名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

10回目の静岡

2014-02-25 | 静岡遠征


静岡遠征は、今回が10回目となりました。

今回は、11名様とお話しすることが出来ました。

静岡に出張することになった当初は、3~4回位で、
終わってしまうだろうという気がしていました。

そんな予測も裏腹に、毎月一回、連続して休む事なくここまで来てしまいました。

幸運と、喜びと、繁栄は無限に連鎖します。

ネズミ講みたいな言い方でチョッと怪しげですが・・・

これは真実です。

隣人が喜べば、自分も嬉しくなります。

隣人の喜びは、自分の喜びをさらに増強させます。

これが、更に、縁のある人に共鳴します。

これを私は「 幸運の無限連鎖 」 と呼びます。

幸運の無限連鎖 に向かって更なる邁進を誓います。
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羽生結弦 が修験者に見えた

2014-02-16 | 思う事
羽生結弦さん

日本男子フィギュア初の金メダルという偉業を達成とのこと

わたくし、普段、スポーツには一切興味を持っておりませんが、

羽生結弦さんが演技している様子が偶然目に入って来ました

彼を見て思いました

彼は執着を超越している・・・・

彼のスケート技術がどれ程のものかはスポーツに無関心な私としては

イマイチ判りません

彼のテクニックどうこうと言う事は度外視して、

彼の姿を観ていると、私の眼には、彼の姿が

『 修験者 』 若しくは 『 武道の達人 』に見えて来ます。

勝ちたいとか・・・負けたくないとか・・・かくあるべきだとか・・・・

苦しいとか・・・・悲しいとか・・・・

そういった領域を超えているように感じられます。

彼は今まで、無意味とも思える練習を、

淡々と、無心になって、ひたすらガムシャラになって続けてきたのだろう。

何事も、バカになって徹底的にやり続けると、頭の中が空っぽになって来る

それでも、ひたすらやり続ける・・・

この状態こそが仏教で言う 『 無我の境地 』 ではないだろうか。

彼に見習って精進あるのみ・・・強く感じました。
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You Raise Me Up(Cover)

2014-02-15 | 音楽
人並みはずれた歌唱力を持っているひとには
なぜか、『 影 』 があることが多いような気がします。
螺旋状の 『 風 』 を発している人も多い気がします。

しかしながら、慶ちゃんにはまったく影が感じられません。

慶ちゃんの発する風は限りなく、『 普通のひと 』 です。

You Raise Me Up(Cover)
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金融の記憶は、約20年で消え去る。

2014-02-11 | 金融


日本の個人貯金額、実に800兆円

そこから得られる利子は、年間0.02%

・・・・・・・・・・

株式投資で得られる配当利回りはどのくらいか?

平均で約1.5%

もし、800兆円の貯金の中から、5%の資金が株式市場に流入したらどうなるか?

たった5%といっても金額にして、約40兆円にもなります。

かつてない程の恐ろしい勢いで、株価は上昇するでしょう。

かつて、バブル崩壊で痛い目にあった人達は、信じられないかも知れませんが、

金融の記憶は、約20年で消え去ます。

ケインズ経済学は、貨幣経済が機能している限り、永遠に生き続ける。


「 喉もと過ぎれば熱さ忘れる 」

と言う言葉がありますが、

「 熱さ忘れないと、経済は健全に循環しない 」

これが現実。

これからの時代、貧富の差は急速に拡大します。

どんな情勢でも、右往左往しない、確固たる自分の価値観を持つ事が

一番大切な事だと思いますが。

その次に大事なのは、

未来の為に、いま何をするべきか考え、勇気を振り絞って行動する。

そのように考える今日この頃です。



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あまり触れてはいけないこと。

2014-02-10 | 思う事
東京海上が不払い最大10万件規模
 損害保険大手の東京海上日動火災保険の自動車保険で、対人事故で発生した臨時費用の保険金に不払いがあることが6日、分かった。不払い件数は最大で10万件規模に及ぶ可能性がある。平成17年に保険業界の保険金の不払いが社会問題化した際、社内調査で把握していたが、公表していなかった。
                             (産経デジタルより抜粋)

一般人が、事故を装い保険会社から保険金を騙し取ると、お縄になります。
保険会社が払うべき金を払わずに踏み倒した場合、どうなる?
だれも、お縄になりません。

これ以上は怖いので何も言えません・・・・
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都知事選挙・八百万の神も苦笑い

2014-02-09 | 思う事
東京都知事選挙

さすが東京都知事選挙 
立候補者の顔ぶれを見ると
強烈な人ばかり

私としては、田母神俊雄氏に当選していただきたいと思いますが・・・

現実問題、無理でしょう。

たぶん・・舛添要一氏となるような気がします。

東京は50年に一度の大雪らしいです。

これも、何か深い意味を感じます。

これでいいのか? 悪いのか??

