長い商店街といわれる天神橋筋商店街を往復する、華やかな行事。

 

今回は動画 8 割、静止画 2 割程度の配分で、静止画は大阪天満宮の境内での様子が主です。

 

天神橋筋商店街を北から南へ巡行したあと、大阪天満宮に着いたギャルみこし。

 

暑い中、疲れも見せず、元気いっぱい。

 

 

 

境内で休憩中のギャルたち。

 

 

ネイルも、ギャルみこしにあわせた模様のようです。

 

休憩のあと、再び天神橋筋商店街へ繰り出すみこし。

 

 

動画は次回に。

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノンEOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

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関連記事

  ・『2016天神祭ギャルみこし』(2016年7月24日 記事)

  ・『天神祭ギャルみこし2014 Part 1』(2014年7月25日 記事)

  ・『天神祭ギャルみこし2014 Part 2』(2014年7月26日 記事)

  ・『天神祭 ギャルみこし』(2013年7月23日 記事)


2017年 愛染まつり Part 3 (動画とミス愛染娘)

2017年07月05日 | 行事・歳時記

 愛染まつりの「宝恵かごパレード」を動画にしてみました。(HD 画質でごらんください)

 

ミス愛染娘

さて、お祭り期間中に選ばれた、今年の「ミス愛染娘」ですが、愛染さんのツイッターを見ても出ていません(7/5現在)。

そこで、YouTube で検索すると、コンテスト結果発表の動画がいくつかアップされていました(動画の一つ)。

それによると、2017 年の「ミス愛染娘」は大槻莉子さんのようです。

 

 大槻莉子さん(6 月30 日の宝恵かごパレード出発式で)。

 


2017年 愛染まつり Part 2

2017年07月03日 | 行事・歳時記

大阪・愛染さん(愛染堂勝鬘院)の夏祭り「愛染まつり」(6月30日~7月2日)初日の写真の続きです。

 

あべのキューズモール」で行われた、宝恵かごパレードの出発式です。

元気な歌とダンスで、祭りを盛り上げる「愛染女組」。

 

この日参加した「愛染娘」10 人の紹介が始まりました。

 

大阪音大でサックスを勉強していると自己紹介する愛染娘さんも。

 

こちらはバイオリンが特技の愛染娘さん。

 

「あべのキューズモール」のキャラクターが登場。

左がメインのキャラクターで「アベーノアベーノ」とか。

 

日本一高いビル「あべのハルカス」をバックに、宝恵かごパレードが出発。

 

かごから愛嬌をふりまく愛染娘。

 

沿道はカメラマンで一杯。

 

信号待ちで行列が止まった時、振り向いてくれたのでパチリ。

 

可愛いのでもう一枚サービス…

 

約1.5 キロを練り歩いて愛染さんに到着。

金堂の後ろの多宝塔前で行われる「かご上げ」を待ちます。

 

愛染娘が乗った宝恵かごを高く支え上げ、ぐるりと回る「かご上げ」。祭りのハイライトで、TVニュースにも出ます。

周りを取り巻く人垣越しに撮るのはなかなか難しく、さらに今回は動画も撮ろうと欲張ったため、スチールで10人全員は撮れていません。

 

 

 

 

 

最終日に、ミス愛染娘を選ぶコンテストがあります。

今年は誰が選ばれたのでしょうね。

 

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノンEOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

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関連記事(当ブログより。毎年、飽きもせず同じ文章で… お恥ずかしい限りです。)

 ・2016年 ミス愛染娘(2016.7.4)

 ・2016年 愛染まつり(2016.7.1)

 ・2015年 愛染まつり Part 2 (2015.7.3)

 ・2015年 愛染まつり Part 1 (2015.7.2)

 ・愛染まつり Part 2 (2014.7.2)

 ・愛染まつり Part 1 (2014.7.1)

 ・愛染まつり Part 2 (2013.7.1)

 ・愛染まつり Part 1 (2013.6.30)

 ・雨の愛染まつり (2012.7.1)

 


2017年 愛染まつり Part 1

2017年07月02日 | 行事・歳時記

今年も「愛染まつり」を見てきました(6月30日~7月2日)。

大阪の夏祭りの幕開けとなるこの祭り、梅雨の最中なので雨模様のことが多いですが、今年は特に初日の30 日朝、どしゃ降りの雨に。

お参りの恋人同士を縁結びするという “愛染パラパラ” どころではありません…

 

