つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

東京で「煙霧」

2013年03月10日 | 日記

3月10日、東京都心などで、茶色っぽい霧のようなものに覆われ、視界が悪くなる現象がありました。

NHKの午後2時過ぎのニュースによると、

『前線の通過に伴って東京や埼玉県熊谷市、水戸市では風が急激に強まり地表のちりなどが巻き上げられて視界が悪くなる「煙霧」と呼ばれる現象が観測されました。

JR東京駅前では、強い日差しが照りつけていましたが、午後2時前、突然、北寄りの風が強まると、茶色い霧のようなものが空を覆い始めました。
視界が急に悪くなり、駅から200mほど離れた高層ビルの屋上付近もかすんでしまい、周辺を歩く人たちが見上げていました。』

 

 

「黄砂か」と思った人が多かったようですが、気象庁では「強風が吹いてほこりが巻き上がったもので、黄砂ではない」といっています。

「ROCKET NEWS24」の『【黄砂騒動】東京のヤバすぎる空の色は煙霧が原因 / 子ども「きな粉めっちゃ飛んでる! きな粉めっちゃ飛んでる!」』「NAVERまとめ」にその映像が出ています。何やら不気味な空の色ですね。

 

ところで、クイズではありませんが、「煙霧」の天気記号は?

 

これがそう。宇宙人みたい。天気図でもめったにお目にかかりませんね。

 

ここのところ、関西でも空がかすむ日が続いていました。

この分では、パンスターズ彗星も見られないかも… と思ったりしています。

 


RX100活躍

2013年01月26日 | 日記

今日は、親戚の娘さんたちが赤ちゃんを連れてきてくれました。

さっそくソニーRX100でパチパチ。

いや~ 赤ちゃんはいろんな表情やしぐさをしてくれて、見飽きませんね。

 

AVCHD動画(60P)も撮影。すぐにHDMIケーブルでハイビジョンのTVに繋ぎ、再生したら、可愛い動作が大受けでした。

 

お客さんにケーキでもてなし。

 

“寄れない”というRX100ですが、広角側ならこれぐらいまで寄れます。ボケ味も気に入っています。

プログラムモード(F4.0  1/100秒) ISO800   +1 補正  RAW 現像時にさらに明るく補正  ホワイトバランス:オート  

 

小さいのに、画質はいいし、動画も高品質。何でもこなす、本当に素晴らしいカメラです。


1月15日は何の日

2013年01月15日 | 日記

1月15日は小正月。とんど焼の行われる日でもありますね。

我が家のしめ飾りも、近くの神社で行われたとんど焼で燃やしてもらってきました。

これでようやく正月も終わったなという感じ。

 

1999年(平成11年)までは成人の日でもありました。

その後、成人の日は1月第2月曜日になりました。何となく、前のままのほうが、きちんと決まっていてよかったように思いますけど…

 

その1月15日は、「イチゴの日」だそうですが、ご存じでした?


全国いちご消費拡大協議会が“いいイチゴ”の語呂あわせで、決めたのだそうです。

イメージ的にはクリスマスケーキの連想で12月でもよさそう。しかし、出荷は1~3月にピークを迎えるとのことで、一応時期的には合っているといえます。

スーパーに行くと「いちごフェア」をやっていて、いろいろな品種のイチゴや、イチゴを使ったケーキが並んでいました。

しんどいダジャレで「イチゴの日」といわれても… というわけで一般的には認知されていない感じがしますが、それはともかく、おいしそうだったので買ってきました(写真)。

博多の「あまおう」です。

 

子供のころからの習慣で、練乳をかけて食べました。おいしかった!

今は何もかけない人や、かけても砂糖(またはヨーグルト)ぐらいという人が多いようですね。

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撮影カメラ・レンズ   キヤノンEOS X4 

               EF50mm F1.8 II

               レフ板使用


マウリッツハイス美術館展

2013年01月06日 | 日記

神戸市立博物館で開かれていた「マウリッツハイス美術館展(2012年9/29~2013年1/6)」へ、閉幕ぎりぎりの1月5日に行ってきました。

家族が買った前売りの切符が余っていて、もったいないということで。

すでに東京で開催され、神戸でも閉幕間際。たぶん観客も少なく、ゆっくり見られるだろうと思ったのが甘かった…

なんという大混雑! 入場制限までしていました。館内に入れても、展覧会を見られるようになるまで30分以上かかりました。

その間、行列を作って常設展示場をぐるぐる巡回させられました。

おかげで昔の神戸の外国人居留地のジオラマや、珍しい所蔵品も見られましたが。

 

