横須賀うわまち病院心臓血管外科

お気軽にコメントいただければ、一般の方の質問にも心臓血管外科専門医が答えます。

横須賀が舞台の映画?

2019-12-27 10:17:12 | その他


渋谷の街頭でみた映画のポスター。横須賀が舞台の映画なのでしょうか?確かにポスターには二つのタワーマンションと思われる高層ビルが二つ、写っていますが、町並みはだいぶ違うように見えます。

マニアの間では「ハイフリ」って呼ぶらしいですね。
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朝焼けの横須賀

2019-12-27 00:02:31 | 日記


朝焼けの横須賀です。日が低い為、影がなが~くうつっています。この横須賀湾で毎年、カウントダウンが行われます。
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平日のクリスマス、いかがお過ごしだったでしょうか

2019-12-26 23:54:35 | 日記




今年のクリスマスは平日でしたが、いかがお過ごしだったでしょうか?

インタビューの仕事でクリスマスイブは渋谷に行きましたが、クリスマスイブの渋谷は全然混んでいませんでした。激辛イタリアンのお店に入りましたが、クリスマス感に乏しい飲み放題でしたが、最後のデザートプレートだけはクリスマスっぽいのが出てきました。このお店、スマートフォンでアプリをダウンロードして、そのアプリから飲み放題の飲み物を注文するという画期的なサービスで、非常に賢いと思いました。いちいち店員さんを呼ばなくてもよく、また注文システムの端末もお店が購入するのではなく、客のスマートフォン端末を使うという非常に賢いシステムでした。今後ますますこうした形のアプリの利用は広まっていくものと思われます。

25日のパーティーのテーブルのお花、10万円はしそうな内容でした。
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横須賀から見える富士山

2019-12-26 23:52:36 | その他


最近、寒くて空気が澄んでいるせいか、富士山がくっきり綺麗に見えます。
急に冷え込んだりしたときは、大動脈解離が発生しやすい印象があります。みなさん急な血圧上昇には気を付けてほしいです。
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横須賀市立うわまち病院心臓血管外科の学会発表2019

2019-12-25 16:37:07 | 心臓病の治療
2019年の横須賀市立うわまち病院心臓血管外科からの学会発表などの学術活動は以下の通り

1月23日~25日 第33回ウインターセミナー 富良野市
 急性大動脈解離に対するAAR+AVRにおいて、遮断解除後に基部破裂が発生しBentall変法に変更し救命し得た一例

2月11日~13日 第49回心臓血管外科学会 学術総会 岡山市
 90歳以上の高齢者に対する当院での2年間の心臓手術成績


5月22日~24日 第47回血管外科学会 学術総会 名古屋市
 当院での10年間における急性A型大動脈解離の手術成績と体外循環における送血路の比較と検討

 右総頸動脈閉塞を合併したStanford A型急性大動脈解離に対して右総頸動脈への血行再建を優先した部分弓部大動脈置換術の一例

 左創大腿動脈をInflowとし外側大腿回旋動脈本幹とその分枝へのSequential Bypassにより救肢しえた重症虚血肢の1例

 右胸腔へ蛇行した広範囲解離性大動脈瘤の1例


6月8日 第180回胸部外科 関東甲信越地方会 東京都
 高度の胸郭変形を伴う遠位弓部嚢状大動脈瘤に対してALPSアプローチによる瘤切除+パッチ形成術を施行した一例

永久気管瘻造設後の不安定狭心症にMICSアプローチOPCABをトライした一例


6月30日 JADECOM循環器症例検討会2019 東京都
 左小開胸低侵襲冠動脈バイパス術の経験


7月11日~12日 第24回 日本冠動脈外科学会学術集会 金沢市
 センシン企画3「内シャントをセンシンする」
 MICS-CABGにおけるフローコイルの有用性


7月27日 第10回 埼玉、東京、神奈川心臓血管外科症例検討会 東京都
 腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術と冠動脈バイパス術の同時手術の一例