行くのをあきらめた人が多かったようで、見ものの「宝恵かごパレード」も、人出は少なめでした。

 

午前11時30分ごろから、阿倍野区の「あべのキューズモール」3階スカイコートで、「宝恵かごパレード」出発式。

今年は例年より約1 時間早め。

というのも、昨年夜中に一部の若者が騒いだ(?)ためか、警察の指導で祭りが夜9時には終了することになり、それにつれて全体のタイムスケジュールが繰り上がったとのこと。

やれやれ…

 

ともかく、テンポの良いお囃しとともに出発式が始まり、歌やダンスで祭りを盛り上げる「愛染女組」、宝恵かごに乗る「愛染娘」が登場すると、一気に華やかなムード。

 

200 人余りの応募者の中から選ばれた「愛染娘」。

 

出発式進行役の2 人。左は昨年のミス愛染娘・葉山夢さん。右は昨年の愛染娘・松並百合愛さん(間違っていたらごめんなさい)。

 

屈強な男たちに担ぎあげられる、一番かご。

 

愛染さん(愛染堂勝鬘院)へ向かう「宝恵かごパレード」。

 

おなじみの、にぎやかなかけ声が谷町筋に響くころ、雨は止んでいました。

     愛染さんじゃ~
            ほ~えっか~ごっ
     べっぴんさんじゃ~
            ほ~えっか~ごっ
     商売繁盛~
            ほ~えっか~ごっ

 

 

ほかに、動画も含めて色々撮っているので、次回に紹介します。

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノンEOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


十日戎の宝恵かご

2017年01月11日 | 行事・歳時記

大阪・今宮戎神社の十日戎(1/9~1/11)。

毎年、神社で福笹を授ける福娘さんを撮りに行くのですが、今年は趣向を変えて宝恵かご行列を撮ってきました。

 

宝恵かご19 台、芸妓、歌舞伎俳優、落語家、タレント、福娘、地元商店街関係者など500 人以上が参加。元お茶屋の・南地大和屋前から出発して、道頓堀、戎橋商店街、千日前、今宮戎神社までの道のりを練り歩くイベント。大阪・ミナミを彩る新春の風物詩です。

 

200 年以上前、ミナミの芸妓衆がカゴを繰り出し、今宮戎神社に参詣したのが元々の始まり。歴史も古いですが、最盛期の明治・大正・昭和の戦前には100 台ものカゴが出たという、規模の大きさも相当なもの。

 

個人的な話で恐縮ですが、大正から戦前にかけて大阪・谷町で酒屋を営んでいた祖母が、この宝恵かご行列を見ていたようです。

「歌舞伎役者がカゴに乗るとゆうんで、商売なんか放ったらかしにして行列を見に行ったもんや…」

幼いころから三味線や踊りなどの芸事を習い、今でいえば “歌舞伎オタク” だった祖母の話を、耳にタコができるほど何度聞かされたか。

100 年近く経って、いま孫の私が目にするとは。

「大阪らしい、にぎやかなもんやなァ。撮ってきましたで。 おばあちゃん… 」

 

行列ルートの途中、戎橋のたもとに設けられた「戎舞台」。

戎橋筋は、江戸時代に十日戎の参道だったところ。そのころ奉納が行われたといわれる舞台が一昨年から復活しました。

 

お祝いの演目として、文楽の「寿 二人三番叟」を上演。

 

 「寿 二人三番叟」。

 

「戎舞台」で待ち構えていると、道頓堀を通って行列が到着。「宝恵かご~」と華やかに盛り上げる芸妓衆。

 

かごに乗るのは、芸妓の代表・佳世子さん。

 

毎年、テレビの人気者が参加します。今年はNHKの朝ドラ「べっぴんさん」に出ている三倉茉奈さん。

 

「戎舞台」でセレモニーが始まりました。挨拶しているのは中村鴈治郎(四代目)さん。

扇雀--坂田藤十郎 という お父さんのイメージが強いけど、そうか鴈治郎も代がわりしたんだ。(今さら… )

 

舞台の前に並ぶ今宮戎神社の福娘さんたち。

 

みんなそろって「大阪締め」で祝います。

 

上方落語協会の会長・桂三枝、いや文枝師匠が面白くあいさつ。

そのほか、(左から)落語・笑福亭三喬さん、OSK日本歌劇団・高世麻央さん、MBSラジオ・上泉雄一さん。

 