混雑する、閉幕間近の「マウリッツハイス美術館展」。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が一番の呼び物で、入り口には自分が額縁に入れる記念撮影コーナーもありました。

 

ヨハネス・フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」。

1665年頃  油彩・カンヴァス  44.5×39

 

この子に会うのは2回目ですが、青いターバンの深い色あい、純な瞳… 何度見てもそのたびに強く魅かれるものがありますね。

みずみずしい唇が、時を超えて何かを語りかけてくるようです。

 

ほかにもオランダ・フランドルの名画がずらり。レンブラントの若いころと年老いたころの自画像も値打ちものだと思いましたが、下のようなレンブラントの美しい絵(ほとんど細密画!)も珍しいものでした。

レンブラント・ファン・レイン  「シメオンの賛歌」。

1631年  油彩・板  60.9×47.9

 

レンブラント独特の光線、劇的な描写に見惚れます。

 

静物画は、先のホキ美術館名品展の作品と比べて、同じ緻密な写実ながら重々しい空気感。手前をシャープにし、後ろをぼかす、カメラのレンズのような表現もあったりして、印象に残りました。

美術全集によく載っている「パイプを吸う男とビールを飲む女のいる中庭」などの風俗画も、まさに当時の「俗な部分」を活写。面白かったですね。


クリスマスケーキ

2012年12月25日 | 日記

クリスマスイブ。

もう、どうでもいいと思っていたんですが、ケーキがテーブルの上にありました。

ローソクをつけて、フーッと消して。

ああ人生、何回この季節を迎えたことか。

でも女性はいつまでもこういうの好きみたいですね。

アンリ・シャルパンティエのケーキです。

絶対においしい。というか、罪深いほどおいしいです。

 

すみません。つまらない話題で…

 


マヤの暦と冬至

2012年12月21日 | 日記

マヤの暦

2012年12月21日、世界が終わるとか人類が滅亡するとか、噂が世界中に広まっていましたが、結局何も起こりませんでしたねェ。

古代マヤ文明の長期暦がこの日で終わりになっている、というのが噂の元らしいですが、そもそもそれが誤りだとNASAが言っていました。

『マヤ暦の12月21日はサイクルの終わりであり、新たなサイクルの始まりも表している。われわれのカレンダーで12月31日が1年の終わりを意味し、1月1日が新たな1年を示しているのに似ている』(ロイターより)

 

AFP=時事の図解(Yahooニュースより)も参考になります。

それによると、マヤの長期暦は3つの歯車を組み合わせたようなもので、1万8980日(52年)で一巡。14万4000日(400年)をバクトゥンという単位で表します。

マヤの時代は紀元前3114年8月11日からとされ、2012年12月21日、13周期目のバクトゥンが終わるのだそうです。

しかしそれで暦自体が終わるわけではなくて、バクトゥンはまだ続き、その後もピクトゥン(7675年)、カラブトゥン(15万7810年)というさらに長い周期の単位が用意されているようです。

要するに2012年12月21日は、新しい周期に入る区切り。マヤ的に言えば世界は終わるのではなくリフレッシュされるというわけです。

2012 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

 

そもそも、マヤの暦と世界の終わりを結びつけること自体、非科学的。

世界では、”大洪水”にそなえて「箱舟」やシェルターを作った人もいたようですが・・・

 

← そういえば、こんな映画もありましたね。マヤの暦をネタにした、一大スペクタクル(写真はフリー画像)。

 

 

 

冬至

さて12月21日は「冬至」。夜の長さが極まり、このあとはだんだん昼が長くなっていく。一陽来復ともいいますが、くしくも、意味合いではマヤの暦の区切りと一致しています。

冬至といえば柚子湯。我が家でも、狭いお風呂に柚子を浮かべて楽しみます。

柚子(近所のスーパーで)

「柚子湯に入ると無病息災でいられる」というのは俗信でしょうが、香りがよくてリラックスできるのは確かですね。

 

  柚子風呂に浸す五体の蝶番(ちょうつがい)    川崎展宏

 


