つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

とんど焼き

2016年01月15日 | 行事・歳時記

正月のしめ飾りなどを焚き上げてもらうため、とんど焼きに行ってきました。

 

堺市にある出雲大社大阪分詞

縁結びの神様、出雲大社(島根県)の、全国に数多くある分詞のひとつです。

大阪にも出雲大社があるんです… 知らない人が多いかも。

 

出雲大社の特徴、大きな注連縄。

 

境内で行われた、とんど焼き。遅めに行ったので、ほとんど煙になっていましたが…

 

正月の飾りを焚き上げてもらい、しばらく火にあたりました。

これでお正月も終わり。ほっとした気分に…

 

お餅を焼いて…

 

参拝の人たちにふるまっていました。

 

すまし汁に入ったお餅を頂きました。体が温まり、有難かったですね。

 

風邪の予防になるといわれる、ミカンの黒焼きも配られていました。

 

個人的に、子どものころから「とんど焼き」と言ってきた、この伝統行事ですが、「どんど」「左義長」など地方によって呼び名が違うようです。

ネットで調べていたら、NPO法人地域資料デジタル化研究会という団体が全国的に調査した結果がありました。

それによると、次のような割合だったとのこと。

 (1)「どんど焼き」 105件(48.4%)
 (2)「とんど焼き」 20件(9.2%)
 (3)「左義長」 18件(8.3%)
 (4)「道祖神祭」 17件(7.8%)
 (5)「どんと焼き」 10件(4.6%)
 (6)「鬼火たき」 6件(2.8%)
 (7)「サイノカミ」 6件(2.8%)
 (8)「どんどん焼き」 5件(2.3%)
       *NPO法人地域資料デジタル化研究会の調査による

小正月行事「どんど焼き」の全国(世界)調査集計(平成27年版)』と題するこの珍しい調査、民俗学的でもあり、かなり詳細なもの。時間があればじっくり読んでみると面白いと思います。

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撮影カメラ    ソニーRX100


今宮戎の福娘2016 Part 2

2016年01月12日 | 行事・歳時記

「十日戎」の続きです。

今宮戎神社では12日から賽銭を数える賽物(さいもつ)勘定が始まりました(産経WEST)。

銀行員が約2週間かけて集計するそうです。

参拝者数は100万人以上、賽銭は例年並みの約4600万円を見込んでいるとか。

 

単純に計算すると1人平均46円。賽銭の金額ってそんなもんですかね… 

まあ、「エビで鯛を釣りたい」のが庶民の願い。

「えべっさん」頼んまっせ!

 

以下、福娘さんの写真をどうぞ…

 

縁起ものの「吉兆」。小判や米俵のほか…

 

打出の小槌、鯛などが人気。

 

 

 

 

 

 

こちらは留学生のようですね。

 

 

 

 

福笹と一緒にポーズ。

スマホやコンパクトカメラで記念撮影する人が多かったです。

 

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS 6D

    EF24-105mm F4L IS USM


今宮戎の福娘2016 Part 1

2016年01月11日 | 行事・歳時記

今宮戎神社の十日戎。

今年は1月9日(宵戎)、10日(本戎)、11日(残戎)が、土、日、祝日(成人の日)の三連休にハマり、しかも好天続き。

宵戎に行ってきた知人から「本戎は混むぞオ~」と言われながら、覚悟して、その本戎に行ってきました。

 

南海高野線の今宮戎駅を降りてすぐのところにある今宮戎神社ですが、駅の前から行列が出来ていて、なかなか動けません。

神社に入るまでに30分。

 

境内に入ったものの、押すな押すなの大混雑。

本殿にたどりつくのに、さらに20分ほどかかりました。

「押さないでください! お賽銭を後ろから投げないでください!」のアナウンスがひっきりなし。

 

まあ、昔から「えべっさん」はこういうものだと思っていましたから、これが普通。逆にこの喧騒がないと寂しいですよね。

 

福笹に縁起物の「吉兆」(きっちょう、又はきっきょう)を付けてもらうところ。

笹を持った人が押し寄せ、中にいる福娘さんが、全く見えません。

 

この中で撮るのですから大変です。

あまり、ほかの人の邪魔になってもいけませんし。

 

「思い出のシャッターチャンスは1枚で!」と、警備のアナウンス。

いやあ、それはつらい… (我々写真マニアには… )

 

とはいえ、何とか福娘さんを撮ってきました。

 

こういう娘さんに福笹を飾ってもらうと、本当に幸運がやってきそうな気がしますネ。

 

                             ◇

今年の今宮戎の福娘に応募したのは、関西の大学生など3123人。その中から書類審査や面接で40人が選ばれ、留学生10人を加えた計50人が、そろいの烏帽子(えぼし)装束で、十日戎の福笹授与や神社の色々な行事に参加しています。

