フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

スモールセコンド腕時計ケースにセット

2016-08-16 00:10:00 | 腕時計

ケースが無いスモールセコンド、合うケースを探してセットしました。

 ケースの無いスモールセコンド、手に入れました。

 

 針はブレゲ―ブルーで、文字盤も腐蝕は見られません。
 多分、スイスMadeでしょう。CHRONOMETER LENROC とあります。おまけで風防が付いてきたのですが、これだけあってもねぇ・・・。

 

 

 

 大きさの合フレームを在庫の中から見つけて、これに収めることにしました。風防も合うものを探しました。

 

 ベゼルに風防を接着して、押込み器で押し込んだら、割れてしまいました。在庫から、同じ系の風防を探してきました。でも、大分焼けて黄色くなってます。

 

 コンパウンドで磨いてみましたが、色は変わりません。でも、ピカピカになりました。

 フレームにベゼル(枠)をはめ込んだ後に、風防をUVレジンで接着しました。

 UVレジンは比較的粘性が弱く、つまようじに着けて薄くベゼルに塗りつけることができます。紫外線に当てなければ硬化しませんので、大変扱いやすいです。

 

  UVライトは持っていないので、ベランダで太陽光に当てて接着しました。
 普通の蛍光灯にもそれなりに紫外線は含まれているだろうと思って、蛍光灯スタンドの下に置いてみたけど全く固まりません。
 蛍光灯の光に紫外線は全く含まれていないことと、このUVレジンはかなりシビアな仕様だということが解ったしだいです。(UVレジンは100均で買ったものなのですが。)

 

 

 前に修理したスモールセコンド(左)とほとんど同じ大きさです。風防が黄色いのも、クラシックな感じが出ていて、かえって良い雰囲気の仕上がりです。リュウズも金色でフレームとマッチしています。

 

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ペーパーウェイトと栞

2016-08-13 00:10:00 | 筆記具文房具

ペーパーウェイトと栞(しおり)色々集めていました。

 本が好きで、気がついてみると開いたページを押さえるためのペーパーウェイトがたくさん集まっていました。一つか、せいぜい二つあれば十分なのに何故かこだわって、いつの間にかこんなに

 

 真鍮製のカモ

 

アイスホッケーパックです。ちょっと大きいですが、ペーパーウェイトに使ってます。

  硬質ゴム製で、かなり重いです。でも、試合用のパックではないようです。カナダに出張した方からお土産でいただきました。

 

ガラス製のリンゴのペーパーウェイト

  書類シートを押さえておくための、ペーパーウェイトでしょう。きちんと整理された書斎で使うような物ですね。私の作業部屋には、似合いません。

 

資生堂化粧品”タクティクス”と”ヴィンテージ”のノベルティ、ペーパーウェイト

 資生堂の男性化粧品、タクティクスとヴィンテージのノベルティです。左のタクティクスは、正四面体の革袋の中にステンレス製のボールベアリングがウェイトとして入っています。ヴィンテージは、鉄のウェイトにトタンのような金属板が巻き付けてあります。二つとも化粧品は、今でも販売されているのでしょうか。
 タクティクスはスパイシーな、とても良い香りのする化粧品でした。ヴィンテージは微香性の、今の男性化粧品の流れを作った最初の製品だったと思います。元々オーデコロンなど香水は、狩猟民族で体臭の強い西欧人が使っていたわけで、体臭の少ない日本人には必要のないものでした。近年は食の西欧化が進んで日本人も体質が変わってきているのかもしれませんが。それでも、強い香りの化粧品は、あまり好まれてはいませんね。

製図に用いる革包ウェイト2こ

 右の汚いウェイトは昔、製図のときに使ったもので、始めは真っ白な革に包まれていました。何十年?も使い込まれた結果です。

 

プラ栞、チャーム紐、銅製ダーツクリップ。

  左は銅製のブックダーツクリップで、本のページに挟んでポストイットの様に使います。西欧に、昔からあるもののようです。本のページに差し込んだ形が、ダーツの矢じりのようです。(以前、銀座の伊東屋で見つけて購入しました。ちなみにリニューアルされた現在の伊東屋は、全くダメですね。昔の、行けば何か面白い物が見つかる文房具屋ではなくなって、変にハイセンスを気取ったつまらない店になってしまいました。全く行く気がしません。)
 右は金属製の細い紐の両端にチャームを付けて、栞として使います。もう一つはプラスチック製の開いた本のページ押さえです。上端がクリップになっていて、本のページをまとめて押さえることが出来、束ねたページの重さで開いた状態を保てます。

 

 色々な本を読んでその内容をノートに書き留めたり、ダイアリーやジャーナル、旅行の記録をつけたり・・・それらの時に色々活用しています。

 