 術中に左房粘液腫を落下、見失い、人工心肺のリザーバーで回収された一例


9月28日 第27回血管外科 関東甲信越地方会 さいたま市
 弓部大動脈置換術+オープンステント挿入術(TAR+OS)実施後、遠隔期に無菌性膿瘍を発症した二例


10月5日 第3回 神奈川ハートカンファレンス
 大動脈解離とFROZENIX


10月10-11日 第60回 日本脈管学会総会 東京都
 肢静脈瘤と診断されていた血管平滑筋腫の一例


10月31日~11月2日 第72回胸部外科学会 学術総会 京都市
 当院での80歳以上の高齢者の心臓大血管手術成績:80歳台と90歳台を比較しての検討

 PCI全盛時代における循環内科との共存のための低侵襲冠動脈バイパス術の適応選択(国際セッション)

 右小開胸アプローチによる大動脈弁+僧帽弁の2弁以上の同時手術の2症例


11月8日 第28回 神奈川心臓血管外科研究会
 人工肛門造設術後の胸腹部大動脈置換術を実施した症例に発症した再解離の1例


11月9日 第181回胸部外科 関東甲信越地方会  東京都
 左膿胸術後、心不全を伴う冠動脈病変に対してMIDCAB(LITA-LAD)を実施した一例

 胸骨骨髄炎後における低侵襲大動脈弁置換術の2例


論文:

General Thoracic and Cardiovascular Surgery. 2019 May 20. doi: 10.1007/s11748-019-01143-1
Off‑pump coronary artery bypass grafting via left anterior thoracotomy from the 4th costal space in a patient with total laryngectomy and a permanent tracheostoma
Kei Akiyoshi, Mamoru Arakawa, Jun Makino, Noriyuki Nakamura, Mio Shinshi, Hiroko Nakata, Koichi Adachi

胸部外科72巻11号:923~927, 2019
心筋梗塞後の左室仮性瘤切除術の10年後に発生した感染性心内膜炎による左室仮性瘤の1例
中村宜由、安逹晃一、秋吉慧、進士弥央、中田弘子

その他、論説
横須賀医師会報 No.346 2019.5
小開胸大動脈弁置換の臨床経験
安達晃一



講演
3月6日 第3回 横須賀心不全パンデミック講演会 横須賀市
小開胸大動脈弁置換術の臨床経験

 
12月4日 第4回 横須賀心不全パンデミック講演会 横須賀市
低侵襲心臓手術への挑戦


横須賀薬剤師会学術講演会 横須賀市
大動脈疾患の外科治療


12月13-14日 第33回 日本冠疾患学会学術集会 岡山市
ランチョンセミナー8 冠動脈治療の最前線
左小開胸低侵襲冠動脈バイパス術の経験


座長

1月25日 第33回 心臓血管外科ウィンターセミナー学術集会 末梢血管 富良野市
6月8日 第180回 日本胸部外科学会関東甲信越地方会 弁膜症4    東京都
9月28日 第27回血管外科 関東甲信越地方会 モーニングセミナー    さいたま市
11月9日 第181回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 心臓・大動脈解離その他 東京都

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Googleの書き込み

2019-12-24 05:17:49 | 心臓病の治療


 一番使う検索サイト、Google。何か検索することを、ググる、なんていう人もいます。
 横須賀市立うわまち病院をググると、その評価は☆3つ、書き込みを見ると、非常に称賛頂いている書き込みもある一方、苦情を書き込んでいる場合も最近は少なくありません。一生懸命患者さんのために働いている職員もたくさんいる一方、残念ながら苦情を書き込まれるような、クソ医者がいるのも事実です。忙しくて余裕がない、などの理由かもしれませんが、残念ながら人間的レベルが低い人ほどそうした気持ちが患者対応などに出るのも真実です。医者だからと言って人格的に立派な人間は半分くらいしか実際いませんし、心臓血管外科医なんて我の強いめんどくさい人間のあつまりなので、取り扱いは難しいのも事実ですが、ちょっとした対応に気を付けるだけで、そんな苦情を書き込まれることもなくなるでしょうし、逆に称賛する書き込みを書いてくれる人もいます。
 病院の意見箱にご意見を書いてくれる患者さん、ご家族もいますが、それを皆に見てもらいたい、広めたいという人は直接病院にというよりは、SNSやこうした検索サイトに書き込む方が効力が高いのかもしれません。こうした苦情を書き込む人も、よっぽど腹が立つような対応されたということだと思います。
 そうした腹の立つ対応をされた患者さんに、誠意を込めて良好な対応をしているスタッフもたくさんいることを是非知ってもらいたいですし、心臓血管外科は決してそのような対応はしないつもりです。
 地下鉄の落書きの中に市民の心の真実がある・・・・、こんなフレーズの歌詞を含む昔のヒット曲がありましたが、ちょっとした書き込みも決して無視せず真摯に受け止めることは大切です。さらに、逆に書き込みがどうであってもそんなことにブレない誠実な対応を普段から心がけることももっと大切と思います。