着物の色は、昨年ピンクでしたが今年はブルー系。これも爽やかで美しいです。

 

他の写真は次回に… 

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撮影カメラ・レンズ

    キヤノン EOS 6D

    EF24-105mm F4L IS USM

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関連記事・サイト

 ・今宮戎神社の福娘ページ

 ・『福娘を発表、50人の笑顔咲く 大阪・今宮戎神社』(朝日新聞デジタル)

 ・『幸せの使者40人決まる 今宮戎の福娘』(大阪日日新聞)

以下は当ブログ記事(毎年、同じようなことを書いています)

 ・『今宮戎の福娘2015 Part 2』(2015年1月12日記事)

 ・『今宮戎の福娘2015 Part 1』(2015年1月11日記事)

 ・『今宮戎の福娘 Part 2』(2014年1月10日記事)

 ・『今宮戎の福娘 Part 1』(2014年1月10日記事) 

 ・『えべっさんの福娘』(当ブログ2013年1月9日記事)

 


2016年正月点描(大阪天満宮・新年会)

2016年01月08日 | 行事・歳時記

元日に住吉大社で初撮りのあと、2日に家族連れで天神さん(大阪天満宮)へ初詣。

大阪天満宮は毎年の恒例ですが、すごい人出で入場制限していました。

 

手水舎(手前)。向こうは続々と詰めかける人の波。

 

受験生が何回かお世話になる大阪天満宮。合格祈願のお守りが目立ちます。

 

着物姿の二人。近年、着物での参拝は本当に珍しくなりましたね。

 

毎年の習慣で、お神楽を(2000円)。

朱塗りの矢をもらえます。

 

青空のもとで、いいお正月…

境内には露店がずらり。

ここらでタコ焼きを食べたあと、お好み焼屋でも行こうかという話になりました。

 

天神橋筋商店街の「じゅうじゅう屋」で。

けっこうボリュームがあるので、昼ご飯の代わりに。

 

でも、正月にこれだけではねェ…

後日、親戚と集まって新年会をしました。

 

大阪・都島の「東大美(ひがしだいみ)」で。

西天満の読売新聞前にある「大美」の姉妹店で、2店とも雑炊が名物の日本料理店です。

ここで、カニ鍋を中心としたメニューを親戚が予約してくれていました。

 

先付け。お正月らしいですね。

 

お造り3種。

 

松葉ガニ。

 

カニを食べたあと、雑炊に… 実に美味しかったです。

 

飲み物は、ビールのほか、冷酒を注文。

これは、石川県・能登の銘酒「みなもにうかぶ月」。

淡麗の極み、とでも言えるかもしれません。非常にまろやかで繊細なお酒。

生産量が少ないので、入手困難という話も…

 

こちらは、金沢の純米酒「黒帯」。命名者は英文学者の吉田健一とのこと。

燗で飲みます。口当たりが良くて、何杯でもいける感じ。

「東大美」では、良く飲まれているお酒だそうです。

 

追加注文の、牛肉の昆布巻き。やさしい味わいでした。

このほか、鰻の棒寿司を注文。これも美味しい。

デザートはメロンでした。

 

西天満の「大美」もそうですが、「東大美」も良い味付けのお店。テレビや雑誌でも紹介されています。

テーブル席のほか、掘りごたつ式の座敷があります。

昼間はランチに利用する人が多いようです。

 

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撮影カメラ     ソニーRX100


2016年正月点描(住吉大社)

2016年01月04日 | 行事・歳時記

2016年、お天気続きで温かい新春です。

吹く風も春風のよう。桜が咲くのでは… という感じ。

この天候のように、今年が穏やかで平和な年であってほしいと思います。

 

元日に大阪・住吉大社で初詣・初撮りをしてきました。

南海高野線の住吉東駅から住吉大社へ。

いつもは裏門から入るのですが、正月は参拝者が詰めかけるため(三が日で約250万人)、交通規制で裏門は出口専用に。境内に入るには周囲をぐるっと迂回して、正面から入るほかありません。

迂回路の途中には摂社末社が建ち並び、露店もたくさん出ています。

 

末社のひとつ、「種貸社(たねかししゃ)」に立ち寄り。

資金調達、子宝の神様です。

手水舎(てみずしゃ)には一寸法師の像。

一寸法師の舞台は住吉大社。子に恵まれない老夫婦が住吉の神様にお祈りし、授かった子が一寸法師。針を刀にお椀の舟と箸の櫂で漕ぎだしたのは住吉津だったそうです。

 

「御神酒盃戴所」で、お神酒(みき)を頂きました。

「ようお参りでした」と参拝者にお神酒をふるまう巫女さん。

左党にとっては、まことに有難く、すがすがしい気分…

 

傍では「東北支援販売会」の看板の下、カニ汁、甘酒のほか「牡蠣味噌」や「金華さば」など宮城特産の缶詰を売っていました。

 

軒を連ねる露店。

サザエ、豚バラ、焼鳥… うまそうですねェ。

 

これは、じゃがバタ―かな?