あいさつする三倉茉奈さん。

 

このあと、戎橋商店街へ繰り出した行列。

 

鯛の福みこし。

起請文(きしょうもん)の矢をこれに託し、今宮戎神社まで届けてもらうそうです。

 

商店街の人たち。ノリがいいですね。

 

福娘さんの行列。

 

福娘の代表。

代表は3人。途中で交代するとのことですが、良い気分でしょうね~

 

道頓堀商店会の代表。

カゴに乗ると、いたるところで大勢のカメラマンの注目の的。

 

ミス宗右衛門町さん。

 

心斎橋トップレディさん。

 

えべっさん、商売繁昌の年になりますように。

頼んまっせ!

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO


お月見あれこれ

2016年09月15日 | 行事・歳時記

中秋の名月

2016年の「中秋の名月」は、きょう9月15日。

あいにく前線の停滞で全国的に雲が多く、お月見は厳しそうです。

京都など観光地では観月の催しが予定されています。どうなりますか…

 

また、今年は満月と一致しない「中秋の名月」。満月は9月17日だそうです。(AstroArts 参照)

 

当分、曇りがちの日が続きそうなので、月の写真はまたの機会に撮ることにしました。

さしあたり、「十三夜」「後(のち)の月」と呼ばれる、10月13日にでも…

 

ということで、かわりに去年の「中秋の名月」を。

去年、大阪・四天王寺で(2015年9月28日記事参照)

 

月見バーガー

あまり関係のない話ですが、先日大阪市内を歩いていて見つけた、マクドナルドの「月見バーガー」の広告看板。

 

この季節によくあるネーミングですが、何が「月見」なんだろうと思って、マクドナルドのホームページで調べると、月に見たてた卵をはさんであるのがミソ。

 

「満月チーズ月見」なる新商品も。

 

初公開! マックの秋の定番『月見バーガー』誕生秘話」というページもありました。

(“秘話”というほど大げさな話ではないと思うけど…)

日本オリジナルの商品で、1991年に初めて販売されたそうです。

 

ということは、25年間ものロングセラーなんですね。

知りませんでした。

「そんなの前から知ってるよ」と言われる方もあるかもしれません。時代遅れかな。

 


2016天神祭ギャルみこし

2016年07月24日 | 行事・歳時記

大阪の天神祭は24日が宵宮。この前日の23日、恒例の「ギャルみこし」がありました。

紅白の法被にねじり鉢巻き姿の女性たちが、みこし2基を交代で担ぎ、天神橋筋商店街から大阪天満宮まで巡行。

祭りを盛り上げる華やかな行事です。

 

天神橋筋に着くと、天神祭のうちわを配っている娘さんがいました。

テレビ大阪の「うちわ娘」さん。

 

テレビ大阪のサイトを見ると、今年第8期生とか。

特製うちわをもらって、風を送りながら「ギャルみこし」の撮影をしてきました…

 

「わっしょい、わっしょい」のかけ声で天神橋筋商店街を練り歩く、みこしギャル。

 

商店の人たちに笑顔を振りまきます。

 

元気良し、笑顔良し、の浪花ギャル。

 

みこしは重さ200キロぐらいあるそうです。よう担ぐなァ~ 

 

ところどころで、みこしを差し上げます。

 

このあと一斉にはやし立て、にぎやかなこと…

 

周りには大勢のカメラマン。商店街が人で一杯。

この中に入ると、もはや身動きが出来ません…

 

再びみこしを担いで巡行再スタート。ちょっと重い感じ、かな…

 

カッコいいですね。

 

カメラにポーズを取ってくれました。ありがとう!

 

これだけのギャル集団、そばを通るときは大迫力。怪我人が出ないように、男性の指揮者が誘導します。

 

国道1号線の横断歩道を渡って、大阪天満宮へ。

ここが一番明るくて撮りやすいのですが、カメラマンが群がってなかなか思うようにいきません。

 

以前は、境内の中を練り歩く様子も撮っています。今年は所用で時間がなく、商店街の巡行だけの写真になりました。

それにしても、暑かったですね。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

 


「大暑」あれこれ

2016年07月23日 | 行事・歳時記

7月22日は、二十四節気の「大暑」。一年のうち最も暑いとされる頃。

まだ梅雨明けもしていない関東ではそれほどでもなかったようですが、大阪では太陽がジリジリと照り付け、最高気温34.4度。「大暑」のとおり厳しい暑さでした。

夏本番の暑さにまつわるあれこれを、とりとめもなく…

 