 美容院やレストランでは、書き込みをしてくれると次回来店した時に割引をしてくれたりクーポンをくれたりするサービスをしたりしますが、残念ながら病院としては割引やクーポンなど出すことができません。医療費も国が決めているのでその患者さんだけ特別扱いも出来ないシステムになっています。そういう意味で病院経営は非常に不利な面が多いです。心臓血管外科でいい書き込みをしてくれたら、特別なサービスをするとしてどのような特典があるか考えましたが、すでにその患者さんにとってベストと思われることを選択している、ということを基準に考えると、全く浮かびませんでした。医療費が自由化されるとサービスの向上は図れるでしょうけど、先進国の中でも非常に医療費の安い日本においては、患者さんの自己負担が大幅に増加してしまうと思います。
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メルキュール横須賀、ドラマで使われてました!

2019-12-22 16:01:01 | その他




メルキュールホテル横須賀、ドラマ 極楽レストランでつかわれてました。フランス料理のレストランが舞台のこのドラマ、ホールスタッフが受験するソムリエ試験の実技会場として使われてました!汐入の芸術劇場もちらっと一秒ほど。会場の案内板などもメルキュールに特徴的なデザインだったので、ピンと来てました!石原さとみも横須賀に来てたんですねー!
横須賀の視聴者の人たち、気付いていたでしょうか?
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低侵襲心臓手術への挑戦・第4回横須賀心不全パンデミック講演会講演要旨

2019-12-22 09:38:13 | 心臓病の治療
 今後、爆発的に患者数が増加すると予測されている心不全に対して、心臓外科医が貢献できる外科治療は主に、弁膜症に対する弁置換術や自己弁を温存する弁形成術、または冠動脈の血流障害に対する冠動脈バイパス術などの冠血行再建術などがあります。特に今後増加する高齢者ほどこうした弁膜症や虚血性心疾患によって心不全を起こす場面に遭遇することがますます増えると予想されます。
 こうした高齢者の特徴として、呼吸機能、免疫能、腎機能の低下、組織の老化による脆弱性、認知症の増加、他の疾患の合併、そして社会的な環境の問題など、若い人とは違う様々な問題を抱えていることが多く、外科治療に伴う侵襲に対する抵抗力が著しく低下している患者さんが多いことが考えられます。こうした特徴から心臓の手術後は特に思わぬ合併症が発生しやすいことも事実です。こうして手術後の合併症を最大限減らすために横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では低侵襲手術を積極的に採用しています。特に、小さい側方開胸で内視鏡補助下に行うアプローチで胸骨正中切開しない手術が心臓の手術全体の半数近くに閉めています。
 胸骨正中切開しない小開胸心臓手術の特徴は、MICS(Minimally Invasive Cardiac Surgery)とも呼ばれ、胸骨骨髄炎や縦隔炎が発生しない、人工呼吸器からの離脱が早い、回復が速いので退院までの期間が短いというメリットがあります。
現在、一般化しつつある僧帽弁の形成術や弁置換だけでなく、大動脈弁置換や三尖弁形成術、そしてこれらの複合手術など神奈川県内で数少ない実施可能な術式もあります。また最近は冠動脈バイパス手術も多枝の血行再建を左小開胸で実施する割合が1/3ほどまでに増加し、こちらも県内で現在は唯一の実施施設になっています。ほかに心臓腫瘍切除術、左心耳切除術、メイズ手術、心房中隔欠損閉鎖や心室中隔欠損閉鎖術など可能な症例は全て小開胸手術に対応しています。2018年は僧帽弁形成術の9割、大動脈弁置換術の7割ほどをこの小開胸手術で実施、その割合が現在も増加傾向です。
 今回の講演で「低侵襲心臓手術への挑戦」という演題名としたのは、県内で最も積極的に弁膜症に対する低侵襲心臓手術を標準の術式として実施しており、まだ国内でも少数の施設でしか実施していない複数の弁手術にも適応していること、そして小開胸または上腹部切開のみで行う多枝の心拍動下冠動脈バイパス術を実施していることなど、日々挑戦を続けていることがあるからです。こうした挑戦に関して2019年は、日本胸部外科学会の国際セッションでの発表や冠疾患学会のランチョンセミナーでの講演等、積極的に外部に発信したり、他施設の技術指導も行っています。
 超高齢化社会の到来とともに起こる心不全パンデミックに対して、低侵襲心臓手術は心不全治療の重要な位置を占めていくものと考えられ、横須賀は心臓外科領域においても心不全パンデミックに対応するモデル地区になりうるものと考えます。

