つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

梅雨入り

2016年06月04日 | 日記

6月4日、九州から近畿、東海地方まで梅雨入りしたそうです。(tenki.jp 参照)

 

え、いつの間に…

気象庁が、九州南部と北部、中国、四国が梅雨入りしたとみられると発表したのが4日午前。

この日午後2時には、近畿地方と東海地方の梅雨入りも発表されました。

5日には関東が梅雨入りの可能性もあるとのこと。

 

一気に雨の季節に。

 

というわけで、梅雨の花・アジサイの写真です。

 

大阪・長居植物園で撮影。

 

植物園の一番奥にあるアジサイ園が見ごろになっています。

花と緑と自然の情報センター2階アトリウムでは、「花菖蒲とアジサイ展」(6/3~6/12)も始まりました。アジサイの他の写真は、後日掲載します。

 

それにしても、雨が降ってほしくないイベントも多いですよね…

6月5日は、万博公園でヨドバシカメラの撮影会があります。

待望のモデル撮影会。雨よ、降らないで。お願い…

 

--------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


怖い活断層

2016年04月16日 | 日記

14日夜から続いている熊本地震。大変なことになっています。

14日夜の「震度7」には驚きましたが、それは「前震」で、16日未明に起きたM7 ・3 の地震が「本震」とのこと。M7 ・3 は阪神淡路大震災級。

地震の範囲は阿蘇、大分にまで広がり、被害は甚大に。

 

震源は活断層「布田川・日奈久断層帯」に沿っており、地表に現れた地割れの状況からも、この断層帯が動いて大地震を引き起こしたことが明らか。

どういう断層なのか、「活断層データベース」(産業技術総合研究所)で見てみました。

 

活断層データベース」(産業技術総合研究所)。

赤い線が活断層。熊本のほか大分にもたくさんあるのですね。そして四国、近畿、中部、関東に至る「中央構造線」につながっています。何かイヤ~な感じ…

丸い円は「震源位置リアルタイム表示(最近2週間に発生した、マグニチュード4.0以上のもの)」にチェックを入れて、熊本地震の震源を表示したもの。

丸い円が大きいほどマグニチュードが大きい震源で、クリックすると日時、震源の深さなどの情報も表示されます。ただし、16日未明のM7 ・3 地震が「M7 ・1」と表示されたりして、データ的に完全に正確かどうかは分かりません。

 

近畿地方を見てみると、活断層だらけ。

大阪市を南北に貫く「上町(うえまち)断層帯」が動けばどんなことになるのか。ゾッとします。

東京は案外、活断層自体は少なめ(でも、もっと大規模なプレートの動きが不安)。

 

活断層とは、数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層。日本には2000以上あるとされています。(国土地理院「活断層とは何か」)

日本国中、安全な所はないのか…

ちなみに自分の住んでいる所を詳しく見てみたところ、一応、活断層の上ではありませんでした。

でも、少し活断層から離れているといっても、地震が起きれば被害を受けるのは間違いないですよね…

 

で、活断層がどの程度のスパンで動いているのかというと、1000年とか数万年とかいう単位。

活断層の上にあるからといって、何千年も無事でいられることもあれば、明日地震に見舞われる可能性もあるということ。

何なんでしょうね、この不確定性は!

 

結局、予知することは難しい。今できることと言えば、耐震補強をしたり防災用品を用意しておくこと。そして、被災地域のために少しでも募金すること… しかないのかな、と思っています。


春節商戦 in 大阪

2016年02月10日 | 日記

中華圏の旧正月「春節」の季節。大阪でも中国からの観光客が目立って増えています。

関空から特急列車が到着する南海電鉄のなんば駅に2月8日行ってみると、PRポスターがいつもとは違う感じに…

 

おお、国際的…

 

南海電鉄はこの春節のシーズンにあわせて、なんば駅直結の商業施設「なんばCITY」「なんばパークス」をアピールしようと、イベントを展開中。(南海電鉄のニュースリリース=PDF

 

到着したばかりの中国人観光客(たぶん)に、中国語のできるスタッフが観光ガイドをしていました。

 

駅の飲食店も歓迎ムード。

 

駅がこの様子なので、ミナミの商店街はもっと“春節商戦”で盛り上がっているのではと、戎橋商店街を歩いてみました。

 

予想通り、派手にやってますね~

 

「Tax-free」の文字が一杯。

 

戎橋商店街 の入り口で配られていたビラ。これはエキスポシティーのPRですね。

 

商店街では、とりわけ化粧品・雑貨・薬関係の店のPRが盛んです。

 

化粧品のPR。手に持っているのは、「この中に顔を入れて記念撮影してね」という白い枠。

 

ム、これは何?