ヒマワリ

真夏のシンボル、ヒマワリ(近所で)。

 

ヒマワリは全国に名所があり、「ひまわり畑ネット」などで紹介されています。

一面のヒマワリ畑は絵になりますね。

ただ被写体としては定番。作品になる撮り方はどうすれば良いか、広大な現場で迷ってしまう側面も。

新しいノウハウ本を見つけました。インプレスから発売された、「アニメ ・ 映画のようなワンシーンを写し出す 情景写真術」(著者・ 田中達也氏)。デジカメWatch に試し読みできるページが紹介されています。

 

その中のヒマワリのページ。

 

 

文章が読めるように拡大してみました。

 

 

撮影やレタッチのヒントが色々。

『年老いたひまわりは常に東を向いているため、朝方でしか順光にならないので気をつけよう。』

とあります。

へえ、そうなの… 御存知でした?

 

この本は、もちろんヒマワリだけでなく、ひと味違う風景写真の撮り方を詳しく解説した本。作例写真が美しく、おススメです。

しかも今、インプレスのWebサイトで、全ページを無料で試し読みできるようになっています。公開期間は7月22日から7月29日まで。

本のPR で一部が試し読み出来る例は良くありますが、全文を無料で読めるのは珍しく、何とも太っ腹。

 

全ページ試し読みすれば、本を買わなくても良い…

ただ、全部で85ページあります。これを全部プリントしたりすると、インク代が本を買うより高くつくかも。

 

ビールの季節

暑くなると無性に飲みたくなるビール。

ビアガーデンが賑わっています。

 

グランフロント大阪 うめきた広場の「キリン一番搾りガーデン」。

泡がヒンヤリ冷たい生ビール「一番搾り フローズン 生」が面白く、人気のよう。

 

会社帰りにちょっと一杯。いいですナ~

 

夕涼みに良い「うめきた広場」。

 

夏の宵、水辺の美しさも格別。

 

そばの大阪駅5階にある「時空の広場」は、大暑の22日から「夏祭り」仕様に。

縁日フードメニューの販売や人力車の花車装飾、竹灯篭・床几がお目見え。

 

イベント

大阪の夏の“アツい”祭り、天神祭(7月24日、25日)。

元気の良い女性が神輿を担いで、天神橋筋商店街を巡行する「 ギャルみこし 」(7月23日)も見ものです。

 

ギャルみこし (2014年撮影)。

 

暑いけど、今年も撮りに行くかな~


2016年 ミス愛染娘

2016年07月04日 | 行事・歳時記

愛染まつり」(6月30日~7月2日)は終わりましたが、ところで今年のミス愛染娘は誰だったの? と気になる方もいるかもしれません。

愛染堂(大阪市天王寺区)のツイッタ―によると、7月1日にコンテストがあり、2016年のミス愛染娘は葉山夢さんに決定したそうです。

2016年度ミス愛染娘・葉山夢さん。

 

浴衣が似合う、優しい感じの美人ですね。

選ばれてみると、なるほど… と思います。

 

先日の記事にも写真がありますが、改めて、宝恵かごパレードや愛染堂境内のかごあげでの写真を御紹介します。

宝恵かごパレードでの葉山夢さん(手前)。

 

葉山夢さん(左)。

 

こちらは、愛染堂境内のかごあげ。

 

コンテストでは和太鼓も披露したそうです。

 

葉山さんご自身のツイッタ― もあります。

興味がおありの方は、のぞいて見られては…

 

ちなみに、つい先ほど愛染堂ツイッタ―が更新され、それによると、準ミス愛染娘は青山奈里香さんとのこと。

青山奈里香さんのツイッタ―もあります。

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関連記事(当ブログより)

 ・2016年 愛染まつり(2016.7.1)

 ・2015年 愛染まつり Part 2 (2015.7.3)

 ・2015年 愛染まつり Part 1 (2015.7.2)

 ・愛染まつり Part 2 (2014.7.2)

 ・愛染まつり Part 1 (2014.7.1)

 ・愛染まつり Part 2 (2013.7.1)

 ・愛染まつり Part 1 (2013.6.30)

 ・雨の愛染まつり (2012.7.1)

 


2016年 愛染まつり

2016年07月01日 | 行事・歳時記

大阪の夏祭りの最初となる、愛染堂勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん=愛染さん)の「愛染まつり」(6月30日~7月2日)。