 

参拝の女性が抱いていた、晴れ着のワンちゃん。

撮らせてもらうと、カメラ目線に。

 

ようやく住吉大社の正面にきました。反橋(太鼓橋)を渡って本殿へ向かいます。

ものすごい混雑。「橋の上で写真を撮ったり、立ち止まらないで」と警備の警官が連呼。

 

本殿前の手水舎。

 

 神矢やお守りを求める人が次々と。

 

おみくじを結ぶ人。

 

この女性は笑顔でしたので、たぶん良い運勢だったのでしょう。

 

太鼓橋を渡ってすぐの第三本宮、第四本宮に参拝。ついで第二本宮、第一本宮へとまわりました。

 

すごい量のお賽銭(第三本宮で)。千円札もありました。

私はといえば、以前は100円硬貨でしたが、最近は45円(始終ご縁)が基本。わずかでスミマセン…

 

第二本宮。このあたりは比較的すいているところ。

 

静かにお祈りできます(第二本宮で)。

 

神矢についているのは、えとの猿の人形でしょうか。

 

こちらは猿の絵馬。

 

次に第一本宮へ。これが大変でした。

第一本宮へ向かう人の波。なかなか動きません。「今年はいつもより多いんとちゃうか」という声。

少し動いては立ち止まり、を繰り返し…

 

とうとう、あたりが暗くなってしまいました。

後ろから照らされるライトに浮かび上がる人、人、人…

 

ようやく賽銭を投げられる距離まで近づきました。並び始めてからここまで約40 分。

ビニールを隔てた中で座っているのは、厄除・家内安全など正月の本殿特別祈祷を受ける人たち。

ビニールがないとお賽銭が飛んできますものね。

 

第一本宮の最前列に。

さすがに荘厳ではあります。

 

さて、帰り路。

住吉踊を奉納する囃し声が聞こえていたので、その方向へ向かったのですが、暗くて途中で迷ってしまいました。

水に映る露店の灯り。ここからは露店の“迷路”のようなところでした。

 

行けども行けども並ぶ露店。

 

この道はどこへ?

 

ワッ、お化け屋敷!

 

とにかく人の行く方向へ。

 

良かった~。もとの太鼓橋のところへ出ました。

関西夜景100選にも選ばれており、夜も風情があります。さすがに昼より人の波はおさまりましたね。

 

神矢を掲げて帰路につく参拝者。

この神矢は豪華ですね。高いですよ~(1万円ぐらい?)。

 

撮影について : 夜間のISO 感度は、ISO 1600 から最高12800まで上げています。それでも真っ暗なカットも。その場合はRAW現像時、強引に明るく補正。すると細部がきれいに浮かび上がってくるから不思議。

さすがに、暗所に強い「EOS 6D 」です。

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 撮影カメラ・レンズ

   キヤノン EOS 6D

    EF24-105mm F4L IS USM


神農さん

2015年11月23日 | 行事・歳時記

「神農(しんのう)さん」(11月22日~23日)へ行ってきました。

製薬会社が立ち並ぶ、大阪・道修町(どしょうまち)の少彦名(すくなひこな)神社の例大祭で、正式には「神農祭」。

 

毎年、笹に付けた張子の虎をもらいに行くのが習慣になっています。

張子の虎。

笹に付けられた赤い札には「祈願家内安全無病息災」の文字。

 

道修町。

地下鉄堺筋線、京阪本線の北浜駅から南へ少し歩いたところ。

普段はオフィス街ですが「神農さん」の2 日間は、くす玉飾りや「吉兆」など老舗の献灯提灯が掲げられ、たくさんの露店が出てにぎわいます。

 

すごい人出。神社に参るには行列しなければなりません(右側)。

 

くす玉飾りに吊り下げられているのは薬の箱。ここは、江戸時代から続く薬の街。

 

ビルに挟まれた少彦名神社の参道。

日本医薬の祖神・少彦名命(すくなひこなのみこと)と中国医薬の祖神・神農炎帝(しんのうえんてい)がご祭神。安永9年(1780年)、薬種商の団体が建立したのが、神社の起源とされています。

 

 張子の虎(神虎)の由来。

 

参道脇にある、道修町を舞台にした谷崎純一郎の小説「春琴抄」の碑。

 

ようやく拝殿へ。狭い境内は人でいっぱい。

 

拝殿では、小刀を手にした巫女さんの舞がありました。

 

初めて見る舞。珍しいですね~

拝殿に参拝者が2人座っていたので、何かの御祈祷かもしれません。

 

 張子の虎の授与所。

 

張子の虎やお札を付けた神虎笹(2500円)。購入すると頭上で鈴を鳴らしてもらえます。

 