Adobe Photoshop Lightroom 4.3

2012年12月18日 | 日記

新しいパソコンを買ったのを機に、Adobe Photoshop Lightroom 4(写真)をインストールしてみました。

乗換え/特別提供版とあります。アマゾンで9,072円。アドビのソフトの中では安いほうですね。

インストール後に、最新バージョンの「4.3」にアップデートしました。

「4.3」の変更点としては、「4.2」では暫定対応だったニコンD600に正式に対応したほか、ニコン「D5200」、ソニー「DSC-RX1」、キヤノンEOS 6D、オリンパスPEN E-PL5など20機種のRAWファイルを新たにサポートしているそうです。

さらに、HiDPIおよびRetinaディスプレイに対応したというのですが、この辺は詳しくないので、マイナビニュースなどを参照してください。

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Lightroom 4.3で 新たにサポートされた機種一覧(マイナビニュースより)

キヤノン EOS 6D
キヤノン PowerShot S110
キヤノン PowerShot G15
キヤノン PowerShot SX50 HS
カシオ Exilim EX-ZR1000
カシオ Exilim EX-FC300S
ライカ M-E
ニコン 1 V2
ニコン D5200
ニコン D600
オリンパス PEN E-PL5
オリンパス PEN E-PM2
オリンパス STYLUS XZ-2 iHS
パナソニック DMC-GH3
ペンタックス K-5 II
ペンタックス K-5 IIs
ペンタックス Q10
ソニー DSC-RX1
ソニー NEX-VG30
ソニー NEX-VG900

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前のバージョンの使用経験も浅く、まだ使いこなせていないのですが、「ハイライトとシャドウの復元」を使えば、ダイナミックレンジが広がったような画像になるし、ノイズ軽減効果も優れているといううわさで、かなり好評なRAW現像・画像編集ソフトです。

これで私のつたない写真の見栄えがよくなればうれしいですが・・・


新パソコン購入

2012年12月13日 | 日記

とうとう新しいパソコンを買ってしまいました。

2007年に買った今のパソコン(ゲートウェイ)も気に入っているのですが、最近は画像処理をしていると、「メモリー不足」のメッセージが頻出、ソフトの動きもスローに。メモリー、CPU能力とも不足してきたようです。また、作業中、ふいに電源が落ちたり不安定になってきました。いきなりクラッシュされても困るので買い替えを決断。

それに、フルサイズ一眼レフのRAW画像や、動画を編集するには何といってもマシンパワーが必要ですからね…

 

ソフマップの「フライドフィッシュバーガーパソコン」にしました。

2代前のパソコンもソフマップブランドでした。余計なソフトなどついてなくて、少しは自分で増設できたりする、拡張性があるのが好きです。

ソフマップブランドといっても、本体はマウスコンピューター製。前面のステッカーに「長野生産」の文字があり、マウスコンピューター飯山工場(長野県)の製品のようです。

多くのパソコンメーカーが生産拠点を海外に移す中、マウスコンピューターは国内生産を貫いているとのこと。メードインジャパン、頑張ってほしいです。

 

一応中をチェック。ハードディスク増設のスペースなどを確かめました。

スペックとしては、

CPU : インテルCorei7-3770

HDD : 1TB

メモリ : 標準8GB(最大16GBに増設)

グラフィック : NVIDIA GeForce GTX650

光学ドライブ : ブルーレイディスク(読込みのみ)あり

電源 : 500W

OS : Windows 7 Home Premium 64ビット

マザーボードはギガバイト製、ハードディスクには日立の文字。

ハードディスク増設のスペースは十分。ただ、NVIDIAグラフィックカードがでかくて、他のカード類は差せない感じですね。

 

キーボード、マウス、スピーカーのほか、「モンスターハンター フロンティア オンライン」のインストールディスクが付いていました。

価格は標準の構成で89,800円。メモリを増設したり、3年保証をつけたりで、実際にはそれより少しかかりました。

 

これまで、パソコンを新しくしたときは決まって何か支障があり、四苦八苦するのですが、今回はそれもなくスムーズに起動。ネットも快適。動作音が静かで良い気分です。

メモリを最大に増設したのだから、もう「メモリー不足」とは言わせないぞ! という気持ち。さあ、これからソフトやドライバのインストールなど、少しずつあわてずやっていきましょう…