梅雨のさなかの祭りなので、雨模様のことが多いです。

30日も、ポツリポツリと雨粒が。ただ、傘を差さなくても良い程度だったので、「宝恵かごパレード」を撮りに行ってきました。

 

12時45分頃から、倍野区の「あべのキューズモール」で出発式。

祭りのイメージガール「愛染娘」と、宝恵(ほえ)かごを担ぐ「愛染女組」が紹介されました。

愛染娘は約280件の応募者から選ばれた10人と留学生2人の計12人。愛染女組は6人。

 

愛染娘を載せた一番かごのかご上げ。パレードのスタートです。

 

午後2時頃、「あべの地下センター」で少し休憩。

 

華やかですね~

 

たくさんのカメラマンに囲まれ、笑顔で記念撮影。

 

地下街を出たあと、天王寺公園前から宝恵かごに乗り込み、谷町筋を愛染堂に向かってパレードします。

宝恵かごパレードは、江戸時代(宝永年間)に芸妓がかごに乗って愛染祭にお参りに来ていたのを再現したもの。

 

「愛染さんじゃ~ ほ~えっか~ごっ」。

この掛け声がいいんですよね。

 

沿道に愛嬌をふりまく、愛染娘や愛染女組の娘さんたち。

 

 

 

愛染堂。金堂の前で大勢の参拝客やカメラマンがパレードの到着を待ち構えています。

パレードは午後3時ごろ、愛染堂に到着。境内奥の多宝塔の前で、恒例の「かごあげ」が行われます。

 

かごあげ。

屈強な男たちが愛染娘の乗ったかごを高々と差し上げ、一回転。

これを撮ろうと集まったカメラマンの数の凄いこと…

多宝塔から撮っているのは新聞・テレビなど報道関係。なので、愛染娘と一緒に一般のカメラマンが新聞・テレビに載ることになります。

私も、この日の夕方のローカルニュースで、画面の隅っこに映っていました(どうでもいいことですけど…)。

 

今年は上の写真を含め、愛染娘12人全員のかごあげを撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は留学生のお2人。

 

 

多宝塔の前で記念撮影。

みんな楽しそうでよかったですね。ごくろうさまでした。

 

花守りなどの授与も愛染娘の役目。

ティアラを付けているのは去年の「ミス愛染娘」。今年のミス愛染娘は祭り期間中に行われるコンテストで決まります。

 

花守りの飾りになっている「愛染かつら」が、境内で咲いていました。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

      *久しぶりにタムロンの便利ズームを使ってみました。広角も望遠(300mm)も必要、かつ身軽に、画質は二の次、というイベントには重宝です。

 


梅雨の歳時記(半夏生)

2016年06月29日 | 行事・歳時記

梅雨の雨が続きます。撮る花といえばアジサイぐらい… 

 

この季節で気になっていた言葉に「半夏生(はんげしょう)」があります。

 

「半夏生にはタコ食べるのよ」とヨメさん。

何でそうなのか分かりません。そもそも、半夏生とは何なのか。

 

そこで調べてみたところ、実にややこしい。

 

半夏生という「日」

夏至から数えて11日目にあたる日のこと。また、「太陽の黄経が 100 度になる日」とも。

太陽の黄経? 下がその説明図です(ウィキメディア・コモンズより)。

地球から見た、太陽の見かけ上の通り道が「黄道」。春分のころの太陽は黄経0 度で、夏至のころが黄経90 度。

黄経100 度は、夏至を少し過ぎたあたり。そのころが「半夏生」。

 

太陽暦では7月2日ころ(2016年は7月1日)で、古くから、このころまでに田植えを終える目安とされていたそうです。(暦の上で半夏生は「雑節」という扱い)

農家にとっては、田植えを終えてヤレヤレという休息の時期ですね。

地方によっていろいろな風習があり、関西では、植えた稲の苗がタコの足のように大地にしっかり根を張り、豊作になるようにとの願いから、タコを食べるとか。

ヨメさんが言っていた「タコ食べるのよ」というのは、そういう意味らしいです。

 

奈良・大阪・和歌山では「半夏生餅」といって餅をつく農家も。

四国・香川では、農作業を手伝ってくれた人達にうどんを振る舞う風習があり、これにちなんで香川のうどん業界が1980(昭和55)年、7月2日を「うどんの日」に制定(そば・うどん業界.com 参照)。

