フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

ホウロウ文字盤、スモールセコンド リュウズ取付

2016-08-02 00:10:00 | 腕時計

SWISS MADE スモールセコンドにリュウズを取り付けました

 文字盤がホウロウ製のスモールセコンドを手に入れました。でも、リュウズと巻き芯がありません。

  写真からは分かりませんが、よく見ると真っ白な文字盤に細ーいヒビが入っています。ホウロウ製です。
 1940年代位のスイス製です。針はブレゲ―ブルーですが少し錆が出ています。風防は比較的きれいなのですが、7時の付近が大きく欠けていたようで、その箇所を補修した跡があります。

 

 

 ジャンクのスモールセコンドの巻き芯を抜いて、これを着けてみました。古い手巻きの腕時計は構造は全く一緒なものが多いので、ムーブメントの大きさ、直径が同じなら巻芯の規格も同じものが多いようです。

 

 

 ピッタリとセットできました。

 

 テンプの動きが少し渋かったので、テンプ周りをちょっとクリーニングして完了。15石ですが受板や裏蓋内側の加工もしっかりされていて、とても良い時計です。
 ブルーの針に少し錆が出ていますが、とりあえずこれはそのままにしておきます。

 

 巻芯は在庫があったので、これは最近のもので、日本製です。これを差し込んでみましたが、径が大き過ぎて入りませんでした。
 巻芯の基本の構造は同じなのですが、径が大きくその分、最近の物は丈夫になっているのかもしれません。
 文字盤のヒビは非常に細く、ルーペで見なければ、ほとんど分かりません。ホウロウの文字盤は劣化せず、とてもキレイな状態が保たれています。

 

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コメント
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