つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

白いEOS Kiss !?

2013年11月11日 | カメラ

キヤノンが一眼レフカメラの白いEOS Kiss を出すらしく、ティーザー広告が出ています(写真はキヤノンのFacebook より)。

クリスマス商戦へ向けてのカメラメーカー営業部門の戦略でしょうから何でもあり、とはいうものの、一眼レフを白く塗るとは… 

 

ターゲットは女性?

 

以前、オリンパスが女性ユーザーに「使っているカメラの色」をアンケート調査したところ、ホワイトが1位だったという記事を読みました(女子カメWatch  2013/9/6 )。

ホワイトの次は保守的なブラック、次いでシルバー、シルバー/ブラック、ピンク… の順。

女性向きと思われるピンクは案外少ないんだなと思いましたね(ピンクの機種そのものが少ないですが)。

 

確かにホワイトは見た目が軽やかで、しゃれています。

白い一眼レフがあって悪いという理屈はありませんけど。

ただ、キヤノンがそんな小手先のことで売り上げを伸ばそうとしているのだとしたら、あまり歓迎できない気持ち。

時代かなァ…

 

ニコンは「Df」という、クソ真面目なカメラを発表したばかり。

会社の気風の違いでしょうか。


ニコンD600のゴミ問題、D610で解消

2013年11月11日 | カメラ

ニコンのフルサイズ一眼レフD600では、過去にイメージセンサーのゴミ(オイルやホコリ)が目立つ現象がありました。後継機のD610(写真=フリー画像)ではどうなったのか、気になるところでしたが、LensRentals でチェックした結果が3枚の写真付きで掲載されています。

結論を先に言えば、センサー上のゴミは非常に少なく、D600での問題は解消されているということでした。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610

LensRentals は、カメラやレンズをレンタルしているショップのようです。

1)  まず入荷したばかりのD610 計25台を使用、白い壁に向けて撮影した画像25枚を重ね合わせたのが最初の写真。

7個ほどのホコリが見えます。大きめのホコリがあったのが1台。小さいホコリが6台。あとはクリーンだったそうです。まっさらなのにホコリがあること自体、我慢ならないという人もいるでしょうが、25台分で7個、同サイトによると、ほかのカメラと比較して大変いい状態だそうです。

2)  次に、部屋の中で、それぞれのD610で20~30回シャッターを切った画像を重ね合わせたのが2枚目の写真。こうすることで、ミラーボックスやシャッター、センサー周りのホコリが出てくるだろうと予想した通り、ホコリの数は10数個に増えています。

しかし、D600ではしばしば大きな塊が見られたのとは対照的に、D610ではほとんどが小さなもの。良い結果だと言えるそうです。

3)  さて、これらのホコリをクリーニングして、ユーザーにレンタル。うち帰ってきた10台のセンサー画像を重ね合わせたのが3枚目の写真です。

5個ほどのホコリ・繊維のようなものが見えます。もっとも、これはレンズ交換のさいに外部から侵入した可能性がありますね。

D600でよく見られた左上隅にホコリ・オイルが集中する現象は全く見られません。

LensRentals としては、今後も注視していく必要があるものの、D610ではセンサーのゴミ問題は起きないだろうと結論付けています。

 

ニコンがどういう改善策を施したのか分かりませんが、よかったですね。

このサイトが以前指摘した、シャッターの構造は原因ではなかったようで(見たところD600とD610は全く同じシャッターデザインとのこと)、この点については間違っていたと認めています。

 

ま、いずれにしろ改善されていたのですから、D610ユーザーは、ひと安心でしょう。

( しかし、おさまらないのはD600ユーザーかも… )