福井県では、焼き鯖を食べるそうです。

その他の地方にも色々な風習が…(ウィキペディア 参照)

 

農作業に伴う大事な日であることは分かりました。(この日に『毒気が降る』とか、古い言い伝えもあったようですが、現代では本気にしない方がよさそう。)

 

言葉の由来になった草

「半夏生」という言葉は、「半夏(はんげ=カラスビシャク)という草が生えるころ」からきているというのが一説。

カラスビシャクはサトイモ科の雑草。根茎の乾燥したものが漢方の生薬として使われ、吐き気止め、去痰、鎮静効果があるとされます(武田薬品の健康サイト 参照)。

 

カラスビシャク(半夏)(ウィキメディア・コモンズ より)。

蛇が舌を出したような、変な草ですね~

形が柄杓のようだけど、小さくて使えないので動物の名前をつける、「カラスノエンドウ」と同様の命名。雑草はこういうのが多いです。

この半夏=カラスビシャクが生えるから「半夏生」というのは、一応納得できる話です。

 

ハンゲショウという草

ところが、「ハンゲショウ」という草が別にあるので、話がややこしくなります。

むしろ今ではこちらの方が良く知られ、カラスビシャクは忘れられた存在に。

 

ハンゲショウは水辺に生えるドクダミ科の草。

梅雨のこの時期に、地味な花(花穂)が伸びて咲くころ、花に近い上部の葉が白くなります。葉先や葉の裏側は緑のままなので、半分化粧していると言う意味の「半化粧」、あるいは「カタシログサ(片白草)」とも呼ばれます。

 

大阪・長居植物園で、実際に撮って来ました。

ハンゲショウ(半夏生)。

 

アップにすると、なるほど葉の一部だけが白くなっている、変わった植物です。

もじゃもじゃ伸びているのが花。

花が地味すぎるため、葉が花の代わりに白化して目立つことで虫を誘っているのでは、とも言われています。

 

雑草のカラスビシャクとは違って、庭園に植えられることもあり、京都の建仁寺塔頭・両足院では「半夏生の庭園特別公開(6月6日~7月6日)」が開催中。

 

長居植物園のアジサイ園の近く、メタセコイヤの池のほとりに生えているハンゲショウ。

“生きている化石”メタセコイヤに囲まれ… 植物の悠久の歴史。

 

暦の上の日であったり、植物の名前であったり、ややこしい半夏生。

さしあたり7月1日、わが家ではタコが食卓に出そうですが…


涼し ゆりまつり

2016年06月21日 | 行事・歳時記

奈良市・率川(いさがわ)神社の「ゆりまつり」を見てきました。

毎年6月17日に行われる同神社の例祭で、正式には「三枝祭(さいくさのまつり)」。

 

岡部伊都子さんの随筆で、初夏の奈良を彩る、この涼しげな祭りがあることを知ったのは30年以上前。以来、機会があれば見てみたいものだと思っていました。

三島由紀夫の小説「奔馬」にも書かれ(まだ読んでませんが…)、全国的にも知られています。

 

推古元年(593年)創建と伝えられる、奈良市では最古の率川神社

三棟の本殿があり、御祭神の「媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)=神武天皇の皇后」を中央に、左には父の「狭井大神(さいのおおかみ)」、右には母の「玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)」が祀られています。

 

率川神社は、奈良・桜井市の三輪山を御神体とする大神(おおみわ)神社の摂社。

その三輪山の麓、狭井川のほとりに御祭神が住み、付近には笹ユリが咲き誇っていたと伝えられるところから、酒樽を笹ユリで飾る「三枝祭=ゆりまつり」が行われるようになったとのこと。

 

提灯にも笹ユリの絵が。

 

午前10時半から神事が始まり、笹ユリで飾られた酒樽や神饌(しんせん)が本殿前に供えられます。

たくさんの笹ユリは、前日に三輪山から運ばれたもの。

ユリのかぐわしい香りが辺りに満ちていました。

 

宮司の祝詞などのあと、雅楽が奏される中、4人の巫女が笹ユリを手に「うま酒みわ(三輪)の舞」を華麗に舞います。

写真的にも一番のハイライトなのですが、下のような写真は塀に囲まれた本殿右手の報道席からしか撮ることが出来ません。なので、やむを得ず同神社のホームページから引用させてもらうことに…

        「うま酒みわの舞」(率川神社のページより)。

 