あとで調べたところ、「海参」とは中華食材に使われる乾燥ナマコでした。

 

店頭に立つ「花王」のPRロボット。日本語を見ると、「僕に商品を見せてね、商品説明するよ」と。(心斎橋筋商店街で)

 

戎橋に来ました。

いまや世界的(?)観光スポット。

グリコのポーズで記念撮影しているのは、どうも、日本の娘さんのようでしたが…

 

“爆買い”?

荷物を一杯持った観光客。ちょっとお疲れの様子。

こういう荷物を何とかするサービスがあれば、感謝されると思うんですけれど。

 

戎橋から道頓堀に入ると、こちらもにぎやか。おなじみの「かに道楽」。

 

「かに炭火焼」を海外向けに訳すと、こうなるのか…

 

土産物店の看板は、完全に中国の観光客を意識。

 

色々な言語が混じり、コテコテの色使い。

どこか別の国にいるような感覚。

 

ドラッグストアの店内。春節にあわせた華やかな飾り付け。

 

お好み焼・たこ焼の店。最後の字が読めませんが、歓迎しているのは分かります。

 

しゃれたファッションの店も春節仕様に。

 

道案内を引き受ける販売スタッフも見かけました。

そりゃ、このごちゃごちゃした大阪 “ミナミ”。初めて来たら迷いますわ~

 

もう一度、南海電鉄なんば駅周辺に戻り、「なんばパークス」のカーニバルモール(1階)に寄ってみました。

2月14日まで、「星空スタンド」というイベントが開かれています。

色々なグルメの名店の屋台が出ていて、好みの日本酒が味わえる、お酒好きにはうれしい催し。

 

チンドン屋さんがいました。

ここでも外国人観光客にアピール。

 

もっとも、海外向けばかりではなく、おもな狙いは日本の買い物客や勤め帰りの人たち。

 

「牡蠣のガンガン焼き」とか。美味しそう。

 

ずらり並んだ各地の日本酒。値段は色々ですが、コップ酒を冷やでも燗でも試せます。

趣向をこらした、お酒の銘柄を眺めるのは楽しいですね。

全部試したい!( アホなことを… )

 

----------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100


お題「好きな映画」

2016年01月20日 | 日記

gooブログの「お題」に参加してみました。

日本映画では、よく黒澤映画を見ていましたが、『好きな映画』ということになると、今振り返ってみると『瀬戸内少年野球団』(1984年)あたりが、良かったなと…

淡路島を舞台にした、阿久悠の自伝的小説が原作。監督は篠田正浩。

とりたてて名作というわけでもないし、ドラマチックでもないですが、女教師役の夏目雅子の美しさと、ウキウキするようなジャズのテーマ曲「イン・ザ・ムード」、それから瀬戸内の明るい海の色が印象に残っています。

敗戦直後の切ないストーリーを、子どもたちの元気な演技が救っている感じ。

 

この子役の一人が、NHKの朝ドラ「あさが来た」で大番頭・雁助役を演じている山内圭哉さん… というのを、昨日(1/20)知って「へえ、そうだったの~」とびっくりしました。

『瀬戸内少年野球団』では、教室で級友と顔に墨を塗りあってケンカしたり、やんちゃな役回りでした。

その後、中島らもの飲み友達になったそうです。大阪弁の、なかなかオモロイ俳優。

 

それはともかく、最近のように、どんより寒い日が続くと、淡路島の明るい海でも見たい気分…

淡路島の海。(『瀬戸内少年野球団』の一シーンではありません。10年前撮った写真。)

 


最強寒波到来

2016年01月18日 | 日記

しばらく暖冬が続いていましたが、東京に雪が積もった18日に続いて、19日以降、厳しい寒波が来るとの予報。

tennki.jp によると、「しばらくは強い冬型の気圧配置が続き、今季最強の寒波が居座るでしょう。 」とのこと。

「居座る」というのが、何とも嫌です。

 

