つれづれ写真ノート

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「ドクターイエロー」「黒こうや」目撃

2015年03月26日 | 日記

先月から今月にかけて見かけた、ちょっと面白い列車。

ひとつは新幹線の「ドクターイエロー」。

 

走行ダイヤは公開されておらず、見かけたら幸せになる(?)と言われる「ドクターイエロー」(2015年2月13日午後0時24分、新横浜駅で)。

 

駅のプラットホームを、カメラを持って走っていく人がいたので、何事かと思ってついていくと、この列車が止まっていました。ともかく持っていたコンパクトカメラでパチリ。もっと近づいて撮ろうとしたら、スルスルと大阪方面へ発車してしまいました。

スマホやカメラで撮る人が一杯。

「幸せの黄色い新幹線」とも呼ばれ、子どもにも人気の「ドクターイエロー」。新幹線のレールをチェックするための保線用車両です。

見かけることはまれなので、ネットではマニアの人が目撃情報をもとに時刻表を作ったりしています。

 

運行している日本機械保線のホームページによると、

 『東海道・山陽新幹線を走行するドクターイエロー。1ヶ月に3回「のぞみダイヤ」、2ヶ月に1回「こだまダイヤ」で走行しています。線路状態は、床下にある様々なセンサーで感知しています。迅速な対応が必要な場合は、その場所を管轄する保線所などに必要な情報をリアルタイムに連絡しています。また検測データは走行日の夕方に、保線所へ送信されるので、その日の夜から検測結果をもとに線形整正などの保線作業に用いられます。

高速車両による軌道検測は東海道新幹線開業当初から実施されていましたが、進化を重ねて、2001年4月より、現行の700系車両にて270㎞/hで実施されています。』

とのこと。

なんでも、新幹線が走行するたびに、線路はへこんだり横にずれたり少しずつゆがんでいくそうです。(日本機械保線のページ「線路はゆがむ」参照)

それを1mm単位で計測して直すのが日本機械保線の仕事。

安全・快適運転のために、日々ご苦労様ですね。

 

 

もうひとつ、遭遇したのが南海高野線の特急「黒こうや」。

全国的にはマイナーな路線ですが、高野山開創1200年を記念して、南海電鉄が特別仕様の特急を走らせています(なんば駅-極楽橋駅間)。

 ・「赤こうや」(3月1日から)

 ・「黒こうや」(3月4日から)

 ・「紫こうや」(3月23日から)

という、特別デザインを施した3種類。

 

「赤こうや」については3月1日の記事『高野山1200年 「赤こうや」発車!』で書いたとおりですが、「黒こうや」はまだ見ていませんでした。

 

これが「黒こうや」(2015年3月20日午後5時8分、堺東駅で)。

蒔絵をイメージした黒い車体に、四季の図柄が描かれています。

 

先頭は黄色。「赤こうや」(30000系)と違って通常の電車タイプですね(31000系)。

 

秋の模様。華やかです。

 

外観が黒くて金色の模様もあるので、何となく「オリエント急行」っぽい?

 

渋くて良い感じ。ちょっと乗ってみたくなります。

こうなると、「紫こうや」も撮ってみたいですね。

 

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撮影カメラ    ソニーRX100

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関連サイト

  ・「ドクターイエロー目撃情報

  ・「特急こうや特別仕様」(南海電鉄)



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