ブライヤーのパイプを手に入れました
大航海時代の帆船に興味があって、関連した本を読み漁っています。竜ヶ崎の古書センターで、海賊の本を見つけて読んでいます。
コロンブスが新大陸(北アメリカではなく、最初は西インド諸島、その後の航海で南米大陸)を発見し、そのほとんどがスペイン領となりました。南米ではヨーロッパには無い色々なものが発見されましたが、原住民のインディオが吸っていたタバコもその内の一つです。タバコは最初船乗り達が吸うようになり、その後ヨーロッパに持ち込まれ大流行しました。
今日タバコは健康被害があるということで、あまり流行らないのですが・・・。大航海時代の本に刺激されちょっと吸ってみたくなって、パイプを手に入れた次第です。
ブライヤー(灌木の根)のズル(ZULU)タイプのパイプです。
メタル製(アルミニウムなど)ヤニ取りフィルターがありません。無くてもタバコは吸えると思いますが、作ることにしました。
ビット(吸い口の部分)のダボ(ジョイント部)の径に合わせて、6mmの銅のパイプで作ることにしました。
金ノコでカットし、切り口にヤスリをかけて滑らかにします。
先は斜めにカットし、途中2箇所に上下から互い違いに切れ込みを入れてこれをつぶします。こうすることで煙が曲がって通るようになり、この部分にヤニが溜ります。時々このフィルターを抜き出してクリーニングします。
ちょっとガタガタですが、一応これで完成。
パイプタバコの葉は、今はなかなか手に入りません。私はタバコを止めてからもう何十年にもなりますが、昔は街角に必ずタバコ屋さんがありました。今はタバコ屋さんなど、全く見かけませんね。
タバコはコンビニで売られているようですね。それでコンビニでパイプタバコの葉を扱っているか探したのですが、どこにも置いていませんでした。ネット通販にはあるのですが、酒と一緒で身分証明が必要です。購入するのに身分登録しなければならず、面倒なので止めました。何とか扱っているお店を探し当てて、柏にありました。パイプタバコや葉巻などを置いているタバコ屋さんです。
左の写真、買った葉はとても香りの良い”AMPHORA(アンフォーラ)”です。手前中央はコンパニオンで、パイプに葉を詰める時などに使います。ライターは、バーナータイプの物を使います。
パイプタバコは昔吸っていたことがあるのですが、その時のことを思い出しました。今でも外国航路の船長さんが、パイプタバコを吸っている図を時々見かけますね。帆船時代の航海は長い船上生活を強いられて、タバコでも吸って気分転換しないとやってられなかったでしょうね。お酒、ラム酒やワイン、ビールなども大量に積まれていたようです。
パイプを吹かしながらラム酒でも飲めば、すっかり海賊気分ですね。カティーサークでもイイなぁw…
でも健康のことを考えて、吸うのは程々にしておきます。お酒も。
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