名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

槍で突き殺す。

2020-09-28 | 宗教

私の父は68歳亡くなりました。
亡くなる前は、ガンが全身に転移していました・・

激痛に苦しみ続けました。
痛みを抑えるために強い薬を投与。
薬の副作用もあり、毎日幻覚を見続けました。


枕元にぶら下る点滴の容器を見て、
「葬式の提灯ぶら下っている...」

あれは、点滴だよ・・・
と説明しても、

「イヤ!! あれは絶対に葬式の提灯だ!!!間違いない!!!」

と悲痛な顔で主張する。



病室に置かれていいるテレビを指さして、
「葬式の祭壇がある。。。」

あれは、テレビだよ・・・・

「イヤ!!! あれは間違いなく葬式の祭壇だ!!! 」

父のそういう姿を見るのは悲しく、辛かった。

その時、おもいました。。。

 見えないものが見えるのは脳の異常 

 幽霊の正体は、脳内現象 

神や霊が見えたら危ない。。。。

神や、死者の霊の声が聞こえたら危ない・・



幸いなことにウサギ仙人。。
幽霊や神様を見たことは一度もありません。

感じることは
ありますが見えたり聞こえたりはしません。

感じた事を、「 見えた 」と表現する事はありますが。
「目に見えた」のではなく・・・
「心に強く感じた・・」が真相であって、


「見えた・・」とは、あくまでも文学的表現であり、
科学とは無縁の世界です。

眼に見えていない・・・
これは「事実」です。

眼には見えなくっても、心に伝わる・・
これは「真実」です。



正法眼蔵に記された、道元禅師の過激なお言葉・・



「瞑想中、神仏の姿が現れたら、心の中で槍をイメージして突き殺せ」

道元様の偉大さを感じます。



もし、神仏の姿が眼に見えたり、霊のお告げが耳に聞こえたりしたら、
槍で突き刺してやるつもりです。

宗教家と名乗るからには・・・
此処までの覚悟が要求されれると感じるからです。

南無阿弥陀仏



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二宮尊徳の遺言

2020-09-02 | 自己紹介


二宮尊徳の遺言・・・



余の死近きにあるべし、
余を葬るに分を越ゆることなかれ。
墓石を立つることなかれ。
碑を建つることなかれ。
ただ土を盛り上げてその傍らに松か杉を
一本植え置けばそれにてよろし。
必ず余の言に違うことなかれ。


最近、改めて強く思う。。。

私も二宮尊徳のように生き、
二宮尊徳のように死んでゆきたい。



私はいつも家族に言い聞かせている・・
「私が死んでも絶対に墓を作ってはいけない・・
分を越えてはいけない・・」



私の両親も同じことを言っていた。。。

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