今日18日、梅田のグランフロント大阪に立ち寄ると、強い風が吹き黒雲がただならぬ感じ。(右下はスケートリンク「つるん つるん」)

“厳冬”が来る前ぶれでしょうか。

 

ABC朝日放送の夕方の番組「キャスト」の、「うめきた天気」生中継が始まるところでした。

場所は、広場の大階段の上。吹きさらしなので、防寒着で重装備のスタッフもかなり寒そう。

 

普通なら生中継の様子を見物するところ、とにかく風が強いので、待てずに早々に帰ってきました…

 


缶ビールに特急ヘッドマーク

2015年09月02日 | 日記

暑さは一段落しましたが、まだまだビールの季節ですね。

ファミマに立ち寄ったら、エビスビールに「北斗星」など寝台特急のヘッドマークが付いているのを発見。つい買ってしまいました。

 

エビスビールに付いていた 「YEBISU×日本の鉄道  ヘッドマークチャーム」。

いずれも寝台特急のヘッドマーク。全部で6種類あります。

 

とりあえず、「北斗星」が付いた缶を購入。

つい先日の8月22日、札幌発上野行きを最後に運行終了して話題になった、最後のブルートレイン。

 

「北斗星」のヘッドマーク。旅情に誘われます…

 

ちなみに「北斗星」のほかの5種類は、「さくら」「はやぶさ」「富士」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」。

どういう寝台特急だったっけ…

鉄道には詳しくないので、改めて調べてみたら次のようになっていました。

・「さくら」 東京-長崎間 2005年3月1日 運行終了。
・「はやぶさ」 東京-熊本間 2009年3月14日 運行終了。
・「富士」 東京-大分間 2009年3月14日 運行終了。
・「トワイライトエクスプレス」 大阪- 札幌間 2015年3月12日運行終了。その後、旅行会社専用の団体臨時列車として運行中。
・「カシオペア」 上野-札幌間 運行中。

個人的には、「いい日旅立ち」のメロディーとともに走る「トワイライトエクスプレス」がなじみ深いです。日本海の夕日でも有名でしたね。一度乗ってみたかったのですが、ついにその機会が来ませんでした。

でも、寝台特急の時代は終わりを告げたのではなくて、まだ運行している列車もあると分かって、何かしらホッとしました。さらに、2017年春には、新しい豪華寝台特急「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」が京阪神と山陰・山陽エリアで運行開始とのこと。

乗ってみたい…

けど、料金が高いでしょうね~

 

ところで、このエビスビールの「おまけ」付きキャンペーン、いつから始まったのかよく分かりません。色々なブログを見ていると、どうも7月中旬あたりから登場した模様。

さっそく6種類のヘッドマーク全部集めて、オークションに出している人もいます。

 

そして、実は2011年夏にも、同じようなキャンペーンがあったようです。

エビスさん、“柳の下のドジョウ”作戦ですか…

---------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100

---------------------------------------------------------------------------------------

関連記事

  ・『ブルートレインの歴史に終止符 「北斗星」最終列車、上野到着 』(日経新聞=共同)

  ・『「北斗星」に456回乗った鈴木さんと「457回目の旅」をした!』(マイナビニュース)

 


「紫こうや」に遭遇

2015年07月05日 | 日記

世界遺産・高野山開創1200年を記念して、南海電鉄が3月から運行している絢爛優雅な三色の特別仕様車(特急)のうち、これまで撮れていなかった「紫こうや」に遭遇しました(大げさ!)。

 

特急「紫こうや」(7月3日午後8時21分、南海電鉄難波駅で)

 

「紫こうや」。特別仕様車のテーマ「高野山の四季」のうち、春の桜。

 

「紫こうや」。夏の青葉の車両。

これに加えて、秋のモミジ、冬の雪の計4両で編成。

 

南海電鉄のページによると、車体の紫色は『高徳僧のまとう袈裟の色であり、高野山に張り巡らされている五色幕の色のひとつである紫色を基調色とし、絢爛さと神秘性を表しました。』とのこと。

 

これで「赤こうや」「黒こうや」「紫こうや」の三色の列車写真がそろいました。

 