願い事を書いた絵馬。

医大、薬大の合格祈願や、「国家試験に通りますように」と書かれたものが多かったですね。また、ペットの健康を祈ったものも…

 

通りに軒をつらねる露店。

 

昔の面影をしのばせる小城製薬の建物。

 

生薬など天然素材を扱う会社のようです。

 

歩いていると、「杏雨書屋(きょううしょおく)」なる建物が目につきました。

武田薬品からの寄付をもとに創設された武田科学振興財団の図書資料館。

 

医学・薬学関係の展示があったので入ってみました。

 

「杏雨」とは、「杏林(医学)を潤す雨」の意味だそうです。

 

展示室は撮影不可なので写真を載せられませんが、実に興味深い資料が並んでいました。

漢方材料に使われた「犀角(さいかく=サイのツノ)」「一角(イッカクというクジラの長い牙)」、丸薬の製造道具、手術道具、漢方の医学書、医家の肖像画、そして有名な「ターヘル・アナトミア」「解体新書」などなど…

「皇帝が見た博物図鑑」という特別展示では、中国の明、清時代に皇帝の命令で作られた漢方材料の図鑑「本草品彙精要(ほんぞうひんいせいよう)」が展示されていました。

極彩色の美しい書物で、大変珍しいものだそうです。(杏雨書屋所蔵、展示品は写本)

杏雨書屋は古医書の蔵書で国内有数とか。いやいや、すごいものが道修町にはありますね。いいお勉強でした…

 

田辺三菱製薬の資料館も神農祭で特別開館。こちらは残念ながら、開館時間が過ぎていて入れず。(通常は要予約)

 

突然、ゆるキャラのパレードが… 「あっ、ジンタンや!」

 

「正露丸」と握手する人たち。

 

「神農さま」と「テクノくん」。

 

「奈良のくすり」をPR。

 

色々なものを見られたので、そろそろ帰ることに。

 

北浜のシンボル、大阪取引所(旧大阪証券取引所)と五代友厚の銅像。

五代さん、NHKの「あさが来た」で見てますよ。

 

一服するため立ち寄った「北浜レトロ」。

 

店内のシャンデリア。

おしゃれな英国風のこのカフェ、いつ来ても満員。

ちょっと待たされました。

 

紅茶とサンドイッチのセットを注文。

私の紅茶は「大大阪クラシック」(ダージリン、アッサム)、連れは「中之島アフタヌーン」(インド、スリランカ)。

「五代友厚の時代は大大阪だったよな~ 今はそうでもないけど。」と考えながら…

 

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撮影カメラ   ソニーRX100

 

 


中秋の名月 @ 四天王寺

2015年09月28日 | 行事・歳時記

9月27日、大阪・四天王寺で中秋の名月を撮ってきました。

ここの五重塔と月の組み合わせが、何とか作品にできないものかと2 年前から試行錯誤しているところ。

 

境内西側の「極楽門」。

まぶしいほどの月明りでした。

 

五重塔。

 

同寺は、聖徳太子千四百年御聖忌に向け、大規模な耐震改修工事に入っており、五重塔は下から三層目の屋根の下まで足場が組まれていました。

やむなく、上の二層と月を組み合わせた構図に。

ライトアップのおかげで明るいのは幸いでしたが…

 

ちなみに耐震工事予定は以下の通り(同寺のホームページより)。

 ・全体の工事期間:平成27年(2015年)9月8日~平成30年(2018年)3月

 ・五重塔(塔内の拝観は不可。)
  期間:平成27年9月8日~平成28年6月末
 
 ・講堂(堂内の拝観は可。ご本尊と壁画は養生の為、拝観不可。)
  期間:平成28年8月~平成29年2月
 
 ・金堂(堂内の拝観は不可。)
  期間:平成29年1月~平成29年7月

 

色々な場所で足場が組まれると、当分、写真は撮りにくくなるかもしれませんね。

 

しばらくすると、雲が多くなってきました。雲間の名月。

 

余談ですが、最近、四天王寺の名物「亀の池」にちなんだ「亀の文鎮」(1200円)を授与品として売り出したところ、飛ぶように売れ、今は品切れとか(同寺のブログ大阪日日新聞参照)。

大阪の漫才のネタになっていた「亀の池」。やはり人気はあるようで…

 

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


中秋の名月 2015年は…

2015年09月27日 | 行事・歳時記

今年2015年、9月27日は「中秋の名月」。

お月見ですね。

 

今年は満月が1日ずれて28日。そして、月が大きく見える「スーパームーン」だそうです(AstroArts 参照)。

なので、どこかへ撮りに行きたいとも思いますが、大阪は昼ごろまでは雲が多く、きれいな中秋の名月になるかどうか… ちょっと気がかり。

 

