函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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東京五輪は赤信号

2020年10月26日 05時39分49秒 | スポーツ
産業能率大スポーツマネジメント研究所が・・・。
7月末に実施した「コロナ禍のスポーツ観戦意識調査」の結果を10月21日までに発表。
東京五輪・パラリンピックは、84.8%が現実問題として来年の開催も難しいと思うと回答した。

コロナ禍が収まり、来年無事に開催されて欲しいの設問は74.7%が同意。
プロスポーツの実施や観客の有無の設問では、自粛で行われない日々はつまらなかったが74.0%。
完全に終息するまでは会場での観戦は控えたいは66.6%。
有観客試合開始のタイミングは早過ぎたは45.9%。

やはり多くの国民は、東京五輪・パラリンピックの開催を悲観的に見ているねぇ。
ところで東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の顧問を務める茶道裏千家の千玄室前家元(97歳)が・・・。
京都新聞社の取材に応じて語った。

同氏は、来年までに世界各国で収束しないと準備ができないと話し、現状での五輪開催に危機感を示している。
また、選手や会場施設の準備が、一定期間必要であることを指摘。
更に、延期で施設の維持管理や人件費等の負担が増える一方・・・。
各国が新型コロナ対策に膨大な予算を投じている現状を語る。

リーマンショック以上の経済危機の時に、五輪をやるのかという批判が出てくると思う。
反対の声が大きくなれば、大会の中止を検討せざるを得ない・・・。
振り返れば延期が発表された3月24日、晋三と・・・。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、中止はないと確認。

一方で、組織委員会の森喜朗会長は、再延期は「絶対ない」と頑張る展開。
でもねぇ、バッハ会長は今月、英BBC放送のインタビューで・・・。
来年開催されなかった場合、中止となる見通しを示しているようだねぇ。

最後に千氏は、こう語るがその言葉は重い。
前回の東京大会を含め、かつてはアマチュアだけが出場できる大会だった。
今は商業ベースになっており、こんなスポーツの祭典で本当にいいのか。

五輪を見直し、原点に戻らないといけない。
もっと素朴に、本当に選手が自分の修練してきたことを発揮させるような場でないといけない。
選手は国のためだけでなく、自分のために記録を出したい、それだけ。

人の心を、スポーツ界は考えないといけない。
一つの五輪哲学を、ここで日本が立てるべきで、延期はちょうどいいチャンス。
みなさん考えて欲しい・・・。

折しも欧州では、1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が20万人を超えた!
一度立ち止まって、勇気ある撤退も大切じゃないのかなぁ?・・・。
水面下では中止が決定し、あとは発表のタイミングを推し量っているだけのようでもある。

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