つれづれ写真ノート

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キヤノン6DII の 4Kタイムラプスを試す

2017年12月24日 | カメラ

キヤノンEOS 6D Mark II は、4K 動画は撮れないのですが、「4K タイムラプス」は撮れます。

 

4K 動画のぼう大なデータをリアルタイムに処理するキャパシティーはないものの、たとえば1秒、3秒おきなら4 K 映像を記録することはできるということでしょう。

オリンパスでも、とりあえず「4K タイムラプス」ができるカメラを出したあと、本格的な4k 動画をサポートした例があるので、6D シリーズでも、将来本格的4K 動画に対応するための前ぶれではないかと、個人的には思っています。

 

4Kタイムラプス 撮るのは簡単…

タイムラプス撮影というと「難しいのでは」という先入観がありましたが、全然そんなことはないですね。

通常はタイムラプスをしない設定になっているので、最初に動画モードのメニュー画面で「タイムラプス しない」を「タイムラプス する」にする必要があります。

あとは何秒おきにシャッターを切るかの設定。

ざっとした感じで、雲の動きのようなゆっくりした被写体なら3 ~5 秒おき。速い被写体、距離的に近い被写体は1 秒おき、にすると自然な感じになるかなと思います。

で、撮る長さを何コマまでにするかを設定。

300 コマがデフォルトになっていました。3 秒置きだと約15 分の撮影になり、これで約10 秒のタイムラプス動画(30コマ/秒)ができます。

設定は大体デフォルトにして、まあとにかく撮ってみよう、と大阪・中之島(大川)の夜景を撮ってみました。

普段は公開されていないOMMビル西側屋上。「OSAKA光のルネサンス2017」のため特別開放されていました。

中之島周辺のイルミネーション、高速道路の車のライトが美しく見えました。

 

OMMビル屋上から中之島方面を遠望。

 

三脚にカメラを据え、シャッターを押したあとはただ待つだけ。

設定どおりにカメラがシャッターを切ってくれる(電子シャッター)ので、何もすることがありません。退屈です~

暗いので新聞や週刊誌は読めないし、電子書籍とかがあるとヒマをつぶせそう。

 

タイムラプス撮影が終わると、設定は解除されて通常の撮影モードになります。

これが良し悪し。

続けてタイムラプス撮影したいときは、またメニュー画面から「タイムラプス しない」を「タイムラプス する」に設定しなければなりません。

この手間が余計なんですが、タイムラプスではなく通常の撮影をメインにする限り、この仕様でいいのかも…

 

編集・出力が問題

4K に対応した動画編集ソフトが必要。このたび購入したEDIUS Pro 9 (ジャンプアップグレード版)はそれに対応。

ただ、4K 動画ファイルのデータ量は大きいので、PC の負荷がハンパではないみたいです。編集の間中、PC から「ウイーン」という悲鳴のような音が聞こえ、少しでもエフェクトをかけたりすると、まともに動かなくなります。

EDIUS Pro 9 の説明書きによると『4K 編集にはRAID-0 を推奨』とありますが、そうしたPC システムの環境を備え、また知識に精通した人がどれだけいるでしょうか…

 

4K 動画編集は一応できたものの、出力の段階になって、ハタと困ってしまいました。

ご存じのように、EDIUS はマニュアルがなくネット頼りです。

EDIUS Pro 9 で4K 出力するさいにどういうエンコーダーを使い、YouTube に問題なくアップできた、という設定参考例が、ネットではまだあまりないのです。

 

とりあえず良さそうな設定でYouTube にアップはしました。

これが本当に4K の品質で視聴できているものなのか、自信がありませんが…

 

 



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