京都の名所では27日、観月の催しが目白押し。

 ・大覚寺「観月の夕べ」
 ・下鴨神社「名月管弦祭」
 ・上賀茂神社「賀茂観月祭」
 ・平野神社「名月祭」
 ・八坂神社「観月祭」
 ・高台寺「観月茶会」
 ・松尾大社「観月祭」
 ・智積院「観月会」
 ・京都府立植物園「名月観賞の夕べ」
 ・吉田山荘「お月見コンサート」

いいですね~

京都にいたら、絵になるところ、楽しいところが至る所にありますね。

なかでも、名月といえば大覚寺。日本三大名月観賞池の一つと言われる大沢の池に浮かぶ、龍頭船と月を取り合わせた構図が定番。

ただし、かなり撮影テクニックが要りそう…

毎年、行きたいと思いながらなかなか機会がありません。(問題はお天気と、宿泊代と、あとは“ 気合い ”…)

 

去年は大阪・住吉大社の観月祭に行きました。

住吉大社の観月祭(2014年9月8日撮影)。

反橋(そりはし=太鼓橋)の上に名月が上る中、和歌や俳句の披露、舞楽、住吉踊が奉納されます。

 

反橋のアップ。ススキが灯りに浮かび上がり、風情のある催しです。

 

撮る側から言うと、月の出の時刻や月が上がる方向は毎年変わり、松の木にさえぎられたりして、なかなか思う構図になりません。

できれば、もう少し松の木を刈り込んでほしいのですが。

土門拳なら、『あの松の枝を落とせ!』と助手に命じかねない?

いけませんね、こういう写真を撮る側の勝手な考え方は。(でも、東京から来たお客さんの感想も同じでした… )

 

今年はどんな絵になるのでしょうか。

 

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関連記事

  ・『中秋の名月』(AstroArts

  ・『【緊急速報】2日連続で特別なお月様! 本日9月27日は最も美しい月「中秋の名月」 28日には月が一番大きく見える「スーパームーン」なのだ!!』(msnニュース)

  ・『中秋の名月(住吉大社観月祭)』( 2014年9月9日 当ブログ記事)


川を渡る神輿(みこし)

2015年08月04日 | 行事・歳時記

大阪の夏祭りは愛染まつりから始まり天神祭を経て住吉大社の夏祭(住吉祭)で締めくくり、と言われています。

8月1日、その住吉祭のクライマックスとなる 神輿渡御 を見てきました。

大阪市と、南側の堺市との境を流れる大和川を神輿(みこし)が渡る、勇壮で珍しい行事です。

 

(猛暑の中で撮影、そのあと夏バテでダウン。更新が遅れてしまいました…)

 

午後2時ごろ、大阪市の住吉大社を 「べーら、べーら」の掛け声とともに出発した神輿の行列が、午後4時過ぎ大和川に到着。堤防の急な石段を下ります。(堺市側から撮影)

 

神輿が川を渡る、なぜこういう行事があるのかというと… (住吉大社のホームページ「住吉祭 神輿渡御の歴史」などから)

もともと堺市側の地域は、住吉大社のある大阪市側と同じ住吉郡で地続きでした。ところが江戸時代、住吉郡を横断する大和川付け替え工事によって大阪側と堺側が分離されてしまいます。

その後、大社から堺市側へ、大和川を渡って神輿が渡御する伝統が続きます。一時、大和橋を通る渡御に変わり、川渡りが中断した時期もありましたが、2006年に川渡りが46年ぶりに復活。現在、住吉大社から堺市の住吉大社宿院頓宮(しゅくいんとんぐう)まで、神輿行列を繰り広げる恒例の行事として定着しています。

ユーチューブには、住吉祭の長時間にわたる行事を撮った動画があります(2014年版)。

当ブログは大和川でのハイライトのみに。

 

大阪市側の担ぎ手によって大和川に入った住吉大社の神輿。

 

水しぶきを上げながら、中州に到着。

 

中州で神輿を高々と差し上げる、大阪市側の担ぎ手。

 

旗と神輿が、大阪市側から堺市側に渡されます。

 

今度は堺市側の担ぎ手の出番。「いくぞ」の掛け声とともに、どっと中州へ。

 

堤防では「堺太鼓」の演奏で盛り上げ。

 

甲冑姿の堺火縄銃保存会メンバーによる祝砲も。

 

川の中で神輿を差し上げる堺市側の担ぎ手。

 

重い神輿を差し上げるには、かなりの力が要りそう。

 

堺市側に着きました。「ガッサイ、ガッサイ」の掛け声で神輿を揺らすと、金色の装飾がキラキラ輝きます。

向こうに見える鉄橋は阪堺線。路面電車が通って行きました。

 

ほっと一息。小休止のあと、商店街などを練り歩きながら宿院頓宮へ向かいます。

暑い中、本当にご苦労様です。

 