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GEMポンス台とタガネ

2016-08-11 00:42:39 | 腕時計

GEMのポンス台とタガネセット

 GEMのポンス台とタガネのセットを手に入れました。でも、特に使う必要があって・・・という訳でもない・・・です。時計修理に興味のない人には、「何だコレ???」ですね。でも、新品を買うと、10万円!以上します。

 ポンス台とタガネ、受コマがセットになっています。古い物ですが、十分使えます。
 蓋の透明なはず?のアクリル板が劣化していて、中がほとんど見えません。

 

 ポンス台と受コマです。コマの置き場は、4箇所空いています。元は、受コマがあったものと思われます。使われていた物なので、紛失してしまったのかもしれません。でもまあ、これだけ色々な形のコマがあれば十分でしょう。と、かなり適当・・・

 

 ケースの左右にある、タガネです。色々な種類があります。ポンス台はテンプの天芯を交換する時などに使われるそうなのですが、そもそも交換する天芯がありませんし作ることもできません。いっそのことミニ旋盤も買って天芯を作りますか・・・こんなに立派なポンス台とタガネセットが手に入ったので。

 

 タガネとセットで台にコマを置いて、こんな風にして使います、多分・・・。天芯などの抜き差しには、コマは使わず円盤の台に開いている孔に、直接天輪を置いて処理します。

 天芯と天輪は、カシメて接着されています。テンプは常に動いており、天芯は軸受け部分と接触していているので摩擦が発生して摩耗していきます。つまり天芯は消耗品なのです。古い時計でテンプが外れていて動かない物が結構あります。落下させてしまって天芯が折れているものもありますが、長い間稼働していて、摩滅して外れているものもあるようです。このような症状のときは、天芯を交換するしかありません。その時にポンス台は、必須の工具なのです。
 いよいよ天芯を作る技術を身に着けないといけない状況になって来ました。その前に、ミニ旋盤を、Amazonで購入しなければなりません。イヤー、ディープだなあ・・・

 

 ケースには引き出しが付いていて、そこにミニサイズのハンドドリルとピンデバイス(0.3mm~)を入れています。

 テンプが動かない時計を復活させるためには、天芯を作って交換する技術を身に着けなければなりません。前途洋々道遥、前途多難・・・です。

 

ー追伸ー

 蓋のアクリル板、劣化して曇っていて中が全く見えなかったので交換しました。

 

 最初の写真と比べてください。大変キレイになりました。でもこんなことをしても、時計の修理技術には全く関係ない見栄えだけの話しですね。

 

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ムーンフェイズ腕時計

2016-08-08 00:10:00 | 腕時計

手巻き、クォーツのムーンフェイズ腕時計

 ムーンフェイズの腕時計です。調べてみたら自動巻きが1本、クォーツが3本、クォーツのデイナイトが1本ありました。
 ご存知のように、ムーンフェイズは月の満ち欠け(満ち欠けのサイクルは、29.53日)を表示してくれます。日本も江戸時代までは、月の満ち欠けを基準とした太陰太陽暦を用いていました。一月を29日と30日に、一年を354日としてほぼ3年に一度閏月を設けて太陽の周期とのズレを調整していました。
 月は地球に最も近い天体、地球の衛星で、その引力は潮の満ち干に強い影響を与えています。地球の季節、温暖は、太陽の日差しの強弱で変化していますが、引力の影響が最も強い月からも何らかの影響を受けているのではないか。江戸時代までは、月の満ち欠けの周期を基準にした旧暦で、日々の生活が営まれていました。

 私も月の満ち欠け、旧暦には大変興味があって、それでムーンフェイズを集めています。モレスキンの手帳や、今年使っている「ほぼ日手帳」にも、月の満ち欠けのマーク、月齢が表記されています。

 左/ GROVANA スイス製のクォーツです。
 右/ Christiano Domani 月、日、曜日も表示されるクォーツです。

 

 左/ シチズンセブンスターのクォーツです。軽いですが、チタン製ではありません。
 右/ エルジンのクォーツです。これはムーンフィズの様に見えますが、実はデイ・ナイトです。半円形の窓の周りには、29日までの目盛りが表示されているのですが・・・

 

 左/ Steinhausen China movt. です自動巻きです。実は巻き芯が折れていて、時間合わせができません。
 右/ Certina 手巻きのスモールセコンドでスイス製です。ムーンフェイズではありませんが、日付を示す針がついています。

 

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沖縄安里栄町市場、牧志公設市場周辺

2016-08-06 00:10:00 | 沖縄

沖縄安里栄町市場、牧志公設市場周辺のスナップです

 沖縄は8月に入ってそろそろ台風シーズンなのですが、今年はあまり来ていませんね。毎年台風が来る前、6月末の梅雨明け後を狙って行くことにしています。今年も6月26日から4泊5日で、30日まで行ってきました。