 


東京散歩 PartⅣ

2012年12月11日 | 日記

東京散歩の最後は六本木ヒルズ

2003年4月に開業、まもなく10年になりますね。月日のたつのは速いものです。

森タワー52階の展望台、東京シティービューへ。

何度も来ていますが、東京を360度見渡せて気持ちがいい場所。

スカイギャラリー1。この日は天気が良くて、東京タワー、お台場、遠く千葉方面まで見えました。

そろそろ日が傾きかける頃です。

 

素晴らしい青空でした。

 

この開放的で近代的な空間が好き。

 

日没。太陽の右側に富士山が見えます。スカイギャラリー2からの眺め(横浜方面)。

もう少し望遠でアップにしてみると…

残照をバックに、はっきり見える富士山。山腹に雲が湧いているようです。

空には星が、東京の街には灯りが輝き始めました。

 

さてそろそろ帰りましょうか…

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撮影カメラ  ソニーRX100

                日没風景は キヤノンEOS X4  EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM


東京散歩 PartⅢ

2012年12月09日 | 日記

「リヒテンシュタイン展」

国立新美術館の「リヒテンシュタイン展」を見てきました。

正しくは「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」(朝日新聞のページ)。

リヒテンシュタイン公国(侯国とも)という小さな国がヨーロッパにあるのは知っていましたが、はて、どの辺だったっけ… すこぶるあいまいなまま、館内へ。

リヒテンシュタインの地図(ウィキペディアより)

 

スイスとオーストリアに挟まれた、小豆島ほどの大きさの立憲君主国。国家元首を務めるのがリヒテンシュタイン侯爵家で、美術品収集が一族の家訓とか。

見て回って感じたのは、想像を絶するぼう大なコレクションだということ。それも名品ぞろい。侯爵家はヨーロッパ美術の一大コレクターなんですね~(NHK歴史秘話ヒストリア風)。

 

ルーベンスの名画

なかでもルーベンスのコレクションで知られ、今回の展覧会のポスターや図録の表紙に使われている絵がこれです。

ペーテル・パウル・ルーベンス「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」

1616/17年頃  油彩/板で裏打ちしたカンヴァス  37×27cm

 

5歳の頃の愛娘を描いたものだそうです。ルーベンスらしく、明るく伸びやかな筆致。パッチリした目が生き生きして、強い印象です。でも、この絵が描かれたあと、わずか12歳で亡くなってしまったそうです。こういう名画も、背景を知ると切ないですね。

ルーベンスの他の作品もすばらしいものでした。とくに歴史画「デキウス・ムス」連作(ローマ軍の自己犠牲の故事を描いたもの)や「キリスト哀悼」など、大作には迫力がありました。

 

バロック・サロン

リヒテンシュタイン家のコレクションのもう一つの柱とされる、バロック美術を集めた「バロック・サロン」も見もの。

ウイーン郊外の「夏の離宮」で公開されている展示方法を取り入れ、絵画、彫刻、工芸品、タペストリーと家具・調度品が一緒に並んでいます。

部屋そのものがバロックの雰囲気。

「装飾過剰」とも言われるバロック美術。これでもかというぐらい金ぴかの装飾をほどこした贅沢なテーブルやチェストなど、「ああ、これこそ本当にバロック」と実感します。

雰囲気を妨げないよう、展示品には番号だけ。手元のパンフレットと番号を見比べるしくみで、時間はかかりましたがじっくり観賞。

 

ビ―ダ―マイヤー

個人的に面白いと思ったのが最後の「ビ―ダ―マイヤー」のコーナー。

19世紀前半に中欧で流行した優美な絵画様式だそうです。

ナポレオン後の王政復古、閉塞的な状況のもとで、政治や理想主義には関心なく、小市民的な身の回りの世界を心地よく描いたもの。

今の日本も閉塞的だけど…

 

それはともかく、次の2枚の絵が気に入ったのでハガキを買いました。

 フリードリヒ・フォン・アメリング「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」

1836年  油彩/厚紙  33×27cm

 

お気に入りの人形をしっかり抱いて幸せそうに眠る少女。ふっくらした顔、柔らかな巻き毛の表現が秀逸。

小市民的な好みと言われるかもしれませんが、こういう幸せな子供の寝顔こそ平和の象徴。

この絵のハガキが一番売れていたのではないでしょうか。とくにおばさん達に。

 