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=3e369d89f36aedfbea6866d6fbd2d04b&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMDAmc29ydD1kZXNjJmNhdGVnb3J5X2lkPSZ5bWQ9JnA9MQ==#

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=3e369d89f36aedfbea6866d6fbd2d04b&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMDAmc29ydD1kZXNjJmNhdGVnb3J5X2lkPSZ5bWQ9JnA9MQ==#
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MICSによる側方開胸の手術痕は時間がたつと小さくなります

2019-12-21 23:49:06 | 心臓病の治療
 横須賀市立うわまち病院では約半数の心臓胸部大血管手術の患者さんで、側方小開胸によるアプローチで手術しています。この側方開胸のアプローチによって胸の前面正中部を20cm近く切開する胸骨正中切開の手術に比べて合併症が少なく回復が速いことから低侵襲心臓手術(MICS=Minimally Invasive Cardiac Surgery)と言われています。
 現在は主に内視鏡補助下ですが直視で術者の手がある程度届いて操作可能な安全性を重視したMICSを実施しています。この方法では平均の手術創は8cmほどですが、術後一年以上経過した患者さんを最近は診察することが多くなり、共通していえることは術直後よりも創が綺麗になり、縮小してることです。女性の場合は乳房の下縁のラインで皮膚切開しているため乳房の変形がきにくく、また乳房に隠れて傷がほとんど見えない患者さんもいます。また前腋窩線を中心に切開しているためキヲツケの姿勢をすると大部分が上腕に隠れて見えません。
 側方開胸とは言っても乳房の内側で傍胸骨で皮膚切開して大動脈弁置換や冠動脈バイパス術をしている施設もあるようですが、やはり前腋窩線を中心にした側方開胸の方が明らかに術後の創はきれいです。また、側方の皮膚切開の方が皮膚に緊張がかからないのでケロイドにもなりません。

 横須賀市立うわまち病院には28ある診療科のうち、形成外科もあるので、例えば若い女性の側方開胸の手術の場合、患者さんによっては最大限創を綺麗にするための最後の皮膚の縫合は形成外科にお願いした症例もあります。もちろん、若い患者さんでなくとも、誰でも創は綺麗に縫ってほしいものと思いますので、基本的には自科で通常縫合するときも形成外科と同じ方法で、吸収糸で埋没縫合としていますし、希望があれば形成外科の協力を仰ぐことはいつでも可能です。
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横須賀市立うわまち病院内科専門研修プログラム完成!

