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仕事をやり過ぎると、とかく
人から疎(うと)まれる。
上司や同僚に目立たないように
やりなさい。
・・・・・・・・・・・・
これは邱永漢氏の吐いた言葉です。
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20代の頃、この言葉に出会いました。
私の場合、
過去に約40年間のサラリーマンがありますが、
サラリーマン時代は、常に
この言葉を肝に銘じて
仕事をしていました。
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「仕事は目立たないようにやる」
なるほど・・・
とその場は思っても、
なかなかそれを
継続することは難しいものです。
でも、私には簡単な事でした。
何故、邱永漢氏の言葉が実践できたか???
答えは明白です。
「そうすることで最終的に、自分が得をする」
これが理解できたからです。
即ち、
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知らぬ間に、成果を上げれば、
周囲は一目置く。
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さりげなく大きな実績を上げる。
それでも、決して自画自賛せず、
「偶然ですよ・・」と・・・
サラリと流す。
露骨でない嗜み・・
これを心掛けると、
結果として
周囲から信頼されるようななる。
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私の場合、決して立派な人間ではありません。
立派な人間になろうとも思っていません。
正体を告白するなら、
損得勘定の能力が、
優れてているだけです。
何が得で・・・何が損か????
その判断が的確であったが故に、
「目立たないように仕事をする」という
教えを守ることが出来たのです。
そのほうが、
得をすることが理解できたからです。
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「目立たないよいうに仕事をする」
この教えを守った結果として、
私が30歳のとき、
某・家電メーカーの子会社で、
最年少にしてチームリーダー
(部下20人の係長クラス)
に昇進していました。
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