 フリードリヒ・フォン・アメリング「夢に浸って」

1835年頃  油彩/カンヴァス  55×45cm

 

これもアメリングの作品。地味な感じで、通り過ぎる人も多かったのですが…

どこか遠く、自分だけの世界を見つめている少女の瞳の透明さが、素晴らしい。

青白いほど白い指、不安げな面持ちに、ちょっとしたことで壊れてしまいそうな、痛々しいほどの若さが表現されているように思いました。

                         ◇

展覧会を見たあと、館内のレストラン「ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ」で食事。

逆円錐形の上にレストランがあります。“天空のレストラン”。

 

思い切った造形ですね。

これを見た私の連れは「地震が来たらこけるンちゃう?」。

ホンマに、大阪の人間はミもフタもない…

手前が「ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ」(3階)。奥の円錐形の上が喫茶「サロン・ド・テ ロンド」(2階)。1階にも軽食の「カフェ コキーユ」があります。

 

「ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ」。ナプキンのデザインが可愛い。

 

「本日のランチセット」(2000円)。サーモンのムースを頂きました。

味がしっかりしていて美味。

 

デザートは洋ナシのムース。

名画を見て、美味しいものを食べて。久しぶりに優雅な時間でした。

 

*「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」は東京のあと高知、京都も巡回します。ぜひご覧になってください。

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撮影カメラ   ソニーRX100 (絵画を除く)


東京散歩 PartⅡ

2012年12月08日 | 日記

東京のイルミネーションの中でも毎年好評なのが、カレッタ汐留。

今年は10周年を迎え、例年のLEDによるイルミネーションに加え、3Dプロジェ
クションマッピングを取り入れた「リュミエの森」(11/15~12/25)というイベントが見もの、ということで行ってきました。

カレッタ汐留のカレッタプラザ。

 

デートコースですね。

 

ツリ―での記念撮影は順番待ち。

 

青いLEDが幻想的です。

 

こういうのを撮りたかったんです。

 

ただ、これまで撮影された写真などから、一面に光の海が広がっているかと思っていたのですが、それほどではなく、少し「?」という感じ。例年よりLEDの面積自体は減っているのではないでしょうか。もっともっと光り輝く世界を見たかったですね。

ネットでもそんな感想がチラホラ。

 

「リュミエの森」はきれいでした。

建物の壁や窓などの形に合わせて、様々な映像が投影されます。

ビル壁面が巨大なクリスマスプレゼントになったかと思うと、お菓子の家が現れる「子供たちの夢」、王子様との恋を夢見る「乙女の夢」へ。さらに「美しい生物たちが宿る夢の森」と展開していきます。

「リュミエの森(子供たちの夢)」。

 

「リュミエの森(乙女の夢)」。つまりシンデレラですか…

 

映像を楽しむ一方、ここで食事もしてきました。

地下2階にある「鼎泰豐(ディン・タイ・フォン)」。

台北に本店がある超人気店で、ショウガ入りのたれで食べる、肉汁スープたっぷりの小龍包は本当に美味しかったですね。

食べるのに気を取られて、料理の写真を撮るのは忘れてしまいました…

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撮影カメラ   ソニーRX100

 


東京散歩 PartⅠ

2012年12月07日 | 日記

東京・上野の都美術館で開かれた「第16回総合写真展」(12/5~12/11)を見てきました。

年1回、全国の写真愛好家に発表の場を提供する、大規模な公募展です。

 

出品目録によると、今回の応募は計4036点。このうち審査で入選以上となった作品2529点が展示されています。

私の作品(半切)も下位入賞ながら、展示されていました。

ただ、都美術館の4つの部屋に分かれているので、自分の作品を見つけるのにも迷うはめに… やれやれ。

これだけ作品数が多いと、入選すること自体はそれほど難しくないのかもしれません。しかし、それに満足せず上位の賞を取ろうとすると、中にはプロを目指している人もいて、それほど簡単ではないようです。

内閣総理大臣賞を受賞した作品は、バングラデシュでレンガ運びの人を撮影したものでした。茶色のモノトーンに近い表現で、どういうふうに画像処理されたか分からないのですが芸術性が感じられました。