八百万の神も苦笑いしている事と思います。

どちらにせよ・・・

細川護熙氏は絶対に当選してほしくありません。

もし、そうなったら大変な事になると感じます。

それにしても・・・ドクター・中松氏 いったい何を意図して立候補するのか・・・

日本の民主主義が健全に機能している象徴かもしれません。




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最高の贅沢

2014-02-08 | 出来事

名古屋は今シーズン初の積雪

こういう日は一歩も外に出ず昼間からワインを飲んで
音楽を聴く
これ、最高の贅沢
でも、これは普段の精進があってのこと
毎日こんな事をしていたら混沌とした
虚しいだけの日々となってしまうでしょう。



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 乗せてって・・ おじさん 3 

2014-02-07 | 思う事
日増しに、彼は職場の中で孤立して行った。

職場の人間は影で囁いた・・・

「 あいつは、ズルイ奴だ 」
「 あいつは、自分本位の利己主義者だ 」
「 あいつは、精神構造が未熟だ・・・ 」
「 あいつは、根性が曲がっている 」

多くの人から、こんなふうに言われる程、彼の信用は失墜してしまった。
集団の中で、一度悪いレッテルを張られてしまったら、
もう取り返しがつかない。

彼が、やる事なすこと、全て悪意に取られるようになってしまった。

彼のが仕事上の事で少しでもミスを犯すと、
そのことは誇張され、すぐに話が広がって行った。

普通の人なら、笑い話で最後は済ますことが出来るような、
些細なミスも彼がやってしまうと大げさに言われ、問題にされてしまう。

そういう状況に追い込まれた彼は、必死になった。
追い込まれた彼は、自分がやってしまった些細ミスを、何とか隠そうと
小細工するようになって行った。

でも、隠せば隠すほど、小さなミスも大きくなってしまう。
それが、発覚すると彼は必死になって言い訳した。
それが彼の信用をさらに落とすハメになっていった。

こうなると悪循環は加速度を増す。
彼がやる事全てが万事、裏目にでた。
それでも、かれは相変わらず 「 乗せてって・・・」を言い続けた。

「 あいつ人をバカにしているのか!!! 」 と憤慨する者も現れ始めた。

そんな状況のなかで・・・・私には彼の本質が分かり始めた。

私の感じる彼の本質は

1 真面目
2 誠実
3 優しさ
4 純粋
5 清廉潔白

6 意志の弱さ

この6点に集約されると感じた。
1~5までは、長所であるはずだが、彼の場合、
その長所が全て裏目に出てしまっていると感じた。

なぜ、五つの長所が裏目に出るか、
その原因は 6番目にあげた、「 意思の弱さ 」

誤解を恐れず、逆説的に言わせていただくなら・・・・、

1 不真面目
2 いい加減
3 意地悪
4 腹黒さ
5 したたか者

この5つの要素を持つ人がいたとすると、
この人の 6番目にあげられる要素は何か。

「 強さ 」 ではないだろうか・・・・

もっとも・・・ここでいう「 強さ 」 とは善悪とかを度外視した意味での‘ 強さ ‘
であって、それが良い事だという意味ではありません。

即ち、純粋で善良な人間ほど、自分で自分を追い込んでしまう。

これ、即ち 自己処罰

私は思った・・・彼は自分で自分を処罰している・・・・

彼は、無意識の内に、意識下に潜む彼の潜在意識が、自分に罰を科しているのでは・・・・

そう考えれば、いくら嫌われようとも、非難されようとも
『 乗せてって 』を絶対に止めない、奇怪な性癖に対して説明が付く。

彼に対して、話が出来るような 『 物好きな奇人・変人 』は私以外いないと感じました。


こうなったら、恥じらいも外聞も捨てやる・・・・天才バカボンになってやる・・・

最上段に構えた刀を、彼の脳天めがけて一気に振り下ろしてやろう・・・・


そう思って、ある日、私は彼に言いました。

「 今日はを車で名古屋まで送ってあげますよ 」
 
彼は、やつれた表情で、何かにすがるような悲しい眼差しで私をジッと見つめ、

「 お願いします ・・・ 」 と答えた。

