SWISS MADE スモールセコンドにリュウズを取り付けました
文字盤がホウロウ製のスモールセコンドを手に入れました。でも、リュウズと巻き芯がありません。
写真からは分かりませんが、よく見ると真っ白な文字盤に細ーいヒビが入っています。ホウロウ製です。
1940年代位のスイス製です。針はブレゲ―ブルーですが少し錆が出ています。風防は比較的きれいなのですが、7時の付近が大きく欠けていたようで、その箇所を補修した跡があります。
ジャンクのスモールセコンドの巻き芯を抜いて、これを着けてみました。古い手巻きの腕時計は構造は全く一緒なものが多いので、ムーブメントの大きさ、直径が同じなら巻芯の規格も同じものが多いようです。
ピッタリとセットできました。
テンプの動きが少し渋かったので、テンプ周りをちょっとクリーニングして完了。15石ですが受板や裏蓋内側の加工もしっかりされていて、とても良い時計です。
ブルーの針に少し錆が出ていますが、とりあえずこれはそのままにしておきます。
巻芯は在庫があったので、これは最近のもので、日本製です。これを差し込んでみましたが、径が大き過ぎて入りませんでした。
巻芯の基本の構造は同じなのですが、径が大きくその分、最近の物は丈夫になっているのかもしれません。
文字盤のヒビは非常に細く、ルーペで見なければ、ほとんど分かりません。ホウロウの文字盤は劣化せず、とてもキレイな状態が保たれています。
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