他の作品も、それぞれインパクトのある、訴える力を持ったものが多かったですね。大いに参考になりました。

 

作品の大きさとしては全紙と半切の2種類。会場ではどうしても全紙の作品が映えます。

そうなると、画質の面から考えて、フルサイズ機を買わないといけないかも。

フルサイズ用の高級レンズも欲しい。いよいよカメラ道楽の沼にはまりそう…

 

まだ晩秋の気配が残る上野恩賜公園。

上野の森美術館で「ツタンカーメン展」が開かれていました。

 

久しぶりに東京に来たので、カメラ散歩をしてみました。

まずは注目の東京スカイツリー。上野駅に面した公園前のバス停から、直通シャトルバスが出ていて便利です(所要30分前後、200円)。

ライトアップされた東京スカイツリー。

 

展望デッキ(第1展望台 350m)へ上るのに、待ち時間は約30分。夕方のためか、予想していたほどの大混雑ではありませんでした。入場料金は大人2000円(当日券)。

エレベーター内部の美しいアートパネル。全部で4種類あり、これは「祭の空」。

 

これは「墨田川の空」。江戸切子で隅田川の花火をイメージしたそうです。

アートパネルを見ているうちに、約50秒で展望デッキに到着。あっと言う間でした。

 

展望デッキから夜景をながめる人たち。

さらに上の展望回廊(第2展望台 450m)にも上がりました。待ち時間は10分程度。入場料金は大人1000円(当日券のみ)。

 

展望回廊。チューブ状で、足元に下の景色が迫り、ちょっと怖い。

 

展望回廊から見た夜景。東京タワーや隅田川が見えます。

夜景を楽しんだあと、展望デッキに下りました。

 

3層になっている展望デッキの、一番下のフロアには「ガラス床」があります。

強化仕上げのガラスは大人が乗っても大丈夫。とはいえ、はるか下の地上が見え、スリル満点。

ガラス面に足をのせるときはコワゴワでした。

 

スカイツリーの中にはレストランやカフェ、グッズ売り場もあって賑わっていました。

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撮影カメラ   

  ソニーRX100

    展望回廊と夜景は、キヤノンEOS X4  EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM


Windows 8 発売

2012年10月27日 | 日記

マイクロソフトが10月26日、Windows 8の一般発売を開始。大阪・ミナミの家電量販店をのぞいてみると、さっそくWindows 8搭載パソコンが並んでいました。

Windows 8搭載パソコンの一つ(ソニー VAIO )。

 

スタート画面がこれまでのWindowsと全く違います。タッチ操作に対応した、タブレット端末でも利用しやすい「タイル型ユーザー・インタフェース」だそうです。

よく見るとキーボードに例の四角いタッチパッドがありません!(タッチパッド付きの機種もあります)。

マウスやタッチパッドのかわりに、すべて画面をタッチして操作するようです。店の人に使い方を聞きながらやってみましたが、実に簡単。指の使い方もiPadと同じです。

ネットを見るぐらいだったら、検索文字の入力以外はキーボードもあまり使わないで済みそうですね。スタート画面に戻るときにウインドウズキーを押すぐらい。

 

ついにこういう時代が来ましたか…

あと数年すれば、マウスを使っていると「化石」と言われるかもしれません。

 

もちろん今のところ、画面をタッチする方式がかえって不便という声もあります。

少し古い記事ですが、日経トレンディネットの連載「戸田 覚のPC進化論---Windows 8はどうして不評なのか?」に、その点についていろいろ書かれていました。

一部を引用します。

『長年慣れ親しんだマウスからタッチに切り替えるのは相当に苦しみそうだ。OSでタッチに慣れたとしても、いったんアプリを使い始めると、タッチ操作では思うに任せない。Excelの範囲選択から、PowerPointの作図まで、マウスなしで操作するのは至難の業だ。』

なるほど。

画像処理でも、たとえばPhotoshopでの作業は、マウスのほうがやりやすそうな感じがします(実際にやってみないと分かりませんが)。

 


あべのハルカス(RX100試し撮りPartⅧ)

2012年08月31日 | 日記

近鉄が大阪市阿倍野区に建設中の超高層ビル「あべのハルカス」。30日、予定の高さ300メートルに達し、高さ日本一のビルになりました。

高さでいえば、東京スカイツリー(634メートル)がすごいですが、ビルとしてはこれまでの最高が「横浜ランドマークタワー」(296メートル)で、わずか4メートルながら上回り日本一に。