あの時の彼の眼差しは今だに私の眼に染み付いています。


会社から名古屋まで、約一時間、彼と2人きりで対話できる機会が出来ました。
キツネでも出そうな、あたり一面何もない気味が悪い暗い夜道、
車を運転しながら私は彼に語りかけました。

『 私は、あなたが人一倍真面目で、純粋で、誠実で、
心優しい人間であることは十分理解しています・・・
にもかかわらず、職場の人間から悪いレッテルを貼られてしまっている・・・・・
そうなるに至った根本原因が何にあるか・・・・
あなたは分自でわかっているはずです。

でも、その原因を自分で排除する事ができない・・・・

なぜだか分かりますか?
あなたはモットもらしい理屈を言って、自分で自分を誤魔化していますが・・・

真相はは簡単です、
それは、あなたの 『意志の弱さ』 から来るものではないのですか?・・・・

人を頼りにする・・
嫌な顔をされるか嫌味を言われる・・・
そのときは、もう二度と頼むものか・・と思う。

でも、次の日になると、やっぱり歩くのは辛い・・・
自分で歩いて帰ればすむ問題なのだが、
昨日決意したにもかかわらず、もう一回、今日だけは・・・
と思い、また人に頼んでしまう・・・

こんな事をしていてはいけないと毎日後悔する・・・
それでも、また同じ事を繰り返す・・・・
それを何年ものあいだ、毎日毎日、繰り返して来た・・・違いますか? 』

彼は、無言のまま震え出した。

私は、さらにもう一枚皮をめくって差し上げようと思って言葉を続けた・・

『 あなたは、非常に純粋で真面目な性格です。
それ故、今まで他者に対して、
自分が発した失言や、過ちを、思い出し、
その事に対する後悔と罪の意識に襲われている。
それは、あなたが心優しく、純粋過ぎるがゆえの、
弱さではないんですか?
それが日常化していて、常に自責の念に駆られている・・・』

彼は、無言のまま、首を深くうな垂れた・・・

今こそ刀を振り下ろす時が来たと感じた・・・

彼と、` 彼の背後にいる何か `
に対して、満身の力を込めて、言葉と念を発した。

『 人間はの神の分身です!!! 罪の意識を捨ててください!! 

自分で自分を裁いてはいけません!!! 一寸先は光です!!! 』






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乗せてって・・おじさん 2

2014-02-06 | 思う事
この 「‘ 乗せてって ‘ おじさん 」

出身は群馬県。

大学を出たあと、ある大手企業に就職、
私の当時勤めていた会社は、その大手企業の子会社でした。

彼は、親会社から、子会社へ出向という形で私の会社に配属になり、
名古屋にアパートを借りて、妻と2人の子供との4人家族、
仕事は真面目で、性格も悪くない、
親会社の人間だからと言って別に威張っている訳でもない。

何の問題もない彼が、「 ついでに乗せてって・・ 」
を毎日毎日連発する事によって、多くの人間から影でバカにされるようになっていました。

彼が同じ会社の人間なら、彼より年長の人間が、「 見苦しいことやめなさい 」
と、単刀直入に言ってあげるとは思いますが、
彼の場合、少し立場が違うので、そういう訳には行かない。

それと彼の年がまだ若ければ、誰かが、指導と言う意味で何らかの注意をしただろうが、
彼は、当時、48歳。私は彼の3歳年下でした。

50才近くの大の男が、ある日、突然、思考をを変えることはまずありえません。

彼の、この独特な考え方が、結局、彼にとって大きなマイナスとなっていました。

仕事上で、彼が困っている事があっても、
ほとんどの人は知らぬフリをするようになって行きました。

やがて、彼はだんだん仕事上、追い詰められた状態に追い込まれてしまいました。

それでも、彼は、相変わらず毎日毎日、「 ついでに乗せてって・・・ 」
を繰り返す。

彼の眼に映る、職場の人間は、意地悪で訳の分からない人間ばかり。
唯一、の話し相手である私に対して、彼は時々、愚痴をもらした。

「 名古屋の人間は意地の悪い人ばかりだ・・・ 」

私は、不思議に思いました。
名古屋以外の土地のひとは、彼の考え方に腹を立てないのか?