2019-12-20 19:03:47 | その他
https://jadecom-special.jp/programs/senior/general/uwamachi.html


https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=d7fdb1f23b037e1df2756a8067b5a9c0&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMDAmc29ydD1kZXNjJmNhdGVnb3J5X2lkPSZ5bWQ9JnA9MQ==#

横須賀市立うわまち病院の内科専門研修プログラムのページが開設されました。心臓血管外科とは一見無関係に見える内科とは実は密接な関係があります。
実は心臓血管外科が扱う疾患のほとんどは内科的疾患なので、内科のドクターが見つけて診断精査をして、手術が必要と判断して初めて心臓血管外科に紹介されるのです。その意味で内科や循環器内科は、心臓血管外科にとっては雇い主みたいももの、足を向けて寝ることの出来ない存在です。

今回内科専門研修プログラムを新たにページを作成して本格的に募集してスタッフの充実を図ることが目的ですが、筆者にとってもっともこのページに意味があるところはこのページに使われている風景の写真は、筆者が撮影したものである!!ということです。
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シャカシャカポテトっていうくらいだからポテト買うでしょ

2019-12-20 16:04:50 | 日記


マクドナルドのポテトにシーズニングパウダーを加えて紙袋のなかでふって味変させる、いわゆるシャカシャカポテトですが、

ふつう、シャカシャカポテトくださいって言ったら、ポテトにも買うでしょ!なんと、このシーズニングパウダー30円のみが入っていて、ポテトがなかった!!ふつう、ポテトも一緒に買うのがフツーじゃないでしょうか?わざわざ店に電話して確認してしまいました!すると、この粉だけ頼まれてポテトって別に言わなかったらしく、30円の粉だけ購入しました!

別個に買う必要があるならその時親切にいってくれてもいいような気がするけど、高校生のバイトみたいなお姉さんが対応してたので無理もないかもしれません。ということで、あとで、ポテトだけ買いに行きます!
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三尖弁逆流のカテーテル治療

2019-12-19 11:51:04 | 弁膜症
 ランセットに発表された論文によると、三尖弁逆流に対するカテーテル治療が試みられており、これによる有効性が十分証明されています。僧帽弁手術に同時に右房も切開して三尖弁輪の縫縮を行うことは、三尖弁逆流のある患者さんにとって予後を改善する、という趣旨で弁輪を作成している業者が宣伝していますが、今後は同時に右房を開けなくともカテーテル治療とハイブリッドで三尖弁逆流を制御する時代になるかもしれません。


Transcatheter edge-to-edge repair for reduction of tricuspid regurgitation: 6-month outcomes of the TRILUMINATE single-arm study

Summary
Background
Tricuspid regurgitation is a prevalent disease associated with high morbidity and mortality, with few treatment options. The aim of the TRILUMINATE trial is to evaluate the safety and effectiveness of TriClip, a minimally invasive transcatheter tricuspid valve repair system, for reducing tricuspid regurgitation.
Methods
The TRILUMINATE trial is a prospective, multicentre, single-arm study in 21 sites in Europe and the USA. Patients with moderate or greater triscuspid regurgitation, New York Heart Association class II or higher, and who were adequately treated per applicable standards were eligible for enrolment. Patients were excluded if they had systolic pulmonary artery pressure of more than 60 mm Hg, a previous tricuspid valve procedure, or a cardiovascular implantable electronic device that would inhibit TriClip placement. Participants were treated using a clip-based edge-to-edge repair technique with the TriClip tricuspid valve repair system. Tricuspid regurgitation was graded using a five-class grading scheme (mild, moderate, severe, massive, and torrential) that expanded on the standard American Society of Echocardiography grading scheme. The primary efficacy endpoint was a reduction in tricuspid regurgitation severity by at least one grade at 30 days post procedure, with a performance goal of 35%, analysed in all patients who had an attempted tricuspid valve repair procedure upon femoral vein puncture. The primary safety endpoint was a composite of major adverse events at 6 months, with a performance goal of 39%. Patients were excluded from the primary safety analysis if they did not reach 6-month follow-up and did not have a major adverse event during previous follow-ups. The trial has completed enrolment and follow-up is ongoing; it is registered with ClinicalTrials.gov , number NCT03227757 .
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心房細動における抗凝固療法不適応症例に対する左心耳切除術

2019-12-18 17:36:29 | 不整脈


来年3月に開催される三浦半島抗血栓療法セミナーにおいて、横須賀市立うわまち病院心臓血管外科から、心房細動における抗凝固療法不適応症例に対する左心耳切除術についてお話させていただきます。