ハルカスは地下5階、地上60階建て。近鉄百貨店の新しい本店のほか、オフィス、美術館が入り、2014年春に全面開業の予定。

さっそくソニーRX100の試し撮りがてら、ぶらりと見てきました。

 

いや~高いですね。地上部分から入れようとすると、広角28mm(35mm換算)で入り切れません。

RX100  絞り優先AE(F11  1/80秒) 露出補正 +0.3  ISO125  画質RAW    ホワイトバランス:オート  クリエイティブスタイル:スタンダード

 

ビルの壁面に「高さ日本一」の表示が誇らしく…

 

近くにあるショッピングセンター「キューズモール」からの眺め。このアングルでRX100の解像感をチェックしてみました。

RX100  焦点距離28mm(35mm換算)   絞り優先AE(F11  1/80秒) 露出補正 +0.3  ISO125  画質:RAW+JPEG    ホワイトバランス:オート  クリエイティブスタイル:スタンダード

 

最初にJPEGで撮影した画像をピクセル等倍で切り出します(中央の20階部分)。

等倍でこの解像感、コンパクトカメラとしては素晴らしいと思います。

次にRAW画像を現像、そのまま手を加えずJPEGで書き出したのが下の画像です。

RAW現像のほうが色乗りがよく、ダイナミックレンジも広いようです。しかし一見、JPEGでの撮影の方がくっきりしていて、RAWの方はややネムいように見えます。おそらくJPEG撮影では、シャープネスとコントラストを強めにする設定になっているためではないかと思います(数字部分をよく見ると、JPEG撮影ではシャ―プネスの縁取りが見えます)。

そこで、RAW現像のさい、少しレベル補正をしてみたのが下の画像。

これでメリハリのある画像になりました。シャ―プネスはかけていません。かければ、さらにくっきりしますが、今度はノイズが出てきます。要はどういう仕上げにするかという問題で、くっきり感を強調したいならシャ―プネスをかければいいでしょう。

しかし、このままでも解像感は十分ですし、色収差もほとんどありません。

 

こんどは「キューズモール」で、今までさわっていなかったピクチャーエフェクトを試してみました。いずれもJPEG画像で「イラスト調・強」を適用しています。

こういうテラス風景は効果的。

これも良いのでは。

すごく色のメリハリが出ます。ただハイライトは完全に白飛び。

ゴッホの絵のよう。人物は全く顔が分からなくなります。

植物を被写体にすると案外いけます。

手書きの味わいですね。

イラスト素材として使えそうです。

ピクチャーエフェクトは通常の写真ではつまらない場合に使うとよさそうです。試していて、とても楽しいし、ピントや露出はアバウトでいいので気分的にも気楽でした。


猛暑と雷雨

2012年08月19日 | 日記

きのう18日の猛烈な雷には驚きました。野外イベントが予定されていた大阪・長居公園では2か所に落雷、女性2人が死亡。各地で被害も出ています。

きょうも午前中は猛暑でしたが、午後から雷鳴と雨。不安定な天気が続きます。

 

しかし夕方、雨が上がるときれいな空が。

不安定な天候のときほど雲や夕焼けが美しいもの。カメラを持ち出して近所の空を撮ってみました。

日没近くの空。

 

夕焼けを望遠レンズで。

 

だいぶ暮れてきました。刻々と変わる色合いの空の下、街灯がともり始めます。

明日も晴れでしょう。

 

天気予報によると、20日は東北から九州にかけて晴れる所が多いようですが、やはり大気の状態が不安定で、昼頃からは所々で雨や雷雨になるとのこと。雷には気をつけましょう。

 

 いなびかり北よりすれば北を見る   橋本多佳子

 

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撮影カメラ・レンズ

 キヤノン EOS Kiss X4     

   TAMRON  AF 28-300mm 3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro 

 撮影データ

  絞り優先AE ( F8   1/160~1/400秒)

  ISO感度  200

  露出補正  0~+2/3

  マニュアルフォーカス  無限大

   画質  RAW

  ホワイトバランス  太陽光

  ピクチャースタイル  スタンダード

    画像処理  Digital Photo Professionalで色の濃さ、コントラストを調整