彼に聞いてみました。

「 関東の人は、良い人ばかりだったのですか ? 」

彼は答えました。

「 もちろん、中には意地悪な人間もいたけど、名古屋のように周りの人間が全員嫌な奴
 なんてことは、一度も経験した事がありません 」

私は困惑しました、よその土地の人間は、彼のような人に対しても、理解をもって暖かく
接する事ができるのか?
彼の行動に腹を立てるのは、名古屋の人間だけなのか?

でも、おかしい・・・・

この会社には彼以外にも、親会社からやってきた人間が大勢いる。
九州の人、関西の人、関東人。
全国各地から転勤で赴任してくる人が数人いました。

彼の言う事が確かなら、これらの人全てが、彼と同じ事を思うはず。

にもかかわらず、この人たちは立場上のことは別として、個人的なつながりの中で
ごく自然に周囲と溶け込んでいる。

どう考えても、彼の言う事が理解できない。

彼が気の毒に思えてきた、
くだらない事で、どうして自分で自分の首を絞めるような考え方をするのか???

信望を失ってまで、「 乗せてって・・を言い続ける」という
信念でも持っているなだろうか・・・・

彼の性癖は、理屈で説明できない世界の事のように思えて来ました。

彼は、別に悪い人間ではない。
不正を行ったり、意地悪な事をしたりする事もない。
真面目で、善良な人間だ、情緒不安定な訳でもない。

そんな彼が、大きな自分の欠点に気付くことができない。

私は何度も、彼に対し何度も丁重な態度で、その事を指摘しましたが、
彼には、私の言う事がまったく理解できませんでした。

続く












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乗せてって・・おじさん 1

2014-02-05 | 思う事
私がサラリーマン時代の頃の話ですが、
当時勤めていた会社に「 乗せてって・・・おじさん 」
という男がいました。

この男、会社に電車で通勤しているのですが、
仕事が終わり、みんなが帰宅の準備を始めると、
自動車通勤している人を見つけ、誰構わず、
「 ついでに駅まで乗せてって ・・・」 と言う。

当時わたしが働いていた会社は、名古屋市の郊外にあり、
従業員のほぼ99%の人が自動車通勤したいました。
その中で、彼だけは名古屋から電車を乗り継いで、会社の最寄の駅まで
電車で通っていました。

朝の出勤は、駅から会社まで約20分かけて徒歩で出勤、
帰りは、自分の身近な部署で働く人間が帰るのを待ち伏せて、
「 ついでに乗せてって・・・ 」 といって駅まで送らせる。
これが彼の日課でした。

普通の人なら、身近な部署の人間が「 乗せてって・・・ 」頼んできたら、
「 ついでだからイイよ・・・ 」 と言って快く駅まで乗せてあげる。

でも、これが1~2回なら何も思わないが、
5回・・・10回と続くと、だんだん腹が立ってくる。

この男に「 どうして車通勤しないのか ? 」と尋ねると、

「 自動車の維持費がもったいないから自動車は売ってしまった 」

と平然と答える。

こんな事を言われたら、ほとんどの人は

「 お前!!!いい加減にしろ・・・自分勝手すぎやしないか・・・ 」

と腹の中では思う、
でも、みんな紳士的な人ばかりだから、遠まわしに、当たり障りがないように
彼に対してそれとなく「 あなた非常識ですよ・・・」というような事を言ってみる。