心房細動において形成される左房内血栓は9割は左心耳内に形成されるため左心耳を切除してしまうと左心房内に血栓形成される危険性は著しく低下し、抗凝固療法をしなくとも、抗凝固療法中の患者さんと脳梗塞の発症頻度は変わらない、とも言われております。

出血性合併症などのため、または抗凝固療法をしたくない患者さんにとって左心耳切除術は一つのオプションとして有効な治療手段になると考えられます。

横須賀市立うわまち病院としては心房細動に対するマネージメントとして
①抗凝固療法
②カテーテルアブレーション
③メイズ手術(冷凍凝固療法、高周波治療)
④左心耳切除術
を患者さんにとって適切な治療法を選択して積極的に治療していく方針です。
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心臓胸部大血管手術件数2019年 横須賀市立うわまち病院心臓血管外科

2019-12-18 15:43:13 | 心臓病の治療
横須賀市立うわまち病院心臓血管外科  2019年 1-12月手術件数

手術件数 311件 心臓胸部大血管手術 109件 AAA(腸骨動脈瘤含む) 40件
PAD 14件 Varix 107件 シャント造設術 27件

心臓胸部大血管手術の内訳
虚血性心疾患 32件
 CABG 30件
 OPCAB 21件  正中切開13件 左開胸 8件
 On Pump Beating CABG 2件
 On Pump Arrest CABG+MAZE 1件
         CABG+AVR 4件
         CABG+MVP 2件
         CABG+MVR 1件
 VSP閉鎖術 1件
 乳頭筋断裂に対するMVR 1件

弁膜症手術 55件
 AVR 29
 MICS-AVR 19(右側方開胸17(単独AVR15 MVP併施2 MVP+TAP併施1)
 胸骨部分切開2)
 正中切開 10(単独AVR2 AAR併施3 AAR+MVP併施1 CABG併施4)
 
 MVP 28
 MICS-MVP 22(単独MVP16 TAP併施2 AVR14併施3 AVR+TAP併施1)
 正中切開 6(単独1 TAP併施2 AVR+AAR併施1 CABG併施2)

 MVR 3 全例正中切開(単独2 CABG併施1)
 他 MICS-TAP+VSD閉鎖 1

胸部大動脈手術 24
 TAA 18 AAR+AVR 3
      TAR 1
      TAR+OS 7
      TAR+TEVAR 1
      TEVAR 1
      下行置換 3
      胸腹部大動脈置換 1
 急性大動脈解離 6(上行置換5 弓部置換+オープンステント1)

その他の心臓胸部大血管手術
 IEに対する疣贅切除術 1 
 MICS-VSD閉鎖+TAP 1
 Myxoma切除 1(正中切開)
 PE 2
 CP 1
MAZE併施 7
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MICS-CABGにおける右冠動脈領域への吻合

2019-12-18 15:36:03 | 虚血性心疾患
 小開胸または上位腹部正中切開による右冠動脈領域(4PD:後下行枝)への血行再建は、実際はスタビライザーを設置して吻合可能な場所は限られています。どうしても4PDの付け根は吻合しにくいので中央部やそれより末梢に吻合することが多くなります。

 4PD末梢の細い部分にしか吻合できないためにその部分への血行再建はあきらめてその症例は左小開胸から左内胸動脈(LITA)ー左前下行枝(LAD)の吻合だけ行って術後にRCA(右冠動脈)領域へPCI(カテーテル治療)を循環器内科にしていただいた症例もあります。実際に血行再建した症例は、全ての症例が完全閉塞病変(CTO)で末梢の性状が良好で分枝の先端に比較的近い部分において血行再建しても有効なバイパスとなると考えられる症例を選択しています。狭窄が甘い症例や吻合する位置を選ばないといけない症例はやはり正中切開で視野の良好なバイパスが望ましいと思います。また、LADに関しても基本的にCTO症例に対してLITA-LADを実施しています(CTO症例で基本的に依頼されています)。CTOでも末梢のRun-Offが悪い症例や、石灰化が著しくLAD先端にしか吻合する箇所がなさそうな症例など、吻合部位を検討、検索する必要がある症例は正中切開でアプローチしています。
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