観客席から見るとこんな感じです(正面が本殿)。

観客席の前の方には200人以上の神社関係者や招待者。一般の参拝者は最後方から見ることになります。

 

見えにくい位置の観客席にはテレビ画面が設けられ、神事の模様を映していました。

 

というわけで、アマチュアの写真愛好家には大変撮りにくい神事だということが、来てはじめて判明。

ただ、そこは望遠レンズとトリミングを駆使、それなりのカットにはなりましたが。

 

巫女が手にする清楚な笹ユリ。

 

 

 

 

 

すがすがしく、本当に美しい舞でした。

 

神事のあと、参拝者にお披露目された神饌と2つの酒樽。

 

神饌。

 

神饌の説明(配置は神様から見て)。

 

笹ユリで飾られた2つの酒樽は台の形や、中身のお酒の種類が異なっています。

向かって右側の、脚つきの曲桶「罇(そん)」。中身は濁り酒の「黒酒(くろき)」。

 

左側は、台付きの壺「缶(ほとぎ)」。中身は清酒「白酒(しろき)」。

 

境内では、巫女さんが参拝者に御神酒を振る舞っていました。

 

私も並んで御神酒を頂きました。

 

酒器を飾る笹ユリ。何と涼しく美しいこと…

 

お酒は濁り酒でした。「黒酒(くろき)」ですね。

 

ユリの絵馬がありました。ほかに、縁結びの「恋文みくじ」や安産・子育てのお守りも。

 

午後1時過ぎからは七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列が市内を巡幸。

稚児行列に参加する子どもたちとお母さん(行列前の安全祈願祭で)。

 

行列の出発。ユリの花車を引く子どもたち。

 

近鉄奈良駅近くの繁華街を歩く七媛女。首にかけているのは勾玉。

 

こちらは「ゆり姫」。

 

前日はかなりの雨で心配しましたが、例祭の17日はお天気になり幸いでした。

 

ところで、笹ユリは今では希少な花になっています。笹ユリを育てる住民の協力がなければ、この祭りも続けられないでしょう。

その活動について書かれた次のブログ(産経新聞の記事の紹介)を見つけましたので、御参考に…


 ・『tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」』

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

      EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

    EF24-105mm F4L IS USM


節分の巻き寿司 丸かぶり

2016年02月02日 | 行事・歳時記

gooブログのお題「恵方巻きは食べますか?」に参加。

関西の人間なので、答えは「食べる」です。

「恵方巻き」とは言わなかった頃から、「巻き寿司の丸かぶり」と言って、節分の習慣でした。

ついでに、イワシも食べます。

 

「海苔で健康推進委員会」という団体のページによると、

『なぜ節分に巻ずしを食べるようになったのでしょうか?
この風習の由来は諸説ありますが“巻く”ということから“福を巻き込む”“切らずに食べる”ことから“縁を切らない”という意味が込められているという説が有力です。また、巻ずしのかたちが黒くて太いことから、巻ずしを鬼の金棒に見立て豆をまくのと同じように、鬼の金棒を食べて鬼退治をする意味もあるようです。』

『この風習の起源ははっきりしていませんが、江戸時代の末期から明治時代の初め頃にかけて大阪の船場で節分に、前年の災いを払い新しい年の幸運を祈る一種の厄払いとして、商売繁盛・無病息災・家内安全を願ったのが始まりと言われています。この風習は明治時代の中頃からすたれてしまいましたが、30年程前から復活し、全国に広まりました。』

とのこと。

もとは関西の古い風習だったものが、全国的に広まった背景には、寿司や海苔の業界とセブン-イレブンなどコンビニ、スーパーによる盛り上げがあったのは、良く知られている通り。

コンビニ、スーパーでは、予約販売の売り込みも盛んで、一大商戦になっていますね。

 

ずらりと並ぶ大量の「恵方巻」(昨年2月3日、近くのスーパーで)。

 

ちなみに今年の恵方は南南東。

恵方を向いて、家族みんなが黙々と食べる様は、まことに不思議な光景…

 

大阪では「海苔チャリティーセール」というイベント(大阪海苔協同組合主催)があり、大阪天満宮で2月3日、1000人が揃って恵方を向き、巻き寿司を丸かぶりするとのこと。

巻き寿司は無料で、10:30から参加整理券配布、11:40から巻き寿司交換 。12:00ごろ、いっせいに丸かぶり。

例年、朝早くから並ぶ人もいるみたいですね~

JRおでかけネット 参照)