それでも、彼はその意味が理解出来ないとみえて、
相変わらず、手当たり次第 「 乗せてって・・・ 」 と毎日言い続けました。

休憩時間や帰宅時間は、全員が彼のそばに近づかないようになりました。
彼が近づいてくると、みんながサーッと逃げてゆく。

それでも、彼は誰かの後を追っかけるよう付いて行って

「 ついでに乗せてって・・・・ 」と言う。

この男、その事以外は、別に何の問題もない人間でした。

でも、最後は多くの人が、彼を影でバカにするようになっていました。

それでも、彼は自分の状況に気付いていない。

私は、こういうユニークな人間を見ると、ついつい近づきたくなってしまいます。

人間の例外的な異質な習性を観察する事により、
全ての人間に共通する、潜在的な特性を知る事が出来る。

そう思って、ついついこういう人と仲良くしてしまいます。

私だけは彼に近づきました。
彼が何を考えているか知りたかったからです。

彼はどんどん孤立して行きました・・・

ほぼ全員が仕事以外、彼と口を利く事がない状態のなか、
わたしは、彼と出来るだけ会話するように心がけ、
彼と仲良くするよう心がけました。

彼は、ある日、私に胸の内を打ち明けました。

彼は深刻な顔をして言いました。

「 この会社の人間は意地の悪い奴ばかりだ・・・・・ 」

私が 「 どうして? 」 と尋ねると彼は答えました。

「 駅まで送ってってと頼むと、みんな嫌な顔をする 」

私は、言ってやりました

「 止むを得ず、たまに、人を頼りにすることは仕方がないけど、
完全に人を頼りにするのは良くないと思うよ、
何度も何度も同じ事を頼まれたら、誰だって気分が悪くなると思いますが・・・ 」 

彼は不思議そうな顔で私に言い返しました、

「 わざわざ私の為に車を走らせてと言っている訳じゃなく、帰るついでに乗せてって、
と言ってるだけですよ・・・・それに腹を立てるほうが変だと思いますがねえ・・・ 」

私は問い質しました。

「 ならば、反対に、もし、あなたが何回も何回も、‘ ついでに乗せてって ‘
と人から頼まれたら、どう思うの? 最後は、腹が立ってくるんじゃないですか? 」

彼は、答えました
 
「 腹が立ったりはしないです 」

私は続けて彼に言いました

「 あなたがそういうなら、それはあなたにとっての常識の範囲内かもしれません。
でも、これが常識の範囲内だと思う人は、
あなた以外、少なくてもこの会社には一人もいません。
だから、あなたにとってこの会社の人間は意地の悪い奴ばかりなのでしょう。
あなたが考え方を変えるべきか、この会社の人間全員が考え方を変えるべきか、
どちらだと、思いますか? 」

彼は少しムキになって答えました

「 だから・・・ 私は、ついでに乗せてって・・・と言っているだけでですよ・・・ 」

もうこれ以上、話しても無駄だと思い、この話は打ち切りました・・・


彼が何故、こういう発想をするようになったか?

要因として考えられる事。

1・ 親や学校の教育
2・ 本人を取り巻く環境
3・ 本人の先天的な脳の構造

私が思うに、彼の思考形態の最大要素は、

3・ 本人の先天的な脳の構造

だと思います。

ならば・・・その「 先天的な脳の構造 」 を決定するものはなにか?

これが、宗教で言う、 「 因縁 」

それ故、彼の独特な考え方は、本人の意思であって、本人の意思ではない。

だから、彼をいくら責めても、いくら諭しても、ほとんど意味はないように思えて来ました。

続く・・・





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リンゴが落ちた・・・・・

2014-02-02 | 思う事


平成3年、青森県を台風19号が襲いました。

収穫期間近だったリンゴは強風で落ちてしまい、ほぼ、壊滅の状態となってしまいました。

9割のリンゴは、落ちました。

1割のリンゴは落ちませんでした。

生産者は嘆き悲しみました。

「 リンゴが落ちた・・・ 」

でも・・・・

わずか1割の落ちなかったリンゴを見てこう言った人がいました。

「 落ちなかった!!! 」

この人 このリンゴを「 落ちないリンゴ 」 と名づけて

一個、千円で売りました。

受験生が喜んで買い求めた。

普通なら、一個百円のリンゴを、10倍の値段で売ったのだから、

例年通りの売り上げを確保できたそうです。


・・・・・・・・以上、大熊氏のブログから引用・・・・・・・・

「 落ちた!!! 」 と嘆くか、

「 落ちなかった!!! 」 と感謝するか。


これが神が人間に与えた、

運命選択の自由

であると思います。
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