特急「赤こうや」(3月1日、南海難波駅の出発式で)。

 

特急「黒こうや」(3月20日、南海高野線堺東駅で)。

 

特別仕様車の運行は2016 年2 月まで。

ユニークな試みで話題になりましたが、実際に乗客の増加につながったのかどうか、気になって調べてみたところ、結果は上々だったようです。

南海電鉄が5 月27 日に発表した、4 月2 日から5 月21 日までの50 日間(1200年記念大法会期間)の輸送実績(速報値)によると、「こうや」の利用は前年比178.1%。(南海電鉄の発表=PDF


期間中の高野山来訪者は約60 万人。ゴールデンウイークを中心に、かなりの混雑だったと報告されています。さすがに世界遺産、集客力はすごいものがあります。

-------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ   ソニーRX100

                  キヤノンEOS 6D (赤こうや)

--------------------------------------------------------------------------------------

関連記事・サイト

  ・『特急こうや 高野山開創1200年特別仕様』(南海電鉄)

  ・『高野山1200年 「赤こうや」発車!』(3月1日 記事)

  ・『「ドクターイエロー」「黒こうや」目撃』(3月26日 記事)


「ドクターイエロー」「黒こうや」目撃

2015年03月26日 | 日記

先月から今月にかけて見かけた、ちょっと面白い列車。

ひとつは新幹線の「ドクターイエロー」。

 

走行ダイヤは公開されておらず、見かけたら幸せになる(?)と言われる「ドクターイエロー」(2015年2月13日午後0時24分、新横浜駅で)。

 

駅のプラットホームを、カメラを持って走っていく人がいたので、何事かと思ってついていくと、この列車が止まっていました。ともかく持っていたコンパクトカメラでパチリ。もっと近づいて撮ろうとしたら、スルスルと大阪方面へ発車してしまいました。

スマホやカメラで撮る人が一杯。

「幸せの黄色い新幹線」とも呼ばれ、子どもにも人気の「ドクターイエロー」。新幹線のレールをチェックするための保線用車両です。

見かけることはまれなので、ネットではマニアの人が目撃情報をもとに時刻表を作ったりしています。

 

運行している日本機械保線のホームページによると、

 『東海道・山陽新幹線を走行するドクターイエロー。1ヶ月に3回「のぞみダイヤ」、2ヶ月に1回「こだまダイヤ」で走行しています。線路状態は、床下にある様々なセンサーで感知しています。迅速な対応が必要な場合は、その場所を管轄する保線所などに必要な情報をリアルタイムに連絡しています。また検測データは走行日の夕方に、保線所へ送信されるので、その日の夜から検測結果をもとに線形整正などの保線作業に用いられます。

高速車両による軌道検測は東海道新幹線開業当初から実施されていましたが、進化を重ねて、2001年4月より、現行の700系車両にて270㎞/hで実施されています。』

とのこと。

なんでも、新幹線が走行するたびに、線路はへこんだり横にずれたり少しずつゆがんでいくそうです。(日本機械保線のページ「線路はゆがむ」参照)

それを1mm単位で計測して直すのが日本機械保線の仕事。

安全・快適運転のために、日々ご苦労様ですね。

 

 

もうひとつ、遭遇したのが南海高野線の特急「黒こうや」。

全国的にはマイナーな路線ですが、高野山開創1200年を記念して、南海電鉄が特別仕様の特急を走らせています(なんば駅-極楽橋駅間)。

 ・「赤こうや」(3月1日から)

 ・「黒こうや」(3月4日から)

 ・「紫こうや」(3月23日から)

という、特別デザインを施した3種類。

 

「赤こうや」については3月1日の記事『高野山1200年 「赤こうや」発車!』で書いたとおりですが、「黒こうや」はまだ見ていませんでした。

 

これが「黒こうや」(2015年3月20日午後5時8分、堺東駅で)。

蒔絵をイメージした黒い車体に、四季の図柄が描かれています。

 

先頭は黄色。「赤こうや」(30000系)と違って通常の電車タイプですね(31000系)。

 

秋の模様。華やかです。

 

外観が黒くて金色の模様もあるので、何となく「オリエント急行」っぽい?

