
今から34年前、私が16歳の時に買った荒井由実のLP・・・
このとき、荒井由実が将来、大物シンガーになるなどとは、
まったく想像していなかった。
レコードの時代は終わった・・
この2枚だけは・・どうしても捨てられない。
私が今生を終えて、あの世に行ったとき、
子供が、「 なんだこれ??」
と言ってポイと捨ててしまうだろう・・・
これは、悲しむべき事ではなく、喜ぶべき事だと思う。
死ぬ時は金も、物も、地位も、名誉も、
持ってゆくことは出来ない。
そのとき、持って行く事ができるのは、
自分が、最終的に
「 何を思い、何を行ったか 」という事実のみ。
その事実は、自分の魂のレコード盤に刻まれている。
これは、消し去る事も、捨て去る事もできない・・・
最終段階で、魔化しも、修正もできない・・
魂のレコード盤に刻印されている情報とは、
どんな経緯があろうとも、
どんな紆余曲折があろうとも・・・
失敗や罪悪があろうとも・・・
その事に対して、どういう心で向き合い、
どのような行動をしたのか?
その結果、そこから何を得たのか?
その情報は永久保存される。
これこそ、神が人間に与えた
絶対的な‘ 平等 ‘
やがて、その情報を自分の子供が再生する。
そして、それに続く、子孫が再生する・・・
これは、確実な事だと思う。
自分に子供がいなかったとしても、
自分と霊的にに繋がる血縁者に反映する。
もし、仮に輪廻転生があるなら、
自分自身が、「 来世 」で、
そのレコードに刻印されている情報を、
新たなる、最新の再生機で再生するのでしょう。
その情報は、時、場所の要素によって
絶妙な補正が加えられて、
妙なるメロディー奏でるのかも知れません。
これは、死んでからしか分からない、事です・・・
人間死んでも死にません。
生命は永遠です。