つれづれ写真ノート

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てんま天神梅まつり2018

2018年03月09日 | 

「ひと雨ごとに暖かく…」と言われる季節。

来週あたり、かなり温かくなりそうな予報です。

 

各地で梅が満開。

3月6日に、大阪天満宮で開かれている「てんま天神梅まつり」の盆梅と盆石展(2/10~3/11)を見てきました。

 

大阪天満宮。

おだやかで天気のいい日でした。

 

本殿わきの白梅。

 

紅梅。

 

天神さんといえば梅の花。「東風(こち)ふかば にほひをこせよ梅の花…」

 

盆梅と盆石展は、本殿東側にある書院造りの参集殿で。

会場入り口、金屏風の前に飾られた盆梅。

「鶯宿(おうしゅく)」という品種の、樹齢約100年の古木。日本画に描かれるような、いい枝ぶりですね。

 

百畳敷きの参集殿には、樹齢 数10年のものから300年の古木まで、丹精込めて育てられた盆梅がずらり。 

左側の紅梅は「緋の袴」(樹齢約90年)。

 

 「緋の袴」。とても良い香りがします。

 

「大和野梅(やばい)」(樹齢約300年)。

300年といえば、江戸時代半ばからの盆梅ということになりますが、時代を超えて、何人の愛好家に受け継がれてきたのでしょうか。

 

「野梅」(樹齢約70年)。

幹は枯れたようでも生きていて、しっかり花を咲かせるんですね。

 

「大和野梅」(樹齢約100年)。

 

この、アクロバットのような咲き方! すごい。

「呉服枝垂(くれはしだれ)」(樹齢約80年)。

 

盆梅のほか、和歌山県みなべ町で出土する瓜渓石(うりだにいし)の盆石(手前)や、大阪天満宮所蔵の宝物「天神画像」を展示。

部屋の中央の3鉢は、左から「八重唐梅」(樹齢約60年)、長浜盆梅展からの特別展示「羽衣」(品種名:呉服枝垂、樹齢約50年)、八重野梅(樹齢約100年)。

滋賀県長浜市で開かれる長浜盆梅展は何年か前に見に行きました。歴史・規模とも日本一とか。

 

「八重唐梅」。

 

「天神画像」の横に飾られていた「緋の袴」(樹齢約100年)。(撮影禁止の「天神画像」を避けて撮っています)

 

散り始めたものも… 「野梅」(樹齢約80年)。

 

同じ木に白と紅の花を咲かせる品種「思いのまま」(樹齢約150年)。

 

「紅千鳥(べにちどり)」(樹齢約80年)。

書院造り特有の障子窓から、柔らかい春の光が差し込んでいました。

 

盆梅のシルエット。

障子をへだてた向こうに、廊下と赤い敷き物を敷いた舞台が続いており、そこからの反映で障子が赤く染まっています。

 

中庭の紅梅。

 

廊下の椅子席では、天満名物「梅の木餅セット」(500円)や「梅昆布茶」(300円)、「梅の木餅ぜんざい」(700円)、「梅ジュース」(300円)も。

出口の土産物コーナーで、梅昆布茶を土産に買って帰りました。

 

境内で開かれていた陶器市。

 

てんま天神梅まつり」のうち、梅酒市や全国の物産販売など、おもな催しは終わっていますが、最終日の3月11日(日)には、「大阪天満宮寄席・梅でお花見落語会」「振る舞い梅餅」「堺すずめ踊り」が予定されています。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D Mark II

    EF24-105mm F4L IS USM