横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では以前からフットケア外来、靴外来を継続的に実施しておりましたが、今年の4月からフットケア外来に関する保険診療加算が認められるようになり、そのための施設要件として下肢創傷処置・管理のための講習会を受講した医師が常勤で勤務していなければなりません。
筆者は血管外科学会からの案内でこちらの講習を受講し、無事に修了し、病院としては9月1日から保険算定されることになります。
今回の講習ではフットケアの重要性が非常によく分かりましたし、足に対する意識が個人的にも変わったように思います。当院では心臓血管外科以外に形成外科、外科、循環器内科の担当医が受講し修了しております。
現在靴外来、フットケア外来は常勤医の移動を機に形成外科にお願いしており、また、下肢の血流評価、血管内治療は主に循環器内科が担当しておりますが、1月からまた末梢血管専門の血管外科医が赴任予定ですので、引き続きトータルなケアを提供していく予定です。