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撮影カメラ・レンズ

     Canon EOS 6D  

     EF70-300mm f/4-5.6L IS USM (アップの場面など一部トリミングあり)

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関連記事

   ・住吉祭 神輿渡御(みこしとぎょ)の歴史(住吉大社ホームページ)

 


2015年 愛染まつり Part 2

2015年07月03日 | 行事・歳時記

大阪の夏祭り「愛染まつり」の続きです。

あべのハルカス」をバックに、JR 天王寺駅前から愛染堂へ練り歩く「宝恵かごパレード」。

 

「愛染まつり」は、このたび大阪市の無形民俗文化財に指定されたとのこと。1400年もの歴史を持つという祭りにしては、いささか遅すぎた感もありますが、まずはめでたい限りです。

 

愛嬌をふりまく愛染娘さん。

 

   愛染さんじゃ~   ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ(宝恵かご)

   べっぴんさんじゃ~ ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ

   商売繁盛~ ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ

この囃し言葉を娘さんが声をそろえて言うと、可愛らしくて華やか。街がぱっと明るくなります。

 

去年の愛染娘さんで、今年の出発式の司会をした二人。パレードの盛り上げに一役買っています。

 

 

 

愛染堂に着き、境内の多宝塔の前で「かご上げ」が行われました。

 

大勢のカメラマンが待ち構える中、12人の愛染娘全員を「かご上げ」。(ただし、全員は撮っていませんので、あしからず… )

 

 

 

 

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撮影カメラ・レンズ

     キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM

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関連記事

  ・愛染まつり Part 2(2014年7月2日記事)

  ・愛染まつり Part 1(2014年7月1日記事)

  ・愛染まつり Part 2(2013年7月1日記事)

  ・愛染まつり Part 1(2013年6月30日記事)

 


2015年 愛染まつり Part 1

2015年07月02日 | 行事・歳時記

6 月30 日、今年も「愛染まつり」に行ってきました。

大阪・天王寺区にある「愛染さん」(愛染堂勝鬘院)の夏祭り。天神祭、住吉祭とともに大阪三大夏祭りの一つに数えられています。

7月2日までの祭り期間中、色々な催しがありますが、公募で選ばれた12人の「愛染娘」が「宝恵(ほえ)かご」に乗って、JR 天王寺駅前から愛染堂まで練り歩くパレードが一番の見もの。

 

JR 天王寺駅前で配られていた「愛染まつり」のパンフレット。

イラストが大正ロマン風で面白いです。背景に見えるのは「宝恵かご」。

 

午後1 時半頃から、天王寺駅前の「あべのキューズモール」3階で、宝恵かごパレード出発式がありました。

今年の「愛染娘」さん(左側の黒地の着物)と愛染女組(右側の薄緑の衣装)。

 

かごをかついだり、「愛染さんじゃ、べっぴんさんじゃ、商売繁盛」とメガホンで盛り上げる役目の愛染女組も、もと「愛染娘」だった人たち。結構美形です。

 

いよいよ宝恵かごパレードの出発。最初のかごが高く上げられます。

 

もうカメラマンで一杯! キヤノン、ニコン、ソニー、オリンパス、パナ… いろいろありますね。ものすごい人数です。

ディフューザー付きのストロボが飛び交い、一脚の上にビデオやカメラを乗せた人、脚立に乗った人など戦場のよう。今回はちょっと遅れたので、後ろからでした。どうしようもないです。

かごの上の愛染娘さん、カメラの砲列を浴びるこの快感は生涯絶対忘れられないでしょうね。

 

パレードする宝恵かご。

 

途中で何回か「かご上げ」が行われます。そのあと「打ーちましょっ、パンパン」と「大阪締め」。

これを繰り返しながら、愛染堂へ向かいます。

 

天気予報が雨模様だったので心配しましたが、最後のころにパラパラと来ただけで、なんとか天気が持ってくれました。

よかったですね。

あと半年、良い年でありますように…

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撮影カメラ・レンズ

     キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


6月の終わりに

2015年06月28日 | 行事・歳時記

まもなく6 月も終わり。梅雨空の下、1 年の半分が過ぎようとしています。

気象庁によると、関東から中国地方にかけての梅雨明けは7 月21 日ごろになりそうだとのこと。

五月雨(さみだれ)の季節は、まだまだ続くんですね。

 

で、この季節のあれこれを、つれづれなるままに…

 

梅雨の緑と花々

梅雨の定番、アジサイ。JR 大阪駅「時空(とき)の広場」で。

 

こちらは大阪・西区の靱公園。緑が目にしみる美しい季節です。

 

春ほどではありませんが、バラも咲いています(靱公園で)。

 

百合の季節でもあります。カサブランカ系の、かぐわしい香りの百合を見つけました(靱公園近く)。

 

夏越の祓(なごしのはらい)