 

渋くて良い感じ。ちょっと乗ってみたくなります。

こうなると、「紫こうや」も撮ってみたいですね。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100

--------------------------------------------------------------------------------------------

関連サイト

  ・「ドクターイエロー目撃情報

  ・「特急こうや特別仕様」(南海電鉄)


フリー画像あれこれ

2014年11月07日 | 日記

◆「ブログ用の写真検索さん」終了

カメラの新製品を写真で紹介するときに良く利用していた、フリー画像検索サイト「ブログ用の写真検索さん」がこのほど、サービス終了となりました。

 

カメラの外観写真は、各メーカーのサービスセンターや販促イベント、量販店の店頭などで、できるだけ自分で撮るようにしてきました。しかし、すべての機種をカバーするのは難しいので、「ブログ用の写真検索さん」に頼っていたところがあります(当ブログでは「フリー画像」と表示)。

アマゾンの商品写真を利用したサービスで、写真をクリックするとアマゾンのページに飛んでしまうのが、いささか気になるところ。しかし、新製品発売後すぐに写真が登録され、サイズの変更も自在。ブログに載せることについて著作権的にもクリアされているため、実に便利なサイトでした。

下は、終了した同サイトのお知らせ。

 

2009年から行っていたサービスを「諸事情により」終了したとのこと。

 

カメラのフリー画像としては(それ以外の写真も)、一般人撮影の無料写真「商用無料の写真検索さん」が使えるのですが、こちらの方は内容が雑多で、希望する機種の写真があるかどうか不確定。あったとしても、本当にその機種なのか、ボディーの表示などで確かめる必要があります。

その意味で、「ブログ用の写真検索さん」が終了したことは本当に残念。

 

当ブログの他にも、惜しむ声が出ていました。

『 みんな!ブロガーだよ!*』

ZIBUNLOG

 

このうちの一つのブログがサービス終了の原因として推測しているのがこのページ。

SONOTA

見出しは「著作権侵害をせずに、芸能人の写真を思う存分使える『ブログ用の写真検索さん』が凄い!しかもクリックされれば自分の報酬にもなります。 」と刺激的。

「へえ、そんな使い方もあったのか」と思いました。芸能人の写真ネ… そんなの考えもしなかった… 

また、Amazonアソシエイトを経由している検索方法なので、自分のIDを入れれば収入につながるというわけです。

確かにちょっと「ヤバい」感じのする使い方ですね。

 

(ちなみに、当ブログは「goo」のブログシステムを利用していますが、無料での利用のため、Amazonアソシエイトは使えません。つまり、カメラの写真をクリックしてアマゾンに飛び、そこで購入に至ったとしても、当方には一銭も入りません。有料で「goo」を利用すればAmazonアソシエイトは可能になりますが、今のところそこまでは考えておりません。)

 

フリー画像サイト探し

というわけで、ほかにカメラ関係のフリー画像を提供してくれるサイトはないかな~ と探しているところです。

 

そんな中で、「写真素材 足成」は、ホームページの素材に向いた、きれいな画像がある無料写真素材サイト。カメラ関係というわけではありませんが、こんな写真を見つけました(いずれもフリー画像。肖像権はクリア)。

1972年発売の「フジカGP」。もちろんフイルムカメラです。

よく残っていましたね。壊れてさえいなければ、今でも結構良く写るそうです。

 

「Nikomat」。いやあ、懐かしい…

 

こちらは今風の「自分撮り」。

何かの記事に使えるかも…


デング熱

2014年09月04日 | 日記

東京の代々木公園4か所で採取した蚊から、9月4日にデング熱のウイルスが見つかり、とうとう公園の大部分が閉鎖されてしまったとのこと(YOMIURI ONLINE  朝日新聞DIGITAL など参照)。(東京都公園協会のお知らせ

 

埼玉県の10代の女性が国内でデング熱に感染したと、厚生労働省が発表したのが8月27日。その後、代々木公園で蚊に刺されたことが判明、感染者数も次々増え9月4日までに12都道府県で計59人に上っています。

国内では70年近く、感染の報告がなかったというのに、何とも気になるニュース。

 

P8240571P8240571 / shishamo72

 代々木公園。デング熱ウイルスはどのようにして侵入したのか…(フリー画像)

 

