つれづれ写真ノート

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新型肺炎でカメラの祭典中止

2020年02月14日 | カメラ

年に一度のカメラの祭典「CP+(シーピープラス=Camera & Photo Imaging Show)2020」が2月14日、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で中止になりました。CP+が全面中止になるのは初めての事態です。

2月27日(木)から3月1日(日)にかけて、横浜市のパシフィコ横浜で開催を予定。いったん2月6日の段階では、会場に消毒液を設置、来場者や出展関係者にマスクの着用などを推奨することで、予定通り開催するとしていましたが、最近の状況からリスクが大きすぎるとCP+事務局が判断したようです。(一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表文=PDF

こんなことを言っては問題があるかもしれませんが、横浜ですからね・・・

新型肺炎の感染者が次々判明しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が停泊している港で、神奈川県内では日本人に死者も出ている状況。開催中止の判断は妥当だと思います。

個人的に、これまで4回見に行っているCP+。カメラの新製品を手にとって試せるのが魅力ですが、相当な混雑の中で不特定多数の人が触ったカメラに触り、さらに顔を近づけて撮影する・・・というのは、今回の新型肺炎の感染力からすると、ものすごくリスクの大きいイベント。楽しみにしていたカメラファンは残念でしょうが、仕方ないですね。

オリンピック開催年の恒例で、キヤノンが「EOS-1D X Mark III」、ニコンが「D6」というプロカメラマン向け最高級一眼レフを発表したばかり。

もしCP+が開催されて行っていたとしたら、まず間違いなくこの2つのカメラを試したでしょうね~

     キヤノンEOS-1D X Mark III                      ニコンD6

とくにキヤノンEOS-1D X Mark III は、最高約16コマ/秒の連写が素晴らしい。ミラーレスと違って、ミラーやシャッター幕を機械的に上げ下げするので物理的な限界があるはずですが、よくまあここまで技術を極めたものだと感心します。その上、前モデルより 90g 軽くなっているとのこと。エンジニアの努力を感じますね。

一方、ニコンD6 はAFが物凄いらしいです。

いずれもわれわれ素人には(価格的に)手の出ないカメラですが、一眼レフ最高峰の世界というのは、たまらない魅力。

CP+では見られなくなったので、いずれショールームなどで試してみたいと思います・・・

 

 



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