ところで、6 月30 日は、各地の神社で「夏越の祓」が行われます。

1年の折り返しとなる6月30日に、今年の無事を感謝し、残る半年の無病息災を祈願する神事。

 

大阪・堀越神社の「夏越の大祓」式場(2014年6月30日撮影)。

 

昨年、四天王寺界隈を歩いているときに目にとまった堀越神社。

聖徳太子が、四天王寺建立と同時に、叔父の崇峻天皇の徳を偲んで創建したと伝えられる由緒ある神社。ここの「夏越の大祓」では、古来の伝統にのっとり、参拝者が大祓いの祝詞をあげ、祓串で身を清め、麻苧(あさお)を八つに裂く儀式を行っています。(堀越神社のfacebook より)

 

伝統を重んじる京都でも盛んな行事で、神社によって作法は違うものの、茅の輪をくぐったり、紙の人形(ひとがた)に穢れを移したあと水に流したりするところが多いようです。

 

かなり古い本なので今もそうなのか、定かではありませんが「冷泉布美子が語る 京の雅・冷泉家の年中行事」(集英社)によると、京都の冷泉家では自宅でこうした儀式を以下のように続けてきたとのこと。

『「夏越の祓」は、上の間の連子窓(れんじまど)の前に机を出して、江戸時代のものといわれているいかにも古い感じの瓶(かめ)に水を張って机の上に置きます。庭に自生しているススキの葉二枚を使って十字の人形(ひとがた)を作ります。長いススキの葉を折り、短めの葉を折りながら縦横に重ねて、真ん中を麻の葉でちょんと留めてできあがりです。それを各自が作って、脚のないへぎに並べ置きます。
(中略)
各自が作った十字の人形(ひとがた)で全身を撫でながら、「拾遺和歌集」の、「水無(みな)月の夏越の祓する人は 千歳(ちとせ)の命延(の)ぶといふなり」(詠み人しらず)を、ひと息で三回唱えて、ハッと人形に息を吹きかけて瓶の水の中に放ります。家族全員が、自分の作った人形で身体の罪、穢れを祓った後、人形を集めて、昔は鴨川に流していましたが、今は、そんなことをすると川が汚れる、とお叱りを受けますので、すべて庭の隅で焚き上げています。』

 

水無月のお菓子

冷泉布美子さんの記述はさらに続きます、

『この日のための特別なお料理などは作りませんが、ただ、水無月のお菓子はいただきます。二等辺三角形をした、おしんこ(餅)の上に小豆がたくさんのっただけのお菓子ですが、氷室(ひむろ)の中から取り出す氷の形を模したものだそうで、この頃では、ニッキ味のものやらあって、なかなかおしゃれになっていますが、このお菓子を水無月にいただくようになったのは、クリスマスにクリスマスケーキをいただくのに似て、どうもお菓子屋さんのお商売上手から来ているように思います。
(中略)
和歌の家ですから、「夏越の祓」の和歌を詠むこともございますが、決まり事としては、「月」は詠まないこととされています。と申しますのは、旧暦の六月晦日の月齢は月の見えない日にあたり、その翌一日から徐々に月が見え始めるようになっていきます。月齢と旧暦は必ずしも一致しない時もありますが、おおよそ一緒と考えて、「夏越の祓」をする日は、月明りのない暗闇の中でするものとされていましたから、「月が光った」「月の明りの中」というふうには詠まないことになっております。』

 

お菓子「水無月」。

三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれ、水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があるとも…

 

京都だけでなく、大阪のわが家でもこのお菓子は食べます。

関西の広範囲で、和菓子店が取り扱っているように思います。

 

愛染まつり

「愛染さん」と呼ばれる、愛染堂勝鬘院(大阪市天王寺区)の「愛染まつり」も6 月30 日。

大阪で最初の夏祭りです。

午後1 時半頃から、あべのキューズモール3階で出発式のあと、午後2 時頃から 愛染娘の宝恵かごパレードがあり、愛染堂に到着すると、恒例の 「駕籠あげ」。

 

愛染まつり」の「駕籠あげ」(2014年6月30日撮影)。

 

絵になるので毎年撮りに行っています。

いつも大変な数のカメラマンが殺到する年中行事。

 

今年も行きますかね~

ただ、天気予報が雨模様。

もともと「愛染ぱらぱら」とかいって、雨が降る事の多いお祭りですが。

 

6月の終わり、とりとめのない話になりました…

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノン EOS 6D

             EF24-105mm f/4L IS USM

        EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

  ソニー RX100


今宮戎の福娘2015 Part 2

2015年01月12日 | 行事・歳時記

福娘というのは他の神社にもありますが、大阪・今宮戎の福娘は別格らしいですね。

 

産経新聞によれば(発表会のYouTube画像あり)、今年の福娘は2983人から選ばれた18~23歳の50人­。

第一次審査を通った段階で、すでに美女揃いになってしまうらしい。

 