分からないことがいろいろありますね。

たとえば、海外でデング熱に感染した人が日本に来て(または帰って来て)、代々木公園で蚊に刺され、その蚊が今回たくさんの人を刺した… ということは考えられますが、では海外から来たその感染者は今どこにいるんでしょう? 病院に行っていたとしたら分かるはずなのに…

また、デングウイルスを持った蚊がたくさんいて、公園内の広範囲に生息している理由は? (おそらく採取された以外にもっと多くの“デングウイルス蚊”がいるはず。4日夜の民放ニュース番組では、その数10万匹!と見る専門家の談話を聞きました。)

感染者の中には、隣接する明治神宮で蚊に刺されたという人もいます。9月中は蚊が活動する時期ですから、感染の恐れのある区域が広がっていくと厄介。早急に、そして徹底的に駆除してほしいのですが、都の人は「他に昆虫もいるし、全域を消毒するわけにも… 1か月すれば蚊も生息することができなくなりますので、冷静に」と、まことに消極的。

 

東京だけに限らない可能性

このブログで蚊にこだわるのは、野の花や風景を撮りに行くさい、ヤブ蚊に悩まされているからです。以前山に登ったとき、防虫スプレーをまいたら、「そら、あかんやろ」という声が。生態系を壊してしまうではないか、ということですが、蚊に刺されるのはたまりません。

この時期、デング熱騒動のおかげで、ネイチャー写真を撮りに行く気がなくなってしまいました。

近く東京に行く予定もあります。早く収まってほしい…

 

昨年8月に日本を旅行したドイツ人女性が帰国後、デング熱にかかっていると診断され、今年始めにドイツ側から日本での感染の可能性について情報提供されました。実はこのケースが近年では一番最初の国内感染。ちょっと調べてみました。

厚生労働省の資料によると、このドイツ人女性の経緯は以下の通りです。

『日本(本州)旅行から帰国した生来健康な女性(51 歳)が、2013 年9 月9 日にドイ
ツ(ベルリン)の病院を受診。9 月3 日より、40 度の熱、嘔気、続いて、斑状丘疹状
皮疹が出現。入院9 日前に、2 週間の日本旅行(8 月19~31 日)から帰国。旅程は以
下のとおり。
8/19-21 長野県上田市
8/21-24 山梨県笛吹市
8/24-25 広島県
8/25-28 京都府
8/28-31 東京都
患者は、笛吹市において(ドイツ側の原文によると、笛吹市でのぶどう狩で)、複数個所、蚊に刺されたと申告している』

この女性は日本から帰国時、どこへも寄らず直行便で帰国しているので、日本での感染の可能性が大きいと見られています。結局、どこで感染したかは分かりませんでした。本人が「蚊にかまれた」という山梨県は、今回の代々木公園とは全く違う環境で、「デングウイルス蚊」がいるとは想像できない場所ですよね。

だから、ほかの地域で「デングウイルス蚊」に刺された可能性もあります。

 

デングウイルスを媒介するのは、熱帯では「ネッタイシマカ」ですが、日本国内では主に「ヒトスジシマカ」。地球温暖化でこの蚊の分布が北に広がっているという報告があります。

『地球温暖化に伴い、デング熱を媒介するヒトスジシマカの分布が北上中だ。1月には日本を旅行したドイツ人女性がデング熱にかかっていたと判明。日本で感染した疑いがあり、専門家は今後、同様の報告例が増えるのではないかと警戒する。  国立感染症研究所の小林睦生名誉所員は、2000年の現地調査で宮城県のほぼ全域や秋田県の一部で分布を確認。その後、盛岡市にも分布が拡大しているのを見つけた。今世紀末には北海道に及ぶとみられる。』(47NEWS

 

媒介蚊の撲滅作戦

デング熱が猛威をふるっている中南米、東南アジアで、ウイルスを媒介する蚊を撲滅しようという研究も進んでいます。

たまたま、ホコリをかぶっていた日経サイエンス2012年2月号に「遺伝子組み換え蚊でデング熱を撲滅」という見出しを見てびっくり、読み直してみたところ、

『デング熱を媒介するネッタイシマカを駆逐するため、子孫を死滅させる遺伝子を持つ蚊が作られた。一部で野外放出試験も始まっている』

という内容。

メキシコで行われた試験では、ネッタイシマカのメスの飛翔筋を破壊する遺伝子を組み込んだ蚊を培養し成虫を放つと、交配により、飛べなくなって血を吸えない(栄養をとれない)メスが増え、やがて蚊の集団が全滅するというもの。実際にめざましい効果が表れたとのこと。