 いつも最終日は那覇国際通周辺のホテルに泊まるのですが、今年はちょっと場所を変えてユイレール安里駅近くの老舗「沖縄ホテル」に泊まりました。と言っても牧志の隣で、国際通りまでは歩いて10分程の距離です。

 沖縄では、老舗のホテルです。入り口には、大きな古い門があります。古い屋敷の跡に建てられたのかもしれません。

 ホテルの玄関先に咲いていた「サガリバナ」と「ザクロ?」。ザクロには、実がなっていました。と言うか、この実はザクロだろう・・・と、それでこの樹はザクロではないかと。調べてみるとザクロの実は、秋に収穫されるようで、ここ沖縄では夏が早いのでもう実を付けているのでしょう。花の形からも、これはザクロです。と、断定します。

 安里栄町市場、周辺のスナップです。

 牧志の市場周辺に比べると、規模も小さくて人通りがありません。夜は居酒屋がオープンして、少し活気が出てきます。

 

 安里駅近くのやぎ汁を出すスナック?・・・と、大きな「クワズイモ」、花が咲いています。ちなみにご存知とは思いますが、観葉植物として人気のクワズイモ(食わず芋)はその名の通り毒性があって食べられません。根の部分はもちろん、茎を切った時に出てくる粘液も肌に着くとカブレます。沖縄ではヤギも、クワズイモは避けて通るそうです。ヤギも、ああ見えても見た目ほどバカ・・・ではないのです。

 ヤギ汁は有名ですが、まだ食べたことがありません。ヤギミルクは飲んだことがあります。ヤギのチーズは臭いと聴いているのですが、ミルクは濃厚でクセも匂いもなく美味しかったです。那覇空港の売店で飲みました。地元のスーパーなどでは見かけません。沖縄では皆がヤギミルクを飲んでいる・・・というものではないのでしょう。そう言えば、ヤギ肉も売られているのを見たことはありませんね。

 

 牧志公設市場周辺です。

 平和通りの路地裏にある有名な「花笠食堂」です。沖縄の庶民的な料理を出してくれます。めちゃくちゃ安いわけでもなく、まずくはないけど特別美味しいわけでもなく、普通の沖縄の食堂のご飯でした。沖縄そばは、味が薄かった。(全体的に有名な割に・・・おいしくないw…)
 花笠食堂は、国際通り北側のニューパラダイス通りに2号店があります。散歩をしていて見つけました。ニューパラダイス通りは隣の国際通りに比べて、人通りがなく店もほとんどありません。こちらの花笠食堂も、通りから引っ込んだ路地にあります。

 

 那覇に泊まった時、いつもランチを食べに行く牧志公設市場裏の「あかさたな」です。ここも沖縄家庭料理を出してくれます。
 旅行最後の日は、午前中にレンタカーを返して、空港までマイクロバスで送ってもらい、改めてユイレールで県庁前まで来て国際通り周辺を歩きます。ちょうどお昼時になるので公設市場の食堂か、ここ「あかさたな」で冷たい生ビールを飲みながら沖縄家庭料理のお昼をいただきます。車を運転していると飲めませんので、レンタカーは早めに返します。

 白身魚の天ぷら、山盛りです。白い霜の付いたジョッキで、オリオン生ビールをいただきます。暑い沖縄牧志の路地裏で、至福の時間が流れます。

 

 左は、市場本通りと平和通りに挟まれた、細い「むつみ橋通り」です。生活雑貨を扱う店が多いようです。右は、むつみ橋通りの突き当り、市場本通りと平和通りを繋ぐ道にある紅型模様のカーテンを扱う店。このあたりから奥へ進むと、衣料品を扱う店が多くなってきます。

 

 左は沖縄の夏に咲く「アリアケカズラ」、那覇市内の至る所で咲いています。本土のオレンジ色の「ノウゼンガズラ」と同じ仲間です。右は、那覇空港の搭乗通路に咲いていた洋ランです。那覇空港ではいつもキレイな洋ランが、お出迎えとお見送りをしてくれます。

 那覇市内にはいつも旅行最終日に一泊するだけなので、なかなかゆっくり写真を撮ることが出来ません。今度は那覇に2~3泊して、ディープな街撮りをしてみたいと思います。沖縄は海がキレイなので海の風景写真を撮りますが、私はもともと街撮り、スナップが好きなので。国際通り周辺にも、まだまだ昔の沖縄が残っています。

 2016年夏の沖縄の報告は、一応今回で終了ですね。こうして写真を見ていると、その時に感じていたことが諸々思い出されてきて、ついこの間の事なのにとても懐かしく、またすぐにでも出かけて行きたい思いにかられます。

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