福娘になれば、相応のお金と着物がもらえるし、女子アナや芸能人への道も開ける、さらに縁談にもいいといわれていますが… そういうことは別に、とにかく華やかで楽しそうです。

 

晴れの舞台に立った福娘さんたち。

おめでとうございます。

 

福を授ける役目なので、笑顔の素敵な人が多いです。癒されますね~

 

清浄さを感じさせる笹と縁起もの、そして福娘。こんな完璧な組み合わせを考えた人はえらいと思います。

 

若さが、まぶしい…

 

烏帽子をかぶっていない人(元福娘?)もなかなか魅力的でした。

 

福笹につける「吉兆」(きっちょう、または きっきょう)。

 

「吉兆」をたくさんつけると数千円から2万円ぐらいになります。

「領収書つけてや」と言う会社関係の人も。

 

携帯やスマホで福娘を撮る人が多かったです。

 

良い思い出になりますからね~

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

    EF24–105mm F4L IS USM


今宮戎の福娘2015 Part 1

2015年01月11日 | 行事・歳時記

今年も今宮戎神社の「えべっさん」(十日戎、1/9~1/11)に行ってきました。

本戎の10日。今年は土曜日になったためか、すごい人出でした。

 

「商売繁盛で笹持って来い!」の掛け声が絶え間なく流れる中、本殿前は押すな押すなの大混雑。

神社の中は南から北への一方通行ですが、横切ろうとする人もいて、人垣が倒れそうになる危ない場面もありました。

 

福笹授与所は黒山の人だかり。きれいな福娘を撮ろうと“必死の”カメラマンが群がっています。

もみあいながら、でもトラブルにならないよう気を使いつつ、撮ってきました。ここの撮影は、ほんとに疲れる…

 

福笹に色々な縁起物を付けてくれる福娘さん。今年の着物はピンク色。その上に白い千早(ちはや)を着用、頭には金の烏帽子。ぱっと花が咲いたような華やかさ。

 

毎年のことですが、「べっぴんさん」がよくこれだけ揃うものだと思います。

 

カメラを構えるオッサンにもにっこり笑顔。

 

烏帽子をかぶっていない人も。

今年の福娘ではないのですが、補助的な役割の「えびす娘」とも違います。

着物の色が昨年の赤系統なので、昨年の福娘かも(確かめてません…)。

 

続きは次回に(出し惜しみ?)。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

    EF24–105mm F4L IS USM


2015年初撮り(住吉大社初詣)

2015年01月05日 | 行事・歳時記

今年は元日があまりに厳しい寒さで閉じこもっていましたが、2日に大阪・住吉大社へ初詣。

日の光が差すかと思うと、やがて風が吹き荒れ雪もちらつく荒れ模様の日でした。

 

住吉大社の太鼓橋(反橋)を渡る参拝客。

覚悟はしていました。すごい混雑です。

 

第一本宮。

しばらく前に進めません。

昨年は三が日で236万人。全国的にも有数の人出で知られる住吉大社の初詣。

 

ようやく本殿の前に来て参拝。

祈り。

 

第二本宮。

後ろからお賽銭を投げる人。前の人の頭に当たらないようにね。

 

第三本宮。

太鼓橋を渡ってまず最初に行きあたるところなので、第一本宮についで混雑がひどいです。

 

第四本宮。

むやみに混みあうこともなく、灯りが奥ゆかしい雰囲気。

 

境内には、おみくじを結ぶところ(みくじ掛)が用意されています。

「吉運は結び 凶運は縛(しば)る」と書かれていました。「縛る」って、どうすればいいのか…

 

招福の「撫(な)でうさぎ」。

 

日に映える白い矢。

 

こも樽。

 

急に雲行きがあやしくなり、強い風と共にちらつく雪…

こういう情景は何となく「神」を感じさせます。

 

「住吉踊」の奉納。

 

踊りのあと、この紙に硬貨を包んで舞台へ投げると一年の厄落としになるそうです。

踊ってくれた女の子たちのためにも、投げてみました。

 

ついで獅子舞の奉納。

 

福樽があり、ここへ「おひねり」を投げ入れるようになっています。

 

獅子舞の「おひねり」用の紙。

ささやかですが包んで投げ入れました。

 

住吉踊の菅笠(すげがさ)の土産物。

 

金魚すくい。寒いのにね~

 

タコ焼き。

 

焼きそばの良いにおい。

 

お腹がすいていたところ、ふと見つけた住吉大社の喫茶室(通常は披露宴会場)。

 

ここで「すき焼き信田蒸し定食」(800円)を注文。

神社に来て、普通の食事ができるのは珍しいです。

 

帰りに「御縁」の五円玉を頂きました。

今年、何かいいことがあるといいですね~

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

    EF24–105mm F4L IS USM