沖縄安里栄町市場、牧志公設市場周辺のスナップです
沖縄は8月に入ってそろそろ台風シーズンなのですが、今年はあまり来ていませんね。毎年台風が来る前、6月末の梅雨明け後を狙って行くことにしています。今年も6月26日から4泊5日で、30日まで行ってきました。
いつも最終日は那覇国際通周辺のホテルに泊まるのですが、今年はちょっと場所を変えてユイレール安里駅近くの老舗「沖縄ホテル」に泊まりました。と言っても牧志の隣で、国際通りまでは歩いて10分程の距離です。
沖縄では、老舗のホテルです。入り口には、大きな古い門があります。古い屋敷の跡に建てられたのかもしれません。
ホテルの玄関先に咲いていた「サガリバナ」と「ザクロ?」。ザクロには、実がなっていました。と言うか、この実はザクロだろう・・・と、それでこの樹はザクロではないかと。調べてみるとザクロの実は、秋に収穫されるようで、ここ沖縄では夏が早いのでもう実を付けているのでしょう。花の形からも、これはザクロです。と、断定します。
安里栄町市場、周辺のスナップです。
牧志の市場周辺に比べると、規模も小さくて人通りがありません。夜は居酒屋がオープンして、少し活気が出てきます。
安里駅近くのやぎ汁を出すスナック?・・・と、大きな「クワズイモ」、花が咲いています。ちなみにご存知とは思いますが、観葉植物として人気のクワズイモ(食わず芋)はその名の通り毒性があって食べられません。根の部分はもちろん、茎を切った時に出てくる粘液も肌に着くとカブレます。沖縄ではヤギも、クワズイモは避けて通るそうです。ヤギも、ああ見えても見た目ほどバカ・・・ではないのです。
ヤギ汁は有名ですが、まだ食べたことがありません。ヤギミルクは飲んだことがあります。ヤギのチーズは臭いと聴いているのですが、ミルクは濃厚でクセも匂いもなく美味しかったです。那覇空港の売店で飲みました。地元のスーパーなどでは見かけません。沖縄では皆がヤギミルクを飲んでいる・・・というものではないのでしょう。そう言えば、ヤギ肉も売られているのを見たことはありませんね。
牧志公設市場周辺です。
平和通りの路地裏にある有名な「花笠食堂」です。沖縄の庶民的な料理を出してくれます。めちゃくちゃ安いわけでもなく、まずくはないけど特別美味しいわけでもなく、普通の沖縄の食堂のご飯でした。沖縄そばは、味が薄かった。(全体的に有名な割に・・・おいしくないw…)
花笠食堂は、国際通り北側のニューパラダイス通りに2号店があります。散歩をしていて見つけました。ニューパラダイス通りは隣の国際通りに比べて、人通りがなく店もほとんどありません。こちらの花笠食堂も、通りから引っ込んだ路地にあります。
那覇に泊まった時、いつもランチを食べに行く牧志公設市場裏の「あかさたな」です。ここも沖縄家庭料理を出してくれます。
旅行最後の日は、午前中にレンタカーを返して、空港までマイクロバスで送ってもらい、改めてユイレールで県庁前まで来て国際通り周辺を歩きます。ちょうどお昼時になるので公設市場の食堂か、ここ「あかさたな」で冷たい生ビールを飲みながら沖縄家庭料理のお昼をいただきます。車を運転していると飲めませんので、レンタカーは早めに返します。
白身魚の天ぷら、山盛りです。白い霜の付いたジョッキで、オリオン生ビールをいただきます。暑い沖縄牧志の路地裏で、至福の時間が流れます。
左は、市場本通りと平和通りに挟まれた、細い「むつみ橋通り」です。生活雑貨を扱う店が多いようです。右は、むつみ橋通りの突き当り、市場本通りと平和通りを繋ぐ道にある紅型模様のカーテンを扱う店。このあたりから奥へ進むと、衣料品を扱う店が多くなってきます。
左は沖縄の夏に咲く「アリアケカズラ」、那覇市内の至る所で咲いています。本土のオレンジ色の「ノウゼンガズラ」と同じ仲間です。右は、那覇空港の搭乗通路に咲いていた洋ランです。那覇空港ではいつもキレイな洋ランが、お出迎えとお見送りをしてくれます。
那覇市内にはいつも旅行最終日に一泊するだけなので、なかなかゆっくり写真を撮ることが出来ません。今度は那覇に2~3泊して、ディープな街撮りをしてみたいと思います。沖縄は海がキレイなので海の風景写真を撮りますが、私はもともと街撮り、スナップが好きなので。国際通り周辺にも、まだまだ昔の沖縄が残っています。
2016年夏の沖縄の報告は、一応今回で終了ですね。こうして写真を見ていると、その時に感じていたことが諸々思い出されてきて、ついこの間の事なのにとても懐かしく、またすぐにでも出かけて行きたい思いにかられます。
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