ところが、遺伝子組み換え生物を放出することについて、環境保護団体の反対が強く、進んではいないようです。

とりわけ、こういう計画があれば叩くのがマスコミの常。過去にインドでは誤解された報道をきっかけにトラブルになり、WHOが蚊の減少計画を断念したことがあったとも書かれています。(筆者は米のサイエンスライター、Bijal P.Trivedi)

 

難しい問題ですね。

 

ただ、デング熱に2回かかると、「デング出血熱」にかかる可能性が高く、致死率もはるかに高くなるそうですから、安閑としておれません。こういうことについて、行政や学会は「いたずらに不安をあおる」ことを恐れず、きっちり国民に説明する必要があるでしょう。


道頓堀ぶらり

2014年08月11日 | 日記

9日の土曜日、夕涼みをかねて大阪・道頓堀界隈をぶらついてきました。

台風11号上陸の前夜。家に居るつもりでしたが、何となく面白くなくなり…

 

戎橋筋から見えた新歌舞伎座跡。午後7時過ぎ。この時間帯の空の色は美しい。

 

法善寺横丁水掛不動尊

 

石畳が雨で濡れていました。

 

水掛不動尊そばのお初大神(岡山最上稲荷)で。しきりに上を見上げている猫がいました。上の方に何かあるのかな?

 

戎橋の上で。グリコの写真を撮るのは、今や海外からの観光客が中心。

 

道頓堀川両岸に設けられた遊歩道「とんぼりリバーウォーク」。

川沿いを約1300個のちょうちんで飾る「道頓堀川万灯祭」(7月1日~8月31日)の期間中(いっとこミナミ参照)でした。この日あるはずだったイベントは台風接近で中止に。とんぼりリバークルーズも運休。

 

水に写るネオンがきれい。

 

夕涼みにはいいですね。

 

ド派手さを競う広告とちょうちん… ミスマッチのようで「何でもアリ」が大阪。

 

雨が降り出しました。

 

戎橋筋の「大阪みやげ」の店。

 

それにしても外国の人が多いですね。

戎橋一帯は国際的「観光スポット」。とんぼりリバークルーズのホームページのお知らせも、英語・中国語・韓国語で併記しています。

 

大阪松竹座。公演が終わったらしく若い女性がどっと出てきて、傘の花が次々に開きます。

あとで調べたら、ジャニーズWEST主演の「台風n Dreamer タイフーン・ドリーマー」の公演でした。

なるほど女性客ばかりのはず…

 

本降りにならないうちにと、少しだけ買い物をして帰ってきました。

-----------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100


台風11号 ゆっくり接近

2014年08月08日 | 日記

台風11号が近づいています。

8日朝のNHKによると、

『強い台風11号は8日午前9時には奄美大島の東南東230キロの海上をゆっくりとした速度で北へ進んでいるとみられます。(中略)8日の昼ごろから夜にかけて鹿児島県の奄美地方に近づき、9日は九州南部に接近する見込みです。』

 

近畿地方へ影響が出るのは、9日から10日にかけてのようです(tenki.jp参照)。動きが遅いので11日にかかるかも。

 

すでに雲行きは怪しい感じ(7日午後7時13分、大阪で)。

遠く、地平近くにたなびく黒雲は四国あたりでしょうか。

 

台風11号を宇宙からとらえた写真が話題を呼んでいます(クリックで拡大)。

6日、NASAの宇宙飛行士、レイド・ワイズマン(Reid Wiseman)氏がTwitterに投降した台風11号(ハーロン)。

 

「ハーロン」というのは、台風11号が7月29日に発生したとき付けられた国際的な呼び名で、ベトナムが用意した湾の名前だそうです(tenki.jp参照)。こんなに巨大な台風だとは…

日本縦断となれば被害が相当甚大になるかも。心配です。

 


猛暑つづく

2014年08月05日 | 日記

昨日の雨から一転して大阪は真夏の強い日差しが照りつけ、猛暑になりました。

気象庁は東北から近畿にかけての各都府県に高温注意情報を出しています。

昼過ぎのNHKによると、

『午後1時半までの最高気温は、群馬県館林市で38度4分、埼玉県鳩山町で37度8分、茨城県大子町で37度7分、栃木県小山市で37度5分、石川県小松市で37度4分、福島県二本松市で37度3分、京都府京田辺市で36度2分、東京の都心で35度9分などと各地で35度以上の猛暑日となっています。』

とのこと。

群馬県館林市は、過去に何回か40度以上を記録しているところですが、38度以上というのも厳しい暑さですね。

 

8月5日午後1時44分、大阪の夏空。(ソニーRX100で。  F11、1/160秒、ISO125)

背面液晶に何が写っているのか見えないほど、猛烈な日差し。

 

こんな日は、熱中症にならないよう、冷房のきいた屋内にいるのが安全。外出するには勇気が要ります。

 

   炎天へ打って出るべく茶漬飯      川崎展宏

 


写真展応募

2014年06月17日 | 日記

たまには写真展に応募します。

公募展の「第18回総合写真展」の締め切りが迫り、にわかに忙しくなりました。

けっこう書く項目が多くてめんどうなんですよね。

1作品ごとに画像をCD-Rに入れないといけないし。

 

1年間の努力の成果。ぜひ上位入賞でお願いしますよ…

 

こんなことをやっている間に、キヤノンがミラーレスカメラ「EOS M/M2」用の新しいレンズを発表していました。

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」。

 

とてもコンパクトな望遠ズーム。いいですね、キヤノンも軽量レンズを作る気になってくれて、うれしいです。

そして、ミラーレスを忘れてはいない、という証。これで「EOS M」シリーズのレンズは4本。超広角から望遠までそろいました。

 

キヤノンの噂サイトで取りざたされていた「レンズの年」の3本目。今年10本以上出るという話ですから、あとどんなレンズが出るのか楽しみです。

次は「EOS 7DマークII」発表にあわせたAPS-C用新ズームレンズ?

 

ただ、最近のキヤノンの戦略は売れ筋優先。マイナーな単焦点レンズなどは出ないかもね… 


桜散る

2014年04月05日 | 日記

桜が満開になったと思ったら、春の嵐が到来。ヒョウが降ったり突風が吹いたり。

この風で、かなり散ってしまったでしょうね(写真は昨年の大阪・大川の桜)。

 

それぞれの思いを胸に、桜舞い散る道を散策…

 

この時期にいつも思うのは、桜に対する日本人の無常感。

伊勢物語で、

「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」

と詠んだ在原業平。

あまりにも有名な歌ですが、これに対して別の人は

「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」

と詠みます。

桜は惜しまれ散ってこそ良いんだよ。この世に何か永遠なものなどあろうか…

 

在原業平の歌は大らかで優美ですが、それを逆に返した人の詠みっぷりが、ものすごい凄味があります。

誰なんだろう、こんなシニカルな歌を詠んだのは…

 

 

落花ということで、記憶に残っているもうひとつの一節は、

ハナニアラシノタ トヘモアルゾ 
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

というもの。

誰の言葉だったかなと思い返してみると、井伏鱒二が漢詩を意訳したものでした。

もとは唐代の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勧酒」。

   勧君金屈巵
   満酌不須辞 
   花発多風雨 
   人生足別離 

だいたい中国の詩というのは、僻地へ異動する友人に「まあ一杯やれよ」というのが多いような気がしますが、それを井伏鱒二がこう和訳したというのです。

  コノサカヅキヲ受ケテクレ
  ドウゾナミナミツガシテオクレ
  ハナニアラシノタ トヘモアルゾ
  「サヨナラ」ダケガ人生ダ

訳し方がいかにも下世話だという感じがする反面、人生の味わいがにじみ出ていて「妙訳」だということになっています。

  
私も若いころ、「ハナニアラシノタ トヘモアルゾ 」なんて、人生を経た人間でないと言えない表現だなあと思ったものです。

 

花の嵐。関西を吹き荒れたあと、さて、今ごろは東京・九段、千鳥ケ淵辺りを桜吹雪に舞